スクウェア・エニックスは、スマートフォン向けゲーム「星のドラゴンクエスト」が10月15日にサービス開始4周年を迎えることを記念して、10月5日に入場無料のリアルイベント「星のドラゴンクエスト 4周年ギガ生誕祭」を東京お台場のTFTホールで開催した。

目次
  1. カナヘイさんがその場でイラストを描き上げる「カナヘイの即効お絵かきステージ」
  2. 「今だから言える!開発裏話ステージ」
  3. 4周年を振り返る全国冒険者国税調査の結果が発表!
  4. 新ボス「命竜アルバナム」が登場!「超越スキル」が使える「命竜そうび」も
  5. DAIGOさん出演の新TVCMも放映開始!
  6. メインストーリーシーズン3が今後のアップデートで配信!
  7. 「今日はどえらいモノを持ってきた」の正体は・・・・・・!?

会場に入って真っ先に目に入ったのが、カナヘイさんのイラストがあしらわれた4周年記念のオブジェクトだ。ちょっとしたフォトスポットにもなっており、スマホで写真を撮っている姿も見かけることができた。

入り口オブジェの奥に設置されていたのが、今回の会場のお食事処である「LUIDA'S CAFÉ出張店」だ。こちらでは、スライムをモチーフにしたジュースや肉まんなどのほか、「星ドラアニバーサリーケーキ」に「モガステジャックボットプレート」など、新メニューも今回から登場。多くの人たちが列を作っていた。

時間ごとにキャラクターが入れ替わりで登場して記念写真が一緒に撮れるフォトスポットや、星ドラオフィシャルグッズが購入できるコーナーも用意されていた。

また、「スライムダーツコーナー」&「マルチプレイコーナー」では、回転するボードに向けてボールを投げて景品がプレゼントされるゲームや、会場内に集まった人たちでパーティを組んで例題シリーズの魔王 オルゴ・デミーラ、ラプソーン、エルギオスに挑戦する様子も見ることができた。

カナヘイさんがその場でイラストを描き上げる「カナヘイの即効お絵かきステージ」

メインとなるステージエリアでは、様々なプログラムが実施されていた。14時45分から行われたのが、イラストレーターで漫画家のカナヘイさんによる、「カナヘイの即効お絵かきステージ」だ。

昨年開催された「ドラクエの日 みんなでギガ前夜祭」でも好評だったコーナーだが、今回も「あらくれマスク」を装着して登場したカナヘイさん。なんと前回とは異なり、今回のマスクは頭の寸法などもきっちりと測って作られた特注品だという。

写真左から、MCの喜屋武ちあきさん、市村プロデューサー、カナヘイさん。実は、市村プロデューサーがカナヘイさんに仕事を依頼するときに、普通にホームページから問い合わせたところ、偽物だと思われていたそうだ。

こちらのコーナーでカナヘイさんが描くのは、ユーザー投票で選ばれた上位モンスターたちで、その中から抽選で5体が選ばれた。1体あたり、わずか1~2分で描き上げていくカナヘイさん。最終的にベビーパンサー、ピンクモンモン、キラーマシン、パペットこぞう、砦スライムの5つのイラストを完成させた。

こちらが、今回カナヘイさんが描き上げたモンスターのイラスト。市村プロデューサーは全部収録すると語っていた。

「今だから言える!開発裏話ステージ」

15時30分からは、「今だから言える!開発裏話ステージ」と題して、市野プロデューサー、畑ディレクター、永野運営プロデューサーが登壇。これまで知られていなかった開発時の苦労話や裏話が披露された。残念ながらこちらのステージは写真NGということなので、内容をざっくりとかいつまんでご紹介しておく。

この4年間2000万ダウンロードを「星のドラゴンクエスト」突破だが、その間様々なTVCMが作られた。その出演者である狩野英孝さん、武田鉄矢さん、前園真聖さん、デーモン小暮さん、壇蜜さん、ジャッキーちゃん、稲垣吾郎さん、香取慎吾さん、草彅剛さんからのビデオメッセージが公開された。

