パックンフラワーって本当は恐いんだ―「VR ZONE SHINJUKU」の記者発表会をレポート!VRアトラクションの体験レポートも掲載

パックンフラワーって本当は恐いんだ―「VR ZONE SHINJUKU」の記者発表会をレポート!VRアトラクションの体験レポートも掲載

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バンダイナムコエンターテインメントが2017年夏から期間限定でオープンする、エンターテイメント施設「VR ZONE SHINJUKU」。本施設の全容を説明する記者発表会がバンダイナムコエンターテインメント本社にて行われた。

「VR ZONE SHINJUKU」は、“体験したくてもできない喜びや驚きを、想像をはるかに超えて実現する”超現実エンターテインメント施設だ。

五感に訴えかける実在感の創出や、酔いの解消を実現する技術力、IPの魅力をより引き出すコンテンツ開発力を活かし、単なるVRゲームにとどまらない最先端VRアクティビティを体験できるという。

ここでは、そんな「VR ZONE SHINJUKU」の概要が明らかとなった記者発表会の内容と、先行体験会で体験できた「マリオカートアーケードグランプリ VR」、「極限度胸試し ハネチャリ」のインプレッションをお届けする。

新宿の地で世界最先端のエンターテインメントを体験!
浅沼誠氏
浅沼誠氏

まずは、常務取締役の浅沼誠氏より開幕の挨拶が行われた。

「VR ZONE SHINJUKU」は、以前、お台場で実施された「VR ZONE Project i Can」で培われた”VRコンテンツ開発力”、”体感インターフェイス”、”VRオペレーション”という3つの技術に、バンダイナムコエンターテインメントが持つ”人気IP”を掛け合わせることで、ココでしか味わえない夢のようなゲーム体験が楽しめる施設になるという。

堀内美康氏
堀内美康氏

続いて、事業部長の堀内美康氏より「VR ZONE SHINJUKU」について今後の事業展開が語られた。

まずVRを取り扱う施設は、新宿にオープンされる「VR ZONE SHINJUKU」だけではないことが明かされた。

「VR ZONE SHINJUKU」をフラグシップ店舗とし、日本、そして世界各国にポータル店舗を設置。「VR ZONE」をグローバルに展開していくことが目標になるという。

また、最初のポータル店舗としてロンドン、続いて神戸がオープン予定だ。

ここでは運営目標も併せて発表された。「VR ZONE SHINJUKU」は2017年7月から2019年3月末までの期間限定で営業する予定だという。この21ヶ月の間に動員人数100万人を目標とするとのことだ。しかし、あくまで目標として掲げた数字なので、そこに捕らわれすぎず200万人、300万人と多くの人に「VR ZONE SHINJUKU」を楽しんで貰えるよう鋭意努力していきたいと、今後の抱負を語った。

(左)小山順一朗氏、(右)田宮幸春氏
(左)小山順一朗氏、(右)田宮幸春氏

そして、いよいよ「VR ZONE SHINJUKU」にて提供されるコンテンツの内容が、エグゼクティブプロデューサーの小山順一朗氏、マネージャーの田宮幸春氏より紹介された。

「ドラゴンボールVR 秘伝かめはめ波」

最新のVR技術・装置を用いることで、ドラゴンボールの世界で実際に“かめはめ波”を放つ体験ができるアトラクション。かめはめ波を溜めると地面が揺れ空気が振動するのを、直に感じることができるそうだ。また、周囲のオブジェクトに干渉することもできるので、自分が放ったかめはめ波が地面をえぐる様子なども注目ポイントだという。別売りの“VR仙豆”を購入することで、実際に仙豆を食べる体験もできる。本アトラクションは最大4人同時プレイが可能とのこと。

「マリオカート アーケードグランプリVR」

全国のアミューズメント施設にて稼働中の「マリオカート アーケードグランプリ」を、VRで体験することができるアトラクション。「マリオカート」シリーズといえば複数人でワイワイ楽しめるのがウリだが、実際にカートに乗って各種アイテムが飛び交うコースを走るのは想像以上にスリリングだという。こちらも複数人でのプレイに対応している。

「釣りVR GIJIESTA」

気持ちのいい大自然の中でルアーフィッシングを体験しよう。本アトラクションではVR専用の釣りコンを使って、リアルなヒキの感触を体験できる。このアトラクションではリアルさを追求しており、釣り上げた魚をタモに入れるところまで体験できるという。ちなみに小山氏は、このアトラクションの研究のために実際の釣りを始めたらドハマリしてしまったそうだ。

