ディライトワークス初のオリジナルボドゲはFGOのエッセンスを盛り込んだタイトルと新入社員制作の意欲作に!「ディライトワークス オリジナルボードゲーム」発表会をレポート

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ディライトワークスは、本日11月12日に自社で制作したオリジナルボードゲームに関する発表会を実施した。

塩川洋介氏
塩川洋介氏

本日行われた発表会では、ディライトワークスが自社で制作したオリジナルボードゲームの概要が明かされた。

まずは、ディライトワークス クリエイティブオフィサーの塩川洋介氏が登壇し、なぜディライトワークスがボードゲームを制作することになったのか、経緯が語られた。

ボードゲームは、昨今の日本でも拡大中の文化で、その本場はドイツにあるという。世界第大規模のボードゲームイベントには、今年19万人もの人たちが参加。東京ゲームショウ2018の来場者数が29万人というところからも、その盛り上がりが伺い知れるだろう。

日本におけるボードゲームの大規模イベントといえばゲームマーケットがある。こちらも十数年の年月をかけ、来場者数は2万人まで拡大。また、全国のボードゲームプレイスペースは、日本全国に約300軒以上あると言われており、目を離せないジャンルの一つとなっている。

ボードゲームは、なぜここまで人を引きつけるのか? 塩川氏は、デジタルゲームを制作するなかで考えたのだという。そこで辿り着いた答えは“多様性”にあったそうだ。マップやコマなどをデザイナーが自由に考えることから、ジャンルに制約が無く、毎年のように新たな発想のゲームが生まれている。ディライトワークスの理念「ただ純粋に、面白いゲームを創ろう」という答えは、ボードゲームに眠っているのではないかと思い当たったそうだ。

そこでディライトワークスでは、実際にJELLY JELLY CAFE監修の元、ボードゲームカフェを社内に開設。また、ボードゲームパーティーの開催や「Fate/Grand Order Duel」を開発。ボードゲームに携わることで、デジタルゲームにも活かせる様々な学びや、人々の交流に繋がったそうだ。

こうした背景を活かすべく、今までの知見を踏まえて制作されたのが今回のオリジナルボードゲームになる。制作されたタイトルは2つあり、その1つが「The Last Brave」だ。

ここからは、「The Last Brave」のゲームデザイナーとして参加しているカナイセイジ氏も交えて、ゲームの概要が説明された。

塩川洋介氏(左)カナイセイジ氏(右)

「The Last Brave」は、3~7人で遊べるカードゲームだ。プレイ時間も10~15分と短く、気軽に遊べるのも特徴の1つ。“職種”、“属性”、“武器”という3つの要素で構成されたキャラクターを操り他のプレイヤーと戦うことになる。

このゲームのポイントは2つ。1つは「自らの正体を隠し、切り札を残しておく戦略性」だ。これは何かというと、本作では、敵の攻撃を受けると一枚づつカードがオープンされていき、その効果が開放されていく。これだけ聞くと攻撃を受けるたびに強くなる逆転要素にも聞こえるだろうが、そこにはデメリットも存在。カードがオープンされることで徐々に自分の正体がバレていくので、対策が取りやすくなるのだ。自分の正体を隠すことが切り札となり、相手を欺いて勝利する瞬間が気持ちいいカードゲームになっているという。

もう1つのポイントは、「プレイヤー自身が勇士のバトルを想像/創造」する要素になるという。配られたカードを元に、自分のキャラクターがどんな勇士なのか、想像しながら楽しめるようになっており、TRPGのような感覚で楽しめる。もちろんカードの組み合わせはゲーム毎に変わってくるので、その度に新鮮な気持ちでプレイすることが可能だ。

カナイセイジ氏は、このゲームをデザインする中で、ディライトワークスの代表作である「Fate/Grand Order」のエッセンスを盛り込んだと語る。正体を明かすことで必殺技が撃てたり、7つの職種があったりと、「FGO」ファンならニヤリとできる要素が随所に盛り込まれているそうだ。