ちなみに畑ディレクターも何回かCMの撮影に訪れ、本田翼のときはエキストラとしても出たそうだが、ほとんど映っていなかったそうだ。

残念ながら世に出ることがなかった、没デザインもこの会場内限定で公開されていたほか、笑えるバグ集の映像も披露。中にはバグで、桶状態の人がドラゴンソウルを放ち、最後は棺桶が飛んでいくというものもあり、会場からも大きな笑いが起きていた。

さらに、本邦初公開となる初期企画書も披露された。きっかけは、今から6年程前に市村プロデューサーからなにかスマホならではのものをなんかやろうよといわれた畑ディレクターが、2週間で企画書を作ってきたところからスタートしている。

そのときのタイトルは「トレジャープラネット」だ。グーグルアースのように、スマホならではの特徴を活かしたゲームになっており、宝の地図を見つけていくというものだった。このときはまだドラクエは想定していなかったそうだが、企画段階でたまたまつかっていたのがドラクエの画像だったという。

しかし、市村プロデューサーからは、ドラクエの画像は使わないでねといわれたので、次の企画書から使われなくなったそうだ。

それから数ヵ月がたち、ドラクエにしたほうが面白くない? という話しになって「ドラゴンクエスト・アース」というタイトルで企画書を作り直している。このときは、どこにでも行けて自由に歩ける感じの作品で、バトル様子が消えて、探索ゲームになっていたそうだ。

4周年を振り返る全国冒険者国税調査の結果が発表!

ステージプログラムのラストを飾ったのは、お待ちかねの「4周年ギガ生誕祭!最新情報ステージ」だ。冒頭、ドラクエの生みの親である堀井雄二氏からは、「今日はどえらいモノを持ってきた」と、爆弾発言も飛び出していた。

写真左から、市村プロデューサー、堀井雄二氏、畑ディレクター。

まずは最新情報の前に、この4周年を振り返る全国冒険者国税調査と題して、戦いの記録を一部抜粋して公開された。全国の冒険者たちがメインキャラとして就いている「超級職」は、バトルキングが38パーセントで1位だった。しかし、これは開発陣からみると思っていたよりもばらけていた結果だったという。

その理由は、ひとつ前の「上級職」のときの分布の51パーセントがバトルマスターだったからである。

「モガステーション」のデータでは、全国の冒険者のなかで、2000万コインを獲得した冒険者の数は、わずか20名だった。その中に、出演者のこみちんさん(ぽこにゃん)も含まれていた。また、「モガステーション」でキャラクター3人を遊び人に転職させて、全員のレベルを99にした冒険者の数は1886名であった。

全国の冒険者の中で高難度イベント「かみチャレ」の認定段位「九段」を獲得した冒険者の数は5934名。「裏九段」を獲得した冒険者の数は3502名だ。全国の冒険者たちがチーム編成している人気の「スペシャルスカウトモンスター」のTOP10も公開。1位はギュウメイ将軍で2位はスライムエンペラー、3位がカンダタという結果であった。

会場とウェブで受け付けていた、新スペシャルスカウトモンスター総選挙の結果も公開。1位は勇者スラリンガル、2位はキャプテン・クロウ、3位はかぜのせいれいという順位になっており、こちらの3体がゲーム内のモンスター闘技場で「スペシャルスカウトモンスター」として登場する。

新ボス「命竜アルバナム」が登場!「超越スキル」が使える「命竜そうび」も

星ドラ4周年 記念イベントが開催中だが、10月5日より「決戦 神々の伝承その軌跡」が開始される。同じく10月5日より新ボス「命竜アルバナム」が出現中だ。真ん中にいる竜のまわりに装飾があり、様々な攻撃を仕掛けてくるやっかいな敵である。

「命竜アルバナム」に挑むための新錬金「黄金竜のそうび」と「ルビスの短剣」も登場。そうびの方は黄金という名前が付けられいるが、見た目はブラックでシックなデザインになっている。さらに新たな装備覚醒として、「黄金竜のオノ」と「ルビスの短剣」も覚醒する。

