バンダイナムコエンターテインメントは、2017年10月19日に発売を予定しているPS4用ソフト「巨影都市」について、作中に登場する新たな巨影の正体や、ゲームシステムに関する情報を公開した。
空中の大決戦 モスラvsバトラ
車に乗り込み危機を脱した主人公たちが巨大な橋に差し掛かった時、そこではモスラとバトラ、2体の怪獣が空中戦を繰り広げていた。その余波に揺れる橋、立ち往生した車で交通がマヒした状況に、脱出の機はあるのか。
戦いの宿命を背負った2体の怪獣の闘い。モスラとバトラが空中で激しくぶつかり合い、その影響は大きな脅威に変わる。バトラの「プリズム光線」が降りそそぎ、橋上に混乱が巻き起こる。
巨大な橋梁の上空で巻き起こる空中戦。モスラを追うバトラの激しい攻撃の余波が主人公たちを追い詰めていく。
新たな光の巨人
都市に現れた炎魔戦士キリエロイドIIが主人公たちの乗った電車の車両を掴みあげた。その時、絶体絶命の状況に駆けつけてくれたウルトラマンティガが車両を奪い返す。こうして、ティガVSキリエロイドIIの闘いの火蓋が切って落とされた。
対峙する二人の巨人。都市を舞台に激しい格闘戦が繰り広げられる。ウルトラマンティガは街を傷つけないよう軽快な動きでキリエロイドIIを翻弄するが……。
キリエロイドIIが姿を変え、キリエロイドII スカイタイプ対応として、ティガに空中戦を仕掛けてきた。ティガもタイプチェンジによりスカイタイプに姿を変え、地上での戦いは、激しい空中戦へと展開。2人の巨人が空を舞う時、地上には強風が吹き荒れる。
人類を襲う巨大な怪鳥
ギャオスの集団が都市に降り立ち、次々に人々を襲撃していく。パニックと化した都市の中を駆け抜ける主人公の前に襲い掛かるギャオスの群。1匹の追撃をかわしても、また別のギャオスが現れる。主人公たちは、ギャオスによる包囲網を突破して、逃げ切ることができるのか。
都市を切り裂く謎の生命体
都市に襲来する第5の使徒。再び出撃するエヴァンゲリオン初号機。エヴァと使徒の激闘の中、使徒の触手がビルを一閃。主人公がいるビルの上階は口を空けたかのように一瞬で無くなる。一刻も早く、この街を脱出しなければ……。
ゲームシステム紹介
「巨影都市」は、巨大怪獣や巨人による脅威があふれる街を生き抜くSFサバイバル・アクションアドベンチャー。
今日学校の帰り、職場からの帰り道で、突然街を破壊する巨大な怪獣に遭遇したら…巨大な宇宙人同士の戦いに出くわしたら、あなたはどうするだろう? 何を思い、どんな行動をとるだろう?
