「Re:ゼロから始める異世界生活」とのコラボも決定！最新情報が多数発表された「＃コンパスフェス 1st ANNIVERSARY」レポート

2017年12月17日、NHN PlayArtは、「#コンパス【戦闘摂理解析システム】」のオフラインイベント「#コンパスフェス 1st ANNIVERSARY」を東京・泉ガーデンギャラリーにて開催した。

激戦を制し、最強の「コンパス神」の称号を手にしたのは……！？
最新情報のコーナーでは、7つのお知らせが公開され客席は騒然！

「#コンパス【戦闘摂理解析システム】」は、NHN PlayArtからiOS/Android向けに配信中のスマートフォンアプリ。1チーム3人のプレイヤーがチームを組み、ステージに配置された拠点を奪い合うリアルタイム対戦ゲームで、ニコニコ動画で活躍するクリエイター達が多数参加しているのも特徴のタイトルだ。


会場内では、開発を担当するNHN PlayArtの林智之プロデューサーの姿も

そんな「#コンパス」の1周年を記念する形で開催された今回のイベントには、多くのファンが来場。会場内には撮影用スポットから来場者同士で交流や一緒にゲームプレイを行うフリースペース、オリジナルグッズが多数販売される物販にリアルガチャなどさまざまなコーナーがあり、まさに「#コンパス」尽くしの夢のような空間となっていた。

ここでは、主にそのメインステージ内にて行われていたいくつかのステージの模様をお届けしていく。




コスプレステージでは、13人のヒーローたちに扮したコスプレイヤー達が登壇。来場者が自由に撮影可能なフォトセッションの時間も設けられ、コスプレイヤー同士が互いの武器を交換しあうという貴重な瞬間も。

激戦を制し、最強の「コンパス神」の称号を手にしたのは……！？

「#コンパスグラドスラム」は、最強のプレイヤーである初代「コンパス神」を決めるべく行われたトーナメント戦。出場したのは、「emoticon's」「tea break」「荒野の盗賊達」「銀アイコン」という、2017年に行われたさまざまな大会で優勝・準優勝を飾った実績をもつ4チームだ。


実況をトンピ？氏、解説を太陽王ムハハーン氏が務めた

「URカード無制限」「カードレベルは50固定」「チーム内で同ロール使用禁止」「使用禁止ヒーローはなし」「2試合目は負けたチームがステージを選択」といったレギュレーションの元、3戦中2戦を先取したチームが勝利。優勝したチームには初代「コンパス神」の座と、ポータルキーをモチーフとしたトロフィーがチーム全員にプレゼントされる。

まず1試合目となった「emoticon's」と「tea break」の対戦は、「emoticon's」の速攻が決まり、序盤を優位に運ぶことに成功。しかしそこから「tea break」がことごとく鮮やかな逆転を決めるという、1・2ラウンドともにまったく同じ流れで「tea break」チームが勝利を収めることに。攻撃性能は抜群だが、同時に非常に打たれ弱いクセの強いキャラであるコクリコットを使いこなす、てやぁーる選手の巧みな立ち回りには、会場の各所でも賞賛の声が上がっていた。

2試合目の「荒野の盗賊達」「銀アイコン」は、1勝1敗という一進一退の攻防が続く熱戦に。1ラウンドを落とした「銀アイコン」チームだったが、2ラウンド以降の編成と戦術が見事にハマり、立て続けに勝利を収める。

実は「銀アイコン」の1戦目は、だいとも選手のジャンヌを想定した編成だったらしく、だいとも選手がジャンヌを使用しなかったためで対策は大外れ。そこから開き直った構成にしたことが功を奏し、勝因につながったのだという。

そして決勝戦は、「tea break」VS「銀アイコン」という、奇しくもファミ通コンパス祭の決勝とまったく同じチーム同士がぶつかり合う因縁の対決に。第1ラウンドでは「tea break」が「コクリコ・まとい・アダム」の構成で快勝を収めると、対する「銀アイコン」は第2試合から続けていた「ミク・マリア・ディズィー」から、「忠臣・ジャンヌ・ヴォイドール」へと編成をガラリと変更して対策を試みる。

しかし、先のラウンドを勝利した「tea break」も、編成が対策で変更されていることを読んで、「忠臣・ルチアーノ・ミク」へとメンバーをすべてチェンジ。この作戦も見事にハマり、序盤のリードを守りきる危なげない試合運びを展開し、トーナメント無敗という圧倒的な戦績で、見事「tea break」が初代「コンパス神」の座を射止めていた。



試合終了後には、「また決勝で『tea break』に負けました…」と二度目の敗北に悔しさを覗かせる「銀アイコン」の面々だったが、早くも次回以降の大会に向けたリベンジに燃えている様子だった。

最新情報のコーナーでは、7つのお知らせが公開され客席は騒然！

本イベントの目玉とも言える、コンパスに関する最新情報を伝える「コンパスニュース」のコーナーでは、開発を担当する林智之プロデューサーが登壇。ユーザーへのお知らせとして、7つの新情報を公開した。

