スクウェア・エニックスは、2018年8月2日に発売を予定しているPS4/Nintendo Switch/Steam/iOS/Android用ソフト「サガ スカーレット グレイス 緋色の野望」の新要素に関する情報を公開した。

目次
  1. プロローグ
  2. 主人公
  3. 新キャラクター
  4. 新イベントシーン
  5. 高解像度化されたグラフィック
  6. ウルピナに深く関わるキャラクター達
  7. 基本システム
  8. 新規要素
  9. 街の施設

プロローグ

緋色の星は裏切りの罪を負い
十二星神に天を追われる
その星の名はファイアブリンガー
かつて人に火を与えた邪神

その夜、邪神の星ファイアブリンガーは砕け散った。
舞い散る破片は、皇帝と帝国の勝利を称えていた。
新たな時代の始まり、平和と幸福の訪れを誰もが信じた。
だが、邪神という巨大な敵を失い、帝国の存在意義も消滅した。
反乱が広がり、皇帝も暗殺に倒れ、帝国はあっけなく瓦解する。

だが、時代は新たな主人公を生む。
自分が処刑したはずの男を追う処刑人。
お伽噺の中の都「アイ・ハヌム」を探す若者。
帝国復興を目指す貴族ユラニウス家の娘。
かつて力ある魔女だった陶芸家。

帝国滅亡後の混乱した時代の中、彼らは自らの力で運命を切り開くのか。
それとも、邪星ファイアブリンガーの遺志が彼らを導くのか。
「人よ、野望を抱け!」

主人公

ウルピナ CV:内田真礼

帝国四将軍家の筆頭と謳われた、剣将軍ユラニウス家の娘。ユラニウス家はロニクム州のシルミウムに拠点を置き、当主マクシミアスは帝国再興を目指している。

ウルピナは、周囲から「姫」と呼ばれ、真っ直ぐに育った。誰に対してもオープンで明るい性格。実母を早くに亡くし
たため、父や兄アントニウスの前では甘えっ娘。やや天然な言動もあるが、ユラニウス家の一員として、剣技を磨き、帝国貴族としての義務を果たす覚悟は出来ている。

兄の許嫁であるグウィネズ家のエリセドに憧れる女の子でありながら、ユラニウス家を背負って立ちたいという欲求も抑えきれない。そんな彼女の夢と希望にあふれた生活は、シルミウムを襲った悲劇で一転する…。

レオナルド CV:内田雄馬

帝国中心部から遠く離れた、ヤクサルト辺境州の農民。口より先に手が出るような悪童で、悪ガキ仲間と散々悪さをしてきた。大人でさえ避けるような危ない男だったが、数年前、突然祖父の農園へ戻り農作業を始めた。

「いい加減大人にならないとな」
最近の彼の口癖だ。祖父が死に、今年からは農場を一人でやらねばならない。

農場で行き倒れた女を助けたことが、彼の運命を大きく変える。女はうわ言で「アイ・ハヌムへ」と言い続ける。おとぎ話の伝説の都の名だ。かれは、祖父の農場を売り払い、女の代わりに伝説の都市「アイ・ハヌム」を探す旅へ出る。そんな真っ直ぐな彼を仲間たちは放ってはおかないのだ。

バルマンテ CV:楠大典

ケイ州コハン城の法定処刑人。先代を受け継いで処刑人になった。コハン城の執政シグフレイが恐怖政治を敷き、軍人、政治家、一般市民まで多くの人々が処刑された。その執行を担ったのがバルマンテだ。

シグフレイ自身もまた、政敵の手で捕えられ、バルマンテに処刑されることになる。シグフレイは「私は七度蘇り、この世界に正義を為してみせる」。こう言い残すと、笑顔のまま首を落とされた。やがて、シグフレイが現れたという噂が各地から彼の耳に届くようになる。

バルマンテの放浪は、シグフレイを探す旅なのだ。彼の首を七度落とすために。

タリア CV:田中敦子

陶芸家。激動の人生を過ごしてきた。今はテルミナ海に近い工房で、静かに陶器と向かい合っている。

だが、世界に生じた歪が彼女の作品も歪ませる。歪を受け入れて、作品を作り続けることも可能だろう。それが、世界の中で生きるということだと、彼女は知っている。

しかし、歪と向かい合わずに作品を作ることは出来ない。歪の原因と正体を知るためにタリアは旅に出る。疾風怒濤の時代、昔の彼女に戻って。

新キャラクター

カメリア CV:園崎未恵

魔女狩り団「ル・シャッセ」の一員。魔女狩り団は、魔女を邪悪な存在として文字通り狩るのが目的の集団。魔女を魔物と同一視している。

魔女の周辺要素として、魔法にも否定的なメンバーが多く、精霊を敵視する過激な一派も存在する。子供の頃、両親が魔女に殺されたと信じている。

サビット CV:堀江一眞

帝都アスワカンの、どこかの市場でよく見かける武器マニア。なぜ、彼がこんなにも武器に詳しいのかは、謎だ。

武器のうんちくを語るのが好きで、各地を放浪している。

詩人

各、街々に現れて詩を奏でて各街々の歴史や出来事を語る。その正体は誰もしらない。

※仲間になるキャラクターではなく、CVも無し

新イベントシーン

高解像度化されたグラフィック

ウルピナに深く関わるキャラクター達

イラスト:倉持 諭(株式会社スクウェア・エニックス)
グリフィン CV:近藤浩徳 エイディル CV:日野聡
ローソン CV:楠見尚己 マクシミアス CV:青木強
アントニウス CV:阪口周平 モンド CV:木村雅史
エリセド CV:伊藤静 イレーネ CV:高乃麗