これは、そんなある日の、ある若者に降りかかった物語。
巨大怪獣や巨人による脅威が都市を襲う。巨大な脅威の足元で、人々の日常は、非日常となっていく。主人公は、脅威に覆われ変わりゆく街の中で、翻弄される人々と共に、この都市からの脱出を目指す。
物語の進行
本作の目的は巨大な影《巨影》による脅威から逃げ延びること。物語はヒロイン「香野ユキ」待ち合わせの約束をした公園に向かうところから始まる。
ステージごとに登場作品からさまざまな巨影が登場し、脅威を振りまく中、主人公は各ステージごとに目的を達成するため行動する。
ステージをクリアすることで次のステージに進行していくステージクリア型となっており、次第に物語が展開していく。主人公の行く先々で新たな巨影が待ち受ける絶体絶命の状況。その中を生き延びるために行動するのだ。
主人公の基本的な行動
ゲーム中、主人公は様々なアクションを使用し、巨大な影の脅威から生き延びていく。「歩く」「走る」「よつんばい」といったアクションの他に、「スタミナ」を消費して「ダッシュ」「緊急回避」「タックル」を行うことができる。
スタミナがなくなると主人公は疲れ果て、しばらくダッシュや緊急回避ができなくなり、ダメージを受ける危険が増大する。
光線に被弾して横転してくるバスや尻餅をつき倒れてくる巨影を「緊急回避」でかわすことができる。
「タックル」でひしゃげたドアを突き破ることができる。
共に行動するヒロイン「香野ユキ」にも危険が迫る。主人公は彼女と手をつないで移動することもできる。二人で巨影の脅威から生き延びていくのだ。
選択肢によって変わる主人公のリアクションと人物の関係性
主人公は街の人々に対して様々な選択肢を選ぶことができる。例えば、息子の養育費のため、小さな屋台で細々と花を売る女性の場合。彼女は逃げ惑う人々により、花屋の屋台が無残にも破壊されてしまった。一部始終を目撃していた主人公が彼女に対してとる行動を選択できる。
花屋のおばさんが可哀そうだと思えばなぐさめたり、所持金全てで花を一輪買うこともできる。逆に見下して立ち去ることもできる。
衣装を着替えることで変化するステータス
主人公は行く先々で、さまざまな衣装を手に入れることができる。衣装は「帽子」や「手ぶくろ」といったカテゴリに分かれていることもあり、装備することで主人公のステータスが向上する。
ゲーム中の物語も、そのとき装備している衣装で進行していく。手に入る衣装の組み合わせによって、さまざまな姿になりきることもできる。
ステージクリア結果画面
ステージクリアするとリザルト画面に移行する。リザルト画面は「ニュースサイト」の体裁になっており、主人公の行動を反映したニュース記事として掲載されることがある。
例えば、交番の奥にあるタンスから女性警察官の服を持ち出してステージをクリアすると、「交番、空き巣に入られる!」という記事が登場する。
各ステージにはさまざまな記事が登場する。中には登場させるのが難しいレアな記事もあり、それらを見つけるのもプレイする楽しみの一つである。また、リザルト画面ではステージに落ちている「巨影コイン」の収集状況や移動距離などの情報を確認できるほか、集めた巨影コインを使って衣装などを交換することができる。
主人公を取り巻く人物たち
藤原 徹 CV:志賀麻登佳
柴田達との間に割って入る謎の男
柴田・武藤が恐れをなす謎の男。強面で体格に優れ、威風堂々としていて身体能力も高く、これまで様々な修羅場をくぐってきた経験を持つ。柴田と武藤の二人を前にしてもまったく臆することがない。藤原は柴田と武藤とは顔見知りのようだが、彼の素性や目的は謎に包まれている。
「お前、誰に口利いてるのか分かってるのか?」
深沢 ひとみ CV:慶長佑香
海洋生物の研究者
主人公が観測船「しばざくら」で出会う海洋生物研究チームのリーダー。海外で海洋生物の研究を行い、20代の若さで大学教授になった才媛。帰国して勤めた大学ではその若さから周囲に軽く扱われることに不満をもっており、実力で見返してやろうと躍起になって仕事に打ち込んでいる。観測船のソナーに巨大な生物らしき影が映り、その正体を確認したいと焦っている。
「船長、もう少し近づけませんか?
30海里は遠すぎます。
15、いや20海里でいいんです!」
片桐 光雄 CV:郷田ほづみ
観測船「しばざくら」の船長
主人公が訪れることになる観測船「しばざくら」の船長。実直で船乗りとして経験豊か。本来なら半年前に定年を迎え、退職しているはずだったが、その人柄と経験を見込まれ、「しばざくら」の船長を務めている。この航海の後、引退する予定。観測船「しばざくら」は海洋生物の調査のために運航していた。
「もし、陸で起こっている異変に
関係しているものだとしたら、
これ以上近づくのは危険です。」
小田 哲哉 CV:堂坂晃三
観測船「しばざくら」の若き副船長。やさしく気配りができ、気さくでまじめ。観測船内の巡回や、施設管理の責任者。老練な片桐船長を尊敬している。海洋生物の研究者として船に乗っている深沢博士に恋をしている。
「そうですか…
何か事故にあって、
混乱しているのかもしれませんね…」