続いては、ディライトワークスが制作するもう一つのタイトル「CHAINsomnia~アクマの城と子どもたち~」についてだ。こちらは最大4人で協力しながら脱出を目指すボードゲーム。協力型のゲームだが1人でも遊べるようにデザインされているそうだ。

このゲームは、ディライトワークスの2018年度新入社員5名によって制作されているそう。昨今のデジタルゲームは、開発規模が拡大することで作業が分業化されることが増えることが、職種や、新人・ベテラン問わず実践して欲しいという想いからスタートしたプロジェクトになるという。また、監修にはカナイセイジ氏、JELLY JELLY CAFE代表の白坂翔氏が参加している。

制作スタッフの5名。

本作のポイントは全部で3つあるそうだ。1つは「個性豊かなプレイヤーキャラクター」。プレイヤーは6人のキャラクターから1人を選びゲームをスタート。6人のこどもたちはそれぞれがオンリーワンの特殊能力を持っている。

2つ目は「アクマの城を探索するワクワク感」だ。タイルを1枚づつめくりながら城の中を探索。次にどんな部屋が待ち受けているのか、ワクワクしながら進んでいけるつくりになっているという。また、プレイ毎に城は変化するので、何度でも繰り返し遊ぶことが可能だ。

3つ目は、「アクマの恐怖に打ち勝つための協力プレイ」。城を支配するアクマは、子どもたちを逃さないよう様々な恐怖を与えてくるという。この恐怖はイベントカードという扱いで登場し、様々な効果があるようだ。プレイヤーは行動不能にならないよう、助け合いながら城からの脱出を目指す。

最後に、塩川氏より今後の展開が発表された。まず、今回発表された2作品が「ゲームマーケット2018秋」にて販売されることが明らかに。エリア3に出展されるディライトワークスブースにて購入することが可能だ。また、ここでは「The Last Brave」で使用できるオリジナルステッカーが配布される。

「The Last Brave」の一般販売日も発表。2018年12月13日に全国のボードゲーム取り扱い店にて発売される。

発売に先駆け、先行試遊会も開催決定。2018年11月14日より「JELLY JELLY CAFE」4店舗にて実施される。営業時間等の詳細は、各店舗のホームページで発表されるとのことだった。

また、今回のボードゲームやディライトワークスの様々なプロダクトを発信していくTwitterアカウントも新たに開設。さらに次回のボードゲームパーティーの開催が12月5日に実施されることも明らかとなった。詳細は新たに開設されたTwitterアカウントや、Facebookにて随時更新される。

またここで、先日発表されたディライトワークスの組織改編についても言及。ディライトワークスでは、既存タイトルの企画・開発・運営と並行して新規コンテンツの開発体制をさらに強化することを目的に、開発本部およびプロデュース部、マーケティング部を再編し、6つの制作部門を新設した。

そして塩川氏がジェネラルマネージャーを務める第1制作部のスタジオ名とロゴが公開されることに。スタジオ名は、「DELiGHTWORKS SWALLOWTAIL Studios」になるそうだ。このスタジオでは、「ときめきを、デザインする」を理念に掲げ、プレイヤーの心を動かすようなチャレンジを、ジャンルやプラットフォームに問わず行っていくという。

さらに、スタジオの立ち上げにあたり新規オリジナルゲーム プロジェクトの始動も発表。こちらはデジタルゲームになるようで、詳細をお話はまだ先になるが色々動いているので注目して欲しいと、塩川氏はコメントした。

なお、「Fate/Grand Order」の企画・開発・運営は第2制作部「Fate/Grand Order Studio」が担当するため、ここでの塩川氏の関わり方が気になるところだが、今後もクリエイティブプロデューサーとして立場は変わらず、引き続き携わっていくそうだ。

※画面は開発中のものです。

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