7年ぶりとなるクワドロプルプラチナプライズ受賞作品は「MHW」に!「PlayStation Awards 2018」授賞式をレポート

発表会・イベント取材
0コメント ヨッシー

ゲームファンにとって年末の恒例行事となっている「PlayStation Awards」が、今年も12月3日に開催された。ここでは、受賞タイトルとクリエイター陣のコメントを現地からレポートする。

PlayStation Awardsは、プレイステーションフォーマットで発売されたタイトルの中からヒット作品を表彰する祭典だ。PlayStation誕生の1994年翌年から始まり、今年で24回目の開催となる。

今回授与されるのは、Quadruple Platinum Prize(クワドロプルプラチナプライズ)、Platinum Prize(プラチナプライズ)、Gold Prize(ゴールドプライズ)、PlayStation Network Award、ユーザーズチョイス賞、PlayStation VR賞、インディーズ&デベロッパー賞の7つだ。早速、のべ23作品に上った受賞タイトルを紹介していこう。

式の冒頭では、盛田厚氏による挨拶が行われた。
司会を務めるのはジョン・カビラさんと、松嶋初音さん。

インディーズ&デベロッパー賞

2017年10月1日から2018年9月30日までの期間中に発売・配信されたタイトルから、インディーズタイトル、および配信専用タイトルのラインナップの拡大に貢献した3タイトルにおくられる「インディーズ&デベロッパー賞」。今年は「Ultimate Chicken Horse」「ABZÛ」、そして「Dead Cells」が受賞した。

PlayStation VR賞

2017年10月1日から2018年9月30日までの期間中に発売・配信されたPS VRタイトルから、VRの盛り上がりに貢献した3タイトルにおくられる「PlayStation VR賞」。今回、同賞に受賞を果たしたのは「V!勇者のくせになまいきだR」、「グランツーリスモSPORT」「The Elder Scrolls V: Skyrim VR」となった。

ユーザーズチョイス賞

2017年10月1日から2018年9月30日までに発売・配信されたタイトルから、日本・アジアのユーザー投票による上位10タイトルを表彰するのが「ユーザーズチョイス賞」だ。今年ゲームファンの心に深く刻まれたであろうタイトルは以下の10作品。「Marvel's Spider-Man」や「Detroit: Become Human」など、話題の新作が顔を覗かせる賑やかなラインナップとなった。

  • 「Assassin's Creed Origins」
  • 「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」
  • 「龍が如く 極2」
  • 「モンスターハンター:ワールド」
  • 「フォートナイト」
  • 「ゴッド・オブ・ウォー」
  • 「DARK SOULS REMASTERED」
  • 「Detroit: Become Human」
  • 「Marvel's Spider-Man」
  • 「英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-」

PlayStation Network Award

2017年10月1日から2018年9月30日までの期間で、ネットワーク売上の上位3タイトルに与えられるのがPlayStation Network Award。今回受賞したのは「FIFA18」「モンスターハンター:ワールド」「フォートナイト」の3タイトルとなった。

「モンスターハンター:ワールド」のエグゼクティブディレクター兼アートディレクターの藤岡要氏は、「モンスターハンター」シリーズは、元々アーケードで培ったアクションと協力要素の融合を家庭用に持ち込み、PS2でオンライン要素を追加したと当時を振り返る。それが形を変えてこのような業界の盛り上がりに貢献できて嬉しいとコメントした。

「フォートナイト」のテリトリーマネージャーを務める河崎高之氏は、ちょうど昨年にソニーの偉い人に「日本で『フォートナイト』を出せないか」と言われたそう。そこで来年アワードを貰えるようにがんばりますとコメントしたようだが、それが現実となったのはファンの皆さんのおかげだと感謝を述べた。

藤岡要氏 河崎高之氏

ゴールドプライズ受賞作品

2018年9月30日までに発売・配信されたタイトルから、累計出荷数(配信数)が50万本を超えたタイトルにおくられるゴールドプライズ。昨年は11作品が受賞対象となったが、今年は以下の7作品が受賞対象となった。

「スーパーロボット大戦V」

最上頌平氏
最上頌平氏

「スーパーロボット大戦」25周年を記念して制作された「スーパーロボット大戦V」がゴールドプライズを受賞。バンダイナムコエンターテインメントの最上頌平氏は、感謝の言葉を述べると共に、現在開発中の「スーパーロボット大戦T」にも期待していて欲しいと次回作をアピールした。

「ウイニングイレブン 2018」

細田真規人氏
細田真規人氏

シリーズが23周年を迎えることができたのはファンの皆さんのおかげだと語るのは、コナミデジタルエンタテインメントの細田真規人氏。また、式の司会をジョン・カビラさんが行っていることもあり、ゲーム内で実況を担当してもらっていることへのお礼を口にする一幕もあった。

