日本一ソフトウェアは、PS4/PS Vita「Nidhogg –ニーズヘッグ-」、PS4「Emily Wants to Play」、PS4/PS3/PS Vita「Back to Bed」の配信を、本日2月9日よりPlayStation Storeにて開始した。
海外のインディーゲームを国内向けに発売するプロジェクト「日本一 Indie Spirits」より、本日配信が開始された「Nidhogg –ニーズヘッグ-」「Emily Wants to Play」「Back to Bed」の3タイトル。いずれもクリエイターの独創性や拘りが光る作品となっている。ここでは3作品の特徴を紹介する。
Nidhogg -ニーズヘッグ-
大蛇に喰らわれる”贄”を決める対戦格闘ゲーム
北欧神話に登場する大蛇(Nidhogg)に喰らわれる、”贄”を決める対戦格闘ゲーム。敗者が喰らわれるのではなく、勝者が偉大なる”贄”として大蛇に捧げられる。プレイヤーは1対1のフェンシングを制し、ステージ最奥にいるNidhoggへと辿り着くことが勝利条件となる。
格闘キャラは基本的に一撃で死亡し、即復活してステージへと復帰する。一度フェンシングに勝利したプレイヤーは次のステージへと進む権利を与えられ、敗北したプレイヤーは相手の進行を阻み、再び勝負して権利を奪い返えさなければならない。
操作はシンプルだが、突き、ジャンプ、蹴り、ローリングといった多彩なアクションが存在。バトルは一撃で生死が決まるため、プレイヤーのテクニックと瞬間の判断が勝利の鍵を握る。対戦相手との駆け引きが熱く、プレイヤー同士の対戦が本作の真骨頂となる。
※オンライン対戦を遊ぶには、PS Plusをご利用いただく必要があります。
※オンライン対戦は、PlayStation4 ・PlayStationVita同士でも遊ぶことができます。
Emily Wants to Play
心臓が飛び出るような恐怖と、極度の”緊張感”を味わうサバイバルホラー
プレイヤーはとあるピザ屋の配達員。雨の降る夜、ピザを届けに訪れた一軒家で、突如鳴り響いた雷の音とともに、家の中に閉じ込められてしまう。散らかった家具、あちこちに転がる不気味な人形、どこからか聞こえてくる笑い声。深夜零時を告げる鐘の音が鳴った時、その家に住む人ならざる住人たちとの恐怖の”遊び”が開始される。
”遊び”にはルールがあり、そのルールを解き明さなければ生きてその家を出ることはできない。住人たちが現れるのはいつも突然で、いつ襲って来るかわからないという死と隣り合わせの状況が、プレイヤーに極度の緊張感を与えてくる。
この家は一体何なのか?生きた住人たちはどこへ行ったのか?探索を進め、家の中に置かれた幾つものメモやレコーダーを手にすることで、この家に起きた”出来事”が少しずつ明らかになっていく。
Back to Bed
夢遊病のボブを”ベッド”に導く奇妙で風変わりな3Dパズルゲーム
夢遊病の主人公”ボブ”が夢見る、奇妙な夢の世界が舞台のパズルゲーム。プレイヤーは人面犬”サボブ”となって、夢の世界を彷徨うボブを”ベッド”まで導いてあげることが目的となる。夢の世界は非現実な物体で溢れており、壁を床のようによじ登れる階段や、視覚の錯覚で繋がっている通路などが存在。プレイヤーはこの歪な世界を把握しながら、上手くボブをベッドまで導いていく。
ボブは体が向いている方向へ直進し、障害物にぶつかると時計回りに90度方向転換。ステージ中には主な配置物となる”リンゴ”をはじめ、通り抜けると別の場所に出る鏡、強風を吐き出す唇、ボブに襲いかかる狂犬など、さまざまなオブジェクト・ギミックが存在し、プレイヤーの知恵と工夫が試される。
ステージは難易度やクリア条件の異なるものが全60種。謎解きの面白さはもちろんのこと、幻想的で美しいステージを歩き回るだけでも楽しめる。