「極限度胸試し ハネチャリ」

足こぎグライダー「ハネチャリ」に乗り込み、雄大な大自然の中を自由に飛行できるアトラクション。専用マシンにより、リアルな風を感じながらの飛行体験は、スリルと爽快感が抜群だという。多人数同時プレイに対応しているので、先頭を飛んでいる別のプレイヤーが強風に煽られて崖に落ちる様子なども確認できるそうだ。

「恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル」

恐竜が生息すると言われる禁断のジャングルから帰還するのが目的となるアトラクション。こちらは最大8人での同時プレイが可能だそうだ。どこからともなく忍び寄る影、次々と聞こえる仲間たちの悲鳴……などなど、B級映画感が満載なサバイバル体験を楽しむことができそうだ。

「エヴァンゲリオンVR The 魂の座」

すでに発表済みの“VRエヴァンゲリオン”も「VR ZONE SHINJUKU」に登場する。専用体感マシンに乗り込み、巨人“エヴァ”を操る規格外のスケール感を体験できる。

他にも人気のVRアトラクションが多数登場

「VR ZONE Project i Can in お台場ダイバーシティ」で好評を博した「高所恐怖SHOW」などのアトラクションも引き続き登場する予定だ。

実際に自分の足で歩こう「フィールドVRアクティビティ」

以上が「VR ZONE SHINJUKU」に設置されるVRアトラクションとなる。しかし、ここで新たに「フィールドVRアクティビティ」と呼ばれるアトラクションも登場することが発表された。今までのVRアトラクションは専用の筐体などに乗り込んで、バーチャルリアリティを体験するものが多かったが、こちらは広い空間を実際に自分の足で歩いて仮想現実を感じることができるそうだ。

「近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊 ARISE Stealth Hounds」

この「フィールドVRアクティビティ」を採用するアトラクションも発表。それが、「攻殻機動隊」の世界を再現した、「近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊 ARISE Stealth Hounds」だ。

このアトラクションでは「攻殻機動隊」に登場する、光学迷彩や義体、電脳化などを駆使して、ステルス要素の強い対人シューティングゲームを楽しむことができる。チームバトルは最大4vs4まで可能だ。

※本アトラクションは8月稼働予定。

VRゴーグルを使用しないアトラクションも

「VR ZONE SHINJUKU」では、VRゴーグルを着用しなくても遊べるアトラクションも設置されるようだ。

「巨大風船爆発ルーム PANIC CUBE」

「巨大風船爆発ルーム PANIC CUBE」は、狭い牢屋に閉じ込められ、部屋いっぱいに膨らむ巨大風船にぎゅうぎゅうに押しつぶされながら、仲間と協力してミッションクリアを目指すアトラクションだ。

バーチャルリアリティアクティビティ

足がすくむほどの高さからの垂直落下や、今にも崩れ落ちそうな崖をプロジェクションマッピングを用いることでリアルに体験することができるアトラクション。ここではエアーが噴出したり罠が設置されていたりとスリリングな体験が可能だ。

また、「VR ZONE SHINJUKU」の施設外観/内観も公開された。プロジェクションマッピングが施設のいたるところで使用されており、触ることでギミックを体験することができる。また施設は2階建てになるようだ。

施設には飲食スペースも設置させる。“グラマラス”と“キャンピング”を組み合わせた造語“グランピング”をテーマに、大自然を感じながら休憩することができる。

最後に、チケットシステムや予約システムが紹介された。チケットの購入は「day4 チケットセット」がオススメだという。このセットは、4つのアトラクションチケットに入場チケットが付くものになる。もちろんこのセットに追加でチケットを購入したり、入場チケットだけバラで買うことも可能だ。

本施設への入場は完全予約制になるという。ただし一度入場してしまえば、施設に滞在する時間に制限はないそうだ。予約は6月16日12時より開始するので、新しいゲーム体験をいち早く感じたい人は予約してみてはどうだろうか。

公式サイト
https://vrzone-pic.com/

記者発表会でも発表されたアトラクションを実際に体験!

