BBV Tokyoは、本日2月6日に新eスポーツチーム「BBV Tokyo」の発足記者発表会を開催した。
本日行われた記者発表会では、チーム応援サポーター兼、代表取締役を務めるロンドンブーツ1号2号の田村淳さんより、新eスポーツチーム「BBV Tokyo」の発足経緯やチームメンバーの紹介が行われた。
eスポーツチーム「BBV Tokyo」は、アメリカに拠点を構えるベンチャーファンド「Be Blue Ventures」のプロジェクトとして、2018年に発足。2019年2月現在は、10名の選手を擁し、スポーツ・アクション・シューティングの3部門に渡って国内リーグや世界大会への参加を目指すという。現在は、「フォートナイト」「CoD BO4」「FIFA19」の3種目を主とし、今後は「スプラトゥーン2」「LoL」への参入を予定しているそうだ。
方針としては、世界体での活躍を前提とした活動を行っていく。選手とは、「年俸+出来高」にてプロ契約を行い、週6日のチームトレーニングと個人練習が行われる。また、今後は大会・オンラインにて有力選手をスカウトしていく方針であることも語られた。
直近の活動としては、eスポーツコミュニケーションズが主催する「日本eスポーツリーグ」への参戦や「Go4MC5」へのオンライン参戦、その他世界大会が存在するゲームに特化していく。
今回の発表会では、所属選手も一部お披露目に。チームの顔となる夏山いちか選手、シューティング部門のリーダー・あいちぇん選手が登壇した。
夏山いちか選手は、幼少期より15周年以上ゲームを続けてきたゲーマー。「BBV Tokyo」からスカウトされた際は、その翌日に務めていた会社を辞め、プロゲーマーへの道を決意したそう。あいちぇん選手は、小学生時代からフィジカルスポーツに打ち込んでいたそうだが、高校時代にオンラインゲームと出会い、今日に至ったそうだ。
エキシビションマッチとして、裏切りマンキーコングの関谷風次さんとの対戦が行われることになったのだが、機材トラブルによって残念ながら叶わず。対戦は日を改めて実施し、You Tubeにアップするとのこと。 |
また、ここでは「BBV Tokyo」のスポンサー企業も紹介された。フィットネス施設やリラクゼーション施設を運営する「JR東日本スポーツ」、ペコちゃんでお馴染みの洋菓子・製菓メーカー「不二家」、日本を代表する証券会社「野村證券」、昨年60周年を迎えた東京のシンボル「東京タワー」、日本最大規模の歯科医療グループ「Tokushinkai Group」といったそうそうたる名が並ぶ。また、公式サプライヤーとしてオカムラ、ミズノが参加することも発表された。
田村さんはeスポーツについて、「ゲームで世界に羽ばたいて行ける時代がきたことに驚いている」と話す。自身も「EVO2018」にプライベートで参加したそうで、そこで日本でも流れがくると確信を得たそうだ。これからは、「BBV Tokyo」と自分の活動を通じてeスポーツを広く普及させていきたいと意気込みを語った。