全世界で3000万ダウンロードされた、放置系RPG「アイデル・ヒーローズ ~Idle Heroes~」。同作にとって初の日本ファンミーティングイベントが、5月19日に東京・恵比寿のCROAK PRIME STUDIOで開催された。当日は、事前応募で無料招待されたプレイヤーが集結。ゲーム大会やクイズなどが行われた。
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「アイヒロ」の愛称で親しまれているこの「アイデル・ヒーローズ~Idle Heroes~」は、簡単だが奥が深い放置系RPGだ。ゲーム内に登場するキャラクターは300体以上。様々なスキルや陣営を持ったヒーローたちを放置して育てていくことができるのが、最大の特徴だ。また、ギルドや競技場などもやり込み要素もあり空き時間に軽く遊びたい人もじっくり取り組みたい人も楽しめる作品となっている。
この日MCを務めたのは、YouTuber「GoodGameGirls」のみそしるさん、こよみさん、あいぽんさんの3人。また、アイヒロゲストプレイヤーとして、Discord管理者のwis氏、ブログを運営しているほうちみん氏、ほうちみん氏のブログで動画制作を担当している狐氏、アイドリングヒロすけ氏、攻略ブログを運営している@放置奇兵氏といった、バラエティ豊かな面々が参加し、ゆるやかな雰囲気でイベントがスタートした。
ゲストを含めた全8チームがガチで対戦! 「アイヒロ スーパートーナメント」
オープニングトークに続き、最初に行われたのが「最強陣営を決定! アイヒロ スーパートーナメント」。テーブルごとのチームに分かれて、代表者1名を決定。ヒーローが解放済みの専用端末を使って、最強のヒーロー陣営を作り戦っていくというトーナメント制の企画である。
使用するヒーローそのものに制限はないが、途中変更は認められない。対戦方法は友達リスト機能を使って実施。各1回ずつ攻守交代でバトルを行い、勝利数で勝敗が決定する。ちなみに勝利数が同じ場合は、攻撃側のダメージ量が多い方が勝ちとなるルールだ。
初戦はゲストチームとテーブル2番の対戦が行われた。攻撃側はゲストチームが勝利したものの、攻守交代でテーブル2番のチームが勝利。ダメージ量の差で、なんとゲストチームの敗退が決定してしまった。
序盤から番狂わせの展開となったが、1回戦が終了した時点ですべて偶数のチームが勝ち抜けるという結果に。決勝は、そのゲストチームを打ち破ったテーブル2番と8番の戦いとなった。1本目は防衛側のテーブル8番が勝利。攻守交代後もそのままテーブル8番が勝利し、優勝を勝ち取った。
優勝したチーム代表のザックス氏は、「アシンドーに関してはグループ内で話し合いました。完勝という結果になりましたので、みなさんの力で勝ち取れた優勝だと思います」と、感想を述べていた。
ゲストチームが名誉挽回!? 「ステージサバイバルチャレンジ」
続いて、「難関ステージに挑め! ステージサバイバルチャレンジ」のコーナーが行われた。こちらは運営側から特別に用意された6つの難関ステージに挑んでいくといった内容の企画だ。挑戦できるのはチームの代表1名で、1回のみ挑戦可能。ステージクリア失敗で即脱落とというルールで行われた。
第1ステージでは、「暗影属性」と「光明属性」のヒーローが使用禁止で、かつ生命値「500万以上」のヒーローも使用禁止という制限が付けられていた。その結果、なんとクリアできたのはゲストチームのみでそれ以外はすべて敗退という結果に。
第2ステージも難なく突破してたゲストチーム。続いて、「光明属性」のヒーロー使用禁止の第3ステージに挑んだ。ちなみに、本来なら3分間の作戦タイムが与えられるのだが、今回はゲストチームしかいないということあり、wis氏がその場で編成を組んでいくことに。装備も万全の体制で挑んだのだが……あえなくここで敗退となってしまった。
チームで力を合わせて謎を解き明かす「ミステリーシアター」
3つ目の企画コーナーは「事件解決を目指せ! アイヒロ ミステリーシアター」だ。こちらはいわゆるリアル脱出ゲームなどでおなじみの、謎解きクイズと同様の形式で、被害者のルッツスーパーダイヤモンドを盗んだ犯人を、チームごとに分かれて手元に与えられた資料を元に4人の容疑者の中から見つけ出すという内容である。
ゲームの流れとしては、最初に渡される「古文書①」の謎を解き明かして正解することで新たな目撃情報として「古文書②」を入手。さらにそちらの謎を解き明かして正解すると、「古文書③」が手に入り、それらを元に最終解答用紙に犯人の名前を書いて当てるという感じだ。しかも30分という制限時間のなかで、これらを解いていかなくてはならないのである。
やや苦戦しているチームもあったようだが、残り時間18分過ぎあたりから最初の古文書の謎を解き明かすチームが出始め、概ね順調に謎解きが進められていったようだ。
あっという間に30分が過ぎ、各チームの最終解答用紙が回収され集計が行われた。その結果、見事犯人を当てたのはゲストチームと9番テーブルのふた組だった。9番テーブルのチームは、小さな子供連れの家族だったということもあり、会場も和やかな雰囲気に。
最後はじゃんけん勝負!? 「サバイバルクイズ大会」
最後に行われた企画は、「サバイバルクイズ大会」だ。こちは、テーブル毎に代表者ひとりを選び、出題された問題にたいして正解だと思う色のカラーパネルを上げて答えていくという4択クイズである。不正解で解答権を失い、全10問のうち最後まで残ったチームが優勝というルールだ。
これまでの企画コーナーがわりと難問続きであったが、こちらは一転して緩い内容となっていたのか、なんと8問目まで誰も不正解が出ないという状況に。結局10問が終了した時点で4つのチームが残り、最後はじゃんけん勝負で優勝チームが決められた。
ちなみに脱落者が多かった8問目は、「この音はどの場所の音?」というものだった。スマホゲームの特性ともいえるが、普段サウンドをミュートしてプレイしているユーザーが多かったためか、こうした結果となったようだ。
新ヒーローが発表! 名前はニコ生の投票で決定
全企画終了後、新ヒーローの紹介が行われた。改造人間大戦で両親が行方不明になり、自力で大人になったという、この新ヒーロー。年齢は15歳で、見た目はか弱い女の子のように見えるが、実は負けず嫌いで強がっている。また、濃いメイクにギャルファッションにしていることで、自分を守っているという設定だ。
気になる新ヒーローの名前だが……この会場では発表されず。この日の夜に行われたニコニコ生放送の視聴者投票で決定されることとなった。ちなみにその結果だが、38.1パーセントの票を獲得した「アメリア」に決定している。
イベント終了後は懇親会も実施!
すべてのイベントが終了した後、隣のスペースで参加者による懇親会が行われた。こちらには、イタリアンポルケッタやケーキなど、豪華な料理も並べられていたほか、フィギュアなど豪華賞品が当たる抽選会も実施。ユーザー同士やゲスト陣との交流があちらこちらで行われていた。いよいよ3周年目に突入する本作だが、今後の躍進にも期待したい。