記者発表会終了後、メディア向けのアトラクション先行体験会が実施された。今回体験できたのは「マリオカート アーケードグランプリVR」と「極限度胸試し ハネチャリ」の2つ。ここからは筆者が実際にこの2種類のアトラクションを遊んだインプレッションを紹介していこう。

「マリオカート アーケードグランプリVR」

「マリオカート アーケードグランプリVR」は、アミューズメント施設向けに展開されている「マリオカート アーケードグランプリ」のノウハウを活かしたVRアトラクションだ。

大きな特徴は「マリオカート」シリーズでもお馴染みの各種アイテム。従来のアイテムボックスに接触してアイテムを獲得する方式ではなく、道中に登場するバルーンに吊るされたアイテムに、実際に手を伸ばして獲得することになるという。

ゲームプレイは専用の筐体に乗り込み、ヘッドマウントディスプレイとヘッドホン、そしてセンサーを手に装着する。映像が映し出されると、辺り一帯はマリオカートの世界に早変わり。自分の手がマリオのグローブになるのは、なかなかに愉快だ。

ゲームをプレイして驚いたのは、“パックンフラワー”や“ドッスン”といったお馴染みの敵キャラクターたちがとにかく怖いのだ。幼い頃から見続けてきたマスコットキャラクターが、いざ自分の目の前に現れるとここまで印象が変わるのかということを、ヒシヒシと感じることができた。

また、特徴の一つであるアイテムも非常に面白い。VRで体験する「マリオカート」の体感速度は意外と速く感じられ、アイテムを取得するのも一苦労だ。上手くアイテムをゲットできても、片手でハンドルを操作しながら、相手に“カメのこうら”をぶつけるのは難しく、ワーワー言いながら遊ぶのが本当に楽しい印象だった。

今回のプレイでは、ボイスチャットは未実装だったが、実稼働の際はボイスチャットも使用可能になるという。複数人で同時にプレイすることができるので、友達や家族と連れ添ってみんなで遊ぶにはうってつけのアトラクションだ。

「極限度胸試し ハネチャリ」

「極限度胸試し ハネチャリ」は、1996年に当時のナムコが制作した体感アーケードゲーム「プロップサイクル」から着想を得たという。

最初は快適な空の旅をVRで再現するというコンセプトで開発を行っていたが、徐々に“本当に空を飛ぶ恐怖”がフューチャーされていき「極限度胸試し」の冠がつけられたのだとか。

操作方法は非常にシンプル。ペダルを漕ぐと高度が上昇し漕がないと下降する。ハンドルを前に傾ければ前進、後ろに傾けることで減速だ。また、ペダルを漕がない状態でハンドルを前に傾ければ滑空することもできた。

アトラクションがスタートするとプレイヤーは高い崖の上へ、強制的に移動させられる。前に進むとあるのは一本の頼りない橋、眼下に広がるのは嫌になるくらいの絶景だ。ここから自分の足でペダルを漕いで大空へダイブするのは、相応の心の準備が必要であった。

なけなしの勇気を振り絞り、エイヤーの精神で空を飛んで感じたのは圧倒的なリアル感だ。VR映像の没入感や専用マシンの揺れ、またマシンから吹き出る風が恐怖心を煽る。急に柱が崩れ落ちて、こちらに迫ってきたときは軽くパニックにおちいったものだ。

しかし、人間不思議なものである程度経つと結構慣れるものである。先程まで恐怖の対象だった風も、いずれは心地良ものへ変化していくだろう。辺りを見渡す余裕が出てくるとオブジェクトに衝突して落下する他のプレイヤーなども確認できて、非常にユニークな体験をすることができた。また終わってみると夢中でペダルを漕いでいるせいか、程よい疲労感に包まれる。エクササイズの一環として遊ぶのも良いのではないだろうか。

さあ、取り乱せ。

VR元年と呼ばれた2016年からある程度経ち、「VR体験したことあるよ」という人も多くなってきたのではないだろうか。だが、「VR ZONE SHINJUKU」では、ただの映像表現に留まらない、大掛かりな筐体を使った“体験”ができるのが魅力だ。思わず身体が反応し、叫び声や歓声を上げてしまう。そんな非日常をぜひ一度味わってみて欲しい。

施設概要

施設名:VR ZONE SHINJUKU
施設面積:1,100坪(約3,500平方メートル)
住所:東京都新宿区歌舞伎町 1-29-1
料金:入場料800円、こども(6~12歳)500円、5歳以下無料
1Day4チケットセット:4,400円(入場料と4種類のVRアクティビティチケットがついたセットチケット
ご利用方法:予約制 6月16日(金)12時(正午)より予約スタート
営業開始日:2017年7月14日(金)
営業時間:10:00~22:00※最終入場時間21:00
営業日:年中無休

※VRアクティビティの対象年齢は13歳以上です。

(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
(C)カラー
(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
(C)Nintendo Licensed by Nintendo
(C)創通・サンライズ
(C)サンライズ
(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 ARISE」製作委員会

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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