アーケードゲーム「シンクロニカ」とのコラボ第2弾が決定！

まずバンダイナムコエンターテインメントが提供するアーケード向けリズムゲーム「シンクロニカ」とのコラボレーションの第2弾が決定。新たな楽曲をプレイできるだけでなく、ヒーローたちをモチーフとした「#コンパスマーカーA」も入手できる。

短編アニメーション化が決定！

オリジナルの10人のヒーローたちのストーリーを描いた短編アニメーション化が決定。それぞれのヒーローごとに異なるクリエイターやスタジオに発注するという形式で制作が行われており、一人一人まったく別のテイストの短編となる予定だという。まだまだ制作がスタートしたばかりで、正式な公開時期については未定となっていたものの、「春頃」あたりを目標としているとのことだ。

「サンリオ」プロデュースのグッズが発売！

「ハローキティ」などで世界的人気を誇る、サンリオとのコラボレーションが決定。サンリオデザインのかわいらしい姿となったオリジナルの10ヒーローたちがグッズとなって登場する。2018年の春頃発売予定。

「ファミ通コンパス杯 2nd」の開催が決定！

本イベントで行われた「#コンパスグランドスラム」への出場チームも輩出した、「ファミ通コンパス杯」の第2回大会の開催も決定。エントリーがシーズン開始と同時に可能となるのに加え、出場条件の対象となるのが「リーダーの順位」へと変更。その中の上位8チームと、1000位以内の中から抽選で選ばれた24チームが予選への出場枠を手にするという形で、出場条件の緩和が行われるという。

なお予選出場者には特別なシーズン参加アイコンが参加賞としてプレゼントされる他、シーズン大会優勝者にはファミ通コンパス杯のオリジナル優勝アイコンをゲットできる。さらに決勝大会優勝者には、自分だけのアイコンをオーダーメイドできる権利に加え、特別な副賞も現在検討しているとのことだ。

新ヒーロー「13（サーティーン）」の実装＆ピックアップガチャがスタート！

ヒーローデザインコンテスト最優秀賞を受賞し、実装を待たれていたヒーロー「13（サーティーン）」（CV：小野大輔）のPV映像と、鬱Pによる楽曲「天使だと思っていたのに」が公開され、12月18日メンテナンス後より実装されることが明らかに。同月18～24日にかけて、同ヒーローの排出率が上がるピックアップガチャもスタートする。

新ヒーロー「駆け出し勇者」をログインボーナスで全員にプレゼント！

通信中の待ち時間などにプレイ可能となっていたミニゲーム「かけだし勇者と2段ジャンプ」の「駆け出し勇者」が、ついにゲーム内のヒーローとして登場。「駆け出し勇者」は、初の「ジャンプ」アクションが可能なキャラクターで、会場で公開されたPVでは、ジャンプでステージを一気に飛び越えるシーンも見られた。ただし、ダッシュの後にはかならずジャンプする特徴があり、かなりクセの強いキャラクターとして調整されているという。

なお「駆け出し勇者」は12月19日から27日までの期間の内、5日間ログインしたプレイヤー全員に無料で配布されることも発表。客席から今日一番の大きな歓声が上がっていた。

「Re:ゼロからはじめる異世界生活」とのコラボレーションが決定！

最後に発表されたのが、長月達平氏によるライトノベルを原作としたTVアニメ「Re:ゼロからはじめる異世界生活」とのコラボレーション。ヒロインである「エミリア」と「レム」の二人がヒーローとして登場し、スバルやラム、ラインハルトといった人気キャラクターたちをモチーフとした衣装も、オリジナルヒーローのコスチュームとして登場する。コラボイベントは12月28日からスタートし、期間内にEランクに到達したプレイヤー全員に「エミリア」が配布されるという。


発表された新ヒーローの内「駆け出し勇者」と「エミリア」が配布という、太っ腹なサプライズに会場も大盛り上がり。「林Pありがとう！」と感謝する声が幾度となくあがっていたほどだった。


最新情報の発表の後には、ゲーム中の楽曲を手がけるP本人から、歌い手に踊り手、さらには実況者までが登壇した「#コンパスライブステージ」も実施。最後の楽曲では、Voidollのテーマ曲「ダンスロボットダンス」で、客席も一緒になっての踊りを披露していた。

イベントのフィナーレでは、ステージに収まりきらないほど大所帯となった本日の出演者達が全員登壇。それぞれに「#コンパス」に向けた想いを語っていく中、最後の林Pの挨拶では、開発チームからのクリスマスプレゼントとして12月25日から「2525BM」が全員に配布される発表があり、会場のボルテージは最高潮に。アニメにコラボ、グッズ展開と、来たる2周年に向け、ますます「#コンパス」の勢いは加速していくことになりそうだ。