レベルファイブは、3月24日・25日開催のAnimeJapan 2018にて、「イナズマイレブン」スペシャルステージを2日にわたり実施した。ここでは、2日目のステージの模様をお届けする。

目次
  1. 吉野さん、中村さん、神谷さんが「イナズマイレブン」との思い出を語る
  2. “ちょこっと”大人なイナズマイレブン――? 3人がゲームに期待するポイントとは

AnimeJapan2018では、レベルファイブより「イナズマイレブン アレスの天秤」「レイトン ミステリー探偵社~カトリーのナゾトキファイル~」「妖怪ウォッチ シャドウサイド」の3作品が出展。各種展示や物販のほか、ステージでは「イナズマイレブン リローデッド」や「レイトン ミステリー探偵社~カトリーのナゾトキファイル~」第1話が公開された。

AnimeJapan 2018開催期間中、2日間にわたって行われた「イナズマイレブン」スペシャルステージ2日目は、神谷浩史さん、中村悠一さん、吉野裕行さんがゲストとして登場。レベルファイブ代表取締役社長/CEO 日野晃博氏の司会で、シリーズの振り返りと新作への期待を語った。

吉野さん、中村さん、神谷さんが「イナズマイレブン」との思い出を語る

「イナズマイレブン」シリーズ10年の節目となる今年、最新作「イナズマイレブン アレスの天秤」がいよいよ本格始動する。

4月のTVアニメ放送をはじめ、夏にはPS4/Nintendo Switch/スマートフォンのマルチプラットフォームでゲームが展開。「イナズマイレブン」後、「イナズマイレブン2 脅威の侵略者」とは違う歴史を歩んだパラレルワールドが舞台で、3人の主人公の視点から物語が展開されるのが特徴だ。

そんな「イナズマイレブン」とは長い付き合いの神谷さん、中村さん、吉野さんが、「イナズマイレブン」との思い出を語ってくれた。

鬼道有人として最初期から作品に関わっていた吉野さんは、当初はとにかくリテイクを受けたとコメント。「鬼道はドラゴンボールでいうベジータだから」と言われ本当にベジータを演じたと会場を笑わせると、役の内容ではなく最初は最強の敵だが後で仲間になるというポジションの例えだったと日野氏も補足を入れていた。

アニメでは本来ならフットボールフロンティア編から世界大会編へと繋がるはずだったが、アニメ開始後の人気の高まりを受けて急遽制作されたのがエイリア学園編と日野氏。本当はつなぎで入るジョーク回だったエイリア学園のエピソードが40話以上の壮大な物語になったという裏話に、3人も驚きを隠せない様子だった。

神谷さんは声優として参加する前から、日野氏が新たに手がけるゲームとして「イナズマイレブン」に注目をしていたという。本作では主人公の1人を演じるが、前回出演した劇場版と比べて“まともな青春ドラマ”だから安心してほしいと日野氏も念を押していた。

「イナズマイレブン」では多くのキャラクターを担当してきた中村さんだが、「アレスの天秤」では趙金雲という伊那国・雷門の監督を演じている。歴代の監督は口数が少なく自分たちで理解させるというパターンが多かったが、彼は「とにかく話す」と日野氏。すかさず神谷さんが「(収録中)なんでずっとふざけてるの?」とツッコミをいれると、自分のラインで演じると“もっとふざけられませんか”とダメ出しをされるので「ちゃんとふざけている」と、中村さんも堂々と返答。過去の監督たちと比べてセリフも動きもアドリブも多いので演じるのは大変だが、ぜひ楽しんでほしいとコメントしていた。

“ちょこっと”大人なイナズマイレブン――? 3人がゲームに期待するポイントとは

「イナズマイレブン」の熱い展開をベースにしつつも、新たな挑戦が盛り込まれているという今回の「アレスの天秤」。その1つとして紹介されたのが、制作にあたって物議を醸したという灰崎のシャワーシーン。吉野さんからこれって「〇〇でしょ?」と早速大人ないじりもあり、会場は盛り上がっていた。

また本作では、今までのシリーズよりも“濃い”人間ドラマも見所とのこと。灰崎編では鬼道との掛け合いを始め、「アレスの天秤」というキーワードに深く関わる複雑な人間関係や、時に恋愛要素も描かれるので注目してほしいとコメントしていた。

そんなアニメの原作となる今夏発売予定のゲームでは、シリーズ初のPS4/Nintendo Switch/スマートフォン向けタイトルということで、キャラクターの等身から舞台となる場所、一つ一つのシーンまで丁寧にアニメの世界を再現し、実際にプレイヤーが入り込んでいるような感覚で遊べるようこだわったという。キャラクターの体型もアニメよりもリアルに表現されており、骨格からそれぞれの個性まで感じることができるとキャスト陣も興奮していた。

ゲームの展開としては、PS4とNintendo Switchを発売後、追々スマートフォン版を配信したいと日野氏。自分が育てたチームをほかのプレイヤーのチームと対戦させたり、お気に入りのキャラクターを入手して好みの髪型に変えたりと、ゲーム内の楽しみ方は多岐にわたるという。さらに、バンド型のデバイス「イレブンバンド」を身につけて実際に運動することで、ゲーム内のキャラクターを成長させることも可能とし、“イナズマイレブンダイエット”を提案していた。

今後の展開の1つとして、1日目にも話題になった日本代表選手を決めるファンイベントの開催に触れた日野氏。誰が日本代表に選ばれるのかはもちろんだが、自分が好きなキャラクターがどういう形でアニメやゲームに登場するのかにも期待したい。

最後に、新しいファンはもちろん、10年前子どもだった人が大人になっても絶対に楽しめる作品なので、皆で一緒に楽しんでほしいと神谷さん、中村さんがコメント。さらに「もうしばらく、サッカーしようぜ!」という吉野さんの熱い呼びかけでステージは幕を閉じた。

イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード

レベルファイブ

PS4

  • 発売日:2024年予定
  • CERO審査予定

イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード

レベルファイブ

Switch

  • 発売日:2024年予定
  • CERO審査予定

イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード

レベルファイブ

MobileアプリiOS

  • 配信日:2024年予定
  • 価格:未定

    イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード

    レベルファイブ

    MobileアプリAndroid

    • 配信日:2024年予定
    • 価格:未定

      ※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

      コメントを投稿する

      この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー