ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PS4用ソフト「人喰いの大鷲トリコ」が第21回文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門で大賞を受賞したと発表した。
少年と巨獣が紡ぐ、新たなる神話。
「人喰いの大鷲トリコ」とは
本作は、プレイヤーが主人公の少年となり、人喰いと恐れられる大鷲“トリコ”と共に、忘れ去られた巨大遺跡を冒険し、数々の謎を解き明かしていくアクションアドベンチャーです。
静謐な遺跡が舞台の独特の世界観の中で、本来であれば共に行動するはずのない一人と一匹が、幾多の苦難を乗り越えて絆を深めていく過程が大きな魅力です。
数多の権威ある賞を受賞し続けるゲームデザイナー・上田文人氏が手がけた最新作
「人喰いの大鷲トリコ」は、PS2を代表する作品「ICO」、「ワンダと巨像」を手がけたゲームデザイナー・上田文人氏による作品です。2001年に発売した「ICO」は、ゲームのアカデミー賞とも呼ばれるAIAS(The Academy of Interactive Arts and Sciences)において2部門を受賞、2005年に発売した「ワンダと巨像」は、世界各国のゲーム制作者が選ぶGame Developers Choice Awards において5部門を受賞するなど、数多の権威ある賞を獲得しています。
上田氏の手掛ける最新作「人喰いの大鷲トリコ」は、2016年12月6日(火)にPS4用ソフトウェアとして発売し、このたびの受賞に加えて、その年の優れたコンシューマーゲーム作品に授与される「日本ゲーム大賞2017」で、年間作品部門優秀賞を受賞、さらにAIASにおいては、トリコのキャラクター性が高く評価され、Outstanding Achievement in Character賞を受賞しています。
本物の生物と接しているかのようなリアリティを実現
本作はあたかもトリコがそこに存在するかのようなリアリティを目指して制作しています。少年と共に旅するトリコは、犬、猫、鳥などさまざまな動物の魅力をモチーフにした架空の生物です。風が吹けば目を細め、羽の一本一本がたなびき、可愛らしくもあり、時に動物らしい獰猛さをも感じさせます。
生命感を意識したAIによって、トリコは自発的に行動し、制作者ですら予想しない動きをすることもあります。トリコの体の形に沿って細かな設定をすることで、トリコをなでたり、しがみついて登ったりするというような直接触れ合えるアクションを実現でき、まるで実在しているような「トリコ」という生物が誕生しました。
トリコと協力して解き明かす奥深い謎解き。ストーリーが進むにつれ、トリコとの関係性も変化
プレイヤーが操作する少年は、ジャンプする、よじ登る、ものを持つ、投げるなどのアクションのほか、身振り手振りでトリコを呼んだり、トリコにジャンプや”お座り”をさせたりすることができます。遺跡の中にはさまざまな仕掛けがあり、トリコの力を借りないと先に進めない場面もあるため、トリコと一緒にクリアしていくのが本作の基本的な特徴です。
また、エリア内をじっくり観察し、使えそうなものはないか、動かせそうなものはないか、試行錯誤しながら謎を解いていくのが本作の醍醐味です。
遺跡の探索にはトリコの協力が不可欠ですが、トリコの反応は気まぐれなため、一度呼んだだけではこちらを向かず、ほかのものに気を取られることもしばしばあります。ゲーム序盤から中盤、そして終盤と、少年とトリコの絆が深まっていく過程も大きな見どころのひとつです。
静謐な遺跡が舞台の独特の世界観
本作は、歩いているだけでも心地よい静かな遺跡が舞台です。乾いた足音や少年がトリコを呼ぶ声、トリコが立てる羽音や喉を鳴らす音が遺跡に響き渡ります。崩れた天井から射し込む光、風にそよぐ草、朽ちかけた石畳、ひらひらと舞う紫の蝶が、神秘の世界を詩情豊かに彩っています。
また、体力ゲージやマップなどをプレイ画面から排除し、ゲームでありながらゲームであることを感じさせないシーンが展開していきます。
ゲームデザイナー・上田文人氏受賞コメント
コンピューターゲームでしか表現できないものとはなんだろう?という自問から「自律的に動くAIキャラクターとの偶発性を含むドラマ」という発想に行き着き、それをできるだけ自然な形で具現化したのが「人喰いの大鷲トリコ」です。
この受賞をきっかけに、より多くの人にトリコというクリーチャーの存在を感じていただけたら幸いです。また、こういった賞をいただけたことで「人喰いの大鷲トリコ」制作関係者、そして応援していただいたプレイヤーの皆様が少しでも誇らしく感じてもらえたらと願っています。
文化庁メディア芸術祭とは
文化庁メディア芸術祭はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。平成9年度(1997年)の開催以来、高い芸術性と創造性をもつ優れたメディア芸術作品を顕彰するとともに、受賞作品の展示・上映や、シンポジウム等の関連イベントを実施する受賞作品展を開催しています。
第21回は、世界98の国と地域から4,192の作品が応募され、部門ごとに大賞作品が選定されます。受賞作品の展示・上映や関連イベントが実施される、「第21回文化庁メディア芸術祭受賞作品展」は、2018年6月13日(水)から6月24日(日)まで、国立新美術館を中心に開催されます。
文化庁メディア芸術祭大賞受賞を記念してPS Storeでのセール実施が決定!
文化庁メディア芸術祭での大賞受賞を記念して、PS4「人喰いの大鷲トリコ」のダウンロード版がPS Storeにて、2018年3月19日(月)から期間限定で20%オフの3,369円(税込)でお求めいただけます!まだ体験していない方は、ぜひこの機会に大鷲トリコとのひと時をお楽しみください。
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