基本システム

フリーシナリオ

ひとつの決められたストーリーを辿るのではなく、プレイヤーの行動・選択により、全く異なる物語が展開する「サガ」シリーズの代表的な“フリーシナリオシステム”。

プレイヤーの選択によりその後の展開が変化。数千以上のイベントが存在し、仲間になる可能性のあるキャラクターは70人以上。

フリーワールドシステム

本作では“フリーシナリオシステム”がワールドマップと融合した、“フリーワールドシステム”が楽しめる。オリジナル版よりも移動速度が上昇、ロード時間も大幅に短縮され、より快適に物語を進めることができる。

バトルシステム

タイムラインシステムを軸にしたバトル。「サガ」シリーズおなじみの技、術、閃き、陣形により奥深い5人編成でのバトルが展開する。戦いのカギを握る「連撃」により、戦略の幅はさらに広くなっている。

技・閃き

バトル中に技を使っていると、新しい技を閃くことがある“閃き”。閃いた技は、次のターンから使用することが可能。どの技を使うと何を閃くかは、装備している武器によって異なる。

武器は大剣、長剣、小剣、槍、斧、棍棒、弓、杖の8系統が存在し、二刀流や体術による戦いも可能。

陣形

陣形は、技や術のコストに影響したり、ステータスが上下したりと、さまざまな効果をもたらす。

タイムラインシステム

敵の行動や行動順が分かった状態でバトルはスタートする。タイムラインの左のキャラクターから順に行動することになる。また、選ぶ技によって順番が変化するため、早く行動できる技で敵を妨害したり、遅い代わりに強力な術の発動を狙ったりと、誰に何をさせるかが重要となる。

特定条件で発動する強力な連続攻撃も狙っていくことで、戦いを有利に運ぶことができる。

★はBP(ブレイブポイント)を表し、パーティメンバー全員で共有している。技や術により消費BPが異なる。

新規要素

アンケート

ゲーム開始前のアンケートで、オリジナル版をプレイしたプレイヤー向けのアンケートがある。クリア済みの主人公のチェックボックスを入れることで、その主人公をクリアしたことを条件に発生するイベントをプレイできるようになる。

※このアンケートによってトロフィー/実績/アチーブメントが達成されるわけではありません。

周回引継ぎ

クリアデータからゲームを開始すると、以下の引き継ぎ要素を選択できる。

2周目から選択可能

技・術修得状況
技・術ランク
ロール修得状況
陣形
恩寵
産業開発進行度

本作で4人の主人公でクリア後に選択可能

素材・装備品
鍛冶ランク

また、以下の要素は自動的に引き継がれる。

  • クリア済みの主人公情報(ゲーム開始前のアンケート結果を含む)
  • クリア回数
  • TIPS
  • 戦ったことのある敵の名前
  • 覚えたことのある技・術の名前

調査小屋

世界中の珍しいものを収集している帝国図書館員。彼女のアイテム集めを手伝うことになる。

街の施設

鍛冶屋

武器、防具の強化が行える施設で、街ごとに扱いを得意とする武器、五行がある。何度も通うことで、割引きを受けられることも。

下取り所(NEW!)

不要になったアイテムを提示するアイテムと交換できる施設。町によって下取りしてもらえるアイテムは限られている。

斡旋所(NEW!)

パーティメンバーを街の斡旋所が紹介する仕事に派遣する新機能。派遣の内容はさまざまで、派遣期間中はバトルに参加させることはできないが、報酬を期待できる。

救護班

戦闘不能になった仲間を素材と引き換えに回復してくれる施設。通常救護班はパーティがピンチにならないと出現しないが、特定の町には、いつでも回復してくれる治療院や闇医者も存在する。

産業開発

地域ごとの特産品や産業を開発する。開発が進むと、新たな施設が利用可能になることがある。

広場:詩人(NEW!)

世界各地の街にいる詩人。彼の詩を聞く事で、その地域の独特の言い伝えや出来事等を知ることができる。

広場:演劇(NEW!)

街や村の片隅で行われている二人劇。彼らの演ずる劇から、神話を知ることができるかもしれない。

広場:武器マニア(NEW!)

武器が大好きな男が現れ、武器のウンチクを講釈する。彼が見たいという武器を見せることで、何か見返りがあるかもしれない。

※画面は開発中のものです。

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