グランツーリスモSPORT

高野修一氏
高野修一氏

本作は名前の通り、eスポーツにフューチャーしたタイトルだ。ポリフォニー・デジタルの高野修一氏は、先日行われた「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」を例に挙げ、発売から1年たった今も盛り上がりをみせていることをアピールした。

「コール オブ デューティ ワールドウォーII」

中元志都也氏(右)
中元志都也氏(右)

日本のゲームシーンにeスポーツを定着させ、新たな道を切り開いた「COD WWII」。本作ではeスポーツのプロリーグも今年立ち上がった。ACTIVISIONの中元志都也氏は、開発スタジオを代表して感謝の言葉を述べた。

「ゴッド・オブ・ウォー」

コーリー・バルログ氏
コーリー・バルログ氏

親子の成長をテーマとした感動のストーリーが注目を集めた「ゴッド・オブ・ウォー」。サンタモニカスタジオのコーリー・バルログ氏は、ゲーム作りという“魔法”の裏では怒号が飛び交うこともあるが、これからも魔法を絶やすことなく作品を作っていきたいとコメントした。

「実況パワフルプロ野球2018」

谷渕弘氏
谷渕弘氏

現実のプロ野球の試合を追体験できる「LIVEシナリオ」やVR対応など、新しいコンテンツにチャレンジした本作。また、本当のプロ野球と同じような形でeスポーツにも取り組んでいるのも特徴だ。コナミデジタルエンタテインメントの谷渕弘氏は、こちらを紹介しつつ無料なのでぜひ遊びに来て欲しいとアピールをしていた。

「Marvel's Spider-Man」

テッド・プライス氏
テッド・プライス氏

マーベルワールドの世界をスパイダーマンとなってスイングする爽快感が味わえる本作。クール且つコミカルなアクションでインソムニアックゲームズらしさが光る本作が最後の受賞作に。同社のファウンダー&CEOのテッド・プライス氏は、ユーザーとチームへ向けて「どうもありがとうございます」と日本語で感謝を伝えた。

プラチナプライズ受賞作品

2018年9月30日までに発売・配信されたタイトルから、累計出荷数(配信数)が100万本を超えたタイトルにおくられるプラチナプライズ。昨年は3作品が受賞対象となったが、今年は以下の2作品が受賞対象となった。

「The Last of Us Remastered」

ジョン・スウィーニー氏(右)
ジョン・スウィーニー氏(右)

美しさと残酷さが増したグラフィック、物語の空白を埋めるダウンロードコンテンツも高く評価された「The Last of Us Remastered」がプラチナプライズを受賞。ノーティードッグのジョン・スウィーニー氏は、本作が成功を収めたことを誇りに思っていると胸を張る。また、今後も新しいゲームを作っていくことをステージ上で約束した。

「ペルソナ5」

橋野桂氏
橋野桂氏

「希望」をキーワードに、主人公たちの迷える思いをノスタルジーと共に紡いだ学園ジュブナイル「ペルソナ5」。2016年はゴールドプライズとユーザーズチョイス賞、2017年のユーザーズチョイス賞にも選ばれた本作が2018年のプラチナプライズを受賞した。アトラスの橋野桂氏も、このようなロングランは初めての体験であると驚きを隠せない様子だった。

クワドロプルプラチナプライズ受賞作品

2018年9月30日までに発売・配信されたタイトルから、累計出荷数(配信数)が400万本を超えたタイトルにおくられるクワドロプルプラチナプライズ。今回、2011年から実に7年ぶりの受賞となるのは、全てのハンターたちへ究極の狩猟体験を提供したあのタイトルだ。

「モンスターハンター:ワールド」

辻本良三氏
辻本良三氏

シリーズとしての思い切ったチャレンジに数多くトライした本作。発売後、ユーザーから寄せられたポジティブの意見は開発チームを大きく勇気づけたそうだ。

カプコンの辻本良三氏は、7年前に「モンスターハンターポータブル3rd」でクワドロプルプラチナプライズを受賞したことから、「モンスターハンター:ワールド」でも1つの目標であったことを明かす。今回の受賞は、関係者と、そして何よりも本作を遊んでくれた全ハンターたちのおかげであると、深く感謝の言葉を口にした。

また、壇上には本作の開発に携わったメンバー(一部)33名がシークレットで登壇。クワドロプルプラチナプライズ受賞を記念しておくられた“大猟旗”と共に記念撮影が行われた。辻本氏はこのサプライズを知らされておらず、非常に驚いた様子だった。

※画面は開発中のものです。

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