星ドラ4周年記念新そうびとして、「命竜そうび」として「命竜の弓」と「命竜のツメ」が登場する。この新そうびの性能を披露するために、ミラクルぐっちさん、こみちんさん(ぽこにゃん)、永野運営プロデューサー、畑ディレクターによるデモプレイも行われた。こちらで戦うのは、先ほど発表された新ボスの「命竜アルバナム」だ。

「命竜そうび」のメインスキルには、これまでとはまったく異なる「超越スキル」と呼ばれるものが入っている。これまで通りスキルが溜まったときに撃てるほか、2週目も用意されており、2週目にすることでスキルが大幅に変化するというものだ。

デモプレイでは危うく全滅かと思われる場面もあったが、無事クリアしていた。

DAIGOさん出演の新TVCMも放映開始!

10月6日より、DAIGOさんが出演する新TVCMが放映開始される。また、それに合わせて「星のドラゴンクエスト」のCEOに就任することも決定した。ちなみにこの「CEO」は、「C(ちょっと)E(ええ意見をいう)O(お客)」という、いつものDAI語節で付けられたものだそうだ。

今回のCMは、DAIGOさんが市村プロデューサーたちと2時間話していたモノを編集したものだ。なんと23パターンも作ったそうで、その中の6本がTVCM用に使われる。また、ウェブ限定でもすべて公開される。

TVCMの最後にも出ていたが、最大「100連ふくびき」が無料で引くことができる。こちらは10月15日までの間、毎日10連宝箱ふくびきが無料で1回引けるというもの。毎日引くこともできるし、貯めて一気に引くことも可能だ。いずれも入っているモノはバラバラになっているとのこと。

さらに、CEOに就任したDAIGOさんのしぐさ「ロックステップ」が、市村プロデューサーからすれ違いで配布された。

4周年を迎える14日23時からカウントダウン生放送の配信も決定。さらにスキルフィニッシュ選手権とモンスター闘技場も、リアルイベントとして開催される予定だ。こちらは、11月9日と11月10に東京ビッグサイトで行われる「MOBILE GAME EXPERIENCE 2019」というイベントで実施される。詳細については、後日発表されるとのこと。

メインストーリーシーズン3が今後のアップデートで配信!

今後のアップデート情報として、メインストーリーシーズン3が配信される予定だ。こちらは新しい惑星が追加されるとのこと。ちなみにシーズン2をクリアしておかないと遊べないので注意しよう。どんな物語になるのかも含めて、楽しみに待とう。

モンスター闘技場の機能として、「オート修練」機能と「修練リセット」機能も実装される予定だ。さらに「輝石」システムのアップデートも予定されており、こちらも開発が進行中である。こちらは、アップデートでスペースを圧迫せずに、すっきりした状態になるそうだ。

「今日はどえらいモノを持ってきた」の正体は・・・・・・!?

ステージ開始時に、堀井氏から「今日はどえらいモノを持ってきた」というフリがあったが、そこで運ばれてきたのがギターのハードケースのようなもの。一体何が飛び出すのかと思いきや……。

そこから飛び出したのは、伝説のあの剣の姿だった!

ついに、ロトのつるぎの覚醒が決定。こちらは、4周年記念に合わせて、10月15日の0時より導入される。ちなみに、このイベントで使われた剣は、この発表のために作られた物だそうだ。

ロトのつるぎの覚醒には、覚醒のための専用アイテムが必要となる。まだゲーム上には出てきていないものだが、そのヒントが4周年を迎える直前あたりから出てくるとのこと。

というわけで、これにて今回のイベントはすべて終了。4周年記念の10月15日まではもう少しあるが、すでに開始されているキャンペーンを含めて、このお祭りを思う存分楽しもう!

星のドラゴンクエスト

スクウェア・エニックス

iOSアプリiOS

  • 配信日:2015年10月15日
  • 価格:基本無料

    星のドラゴンクエスト

    スクウェア・エニックス

    AndroidアプリAndroid

    • 配信日:2015年10月15日
    • 価格:基本無料

      ※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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