NTTドコモは、2021年2月から新たに運営を開始するeスポーツリーグに先立ち、本日1月23日にリーグ開始を記念するセレモニーをオンラインにて実施した。

NTTドコモはeスポーツ事業へ参入し、2021年2月より新たにeスポーツリーグの運営を開始する。今回実施されたセレモニーでは、リーグ名称が発表された他、NTTドコモがリーグ運営を通じて目指すeスポーツ事業の展望が語られた。

また、2021年の競技種目となるタイトルや各リーグの概要も公開。各競技の著名ストリーマーが登壇し、出場選手紹介やリーグの見どころ解説なども行われた。

まずは、NTTドコモ常務執行役員の森健一氏より、今回新たに発足される新リーグの名称と概要が説明された。リーグの名称は「X-MOMENT」。eスポーツの熱狂を日本中にもっと拡げたい、eスポーツで活躍する人をもっと応援したいという想いのもと発足した、国内のeスポーツリーグブランドだ。

「X-MOMENT」は、オーディエンス、プレイヤー、ゲーム会社、パートナー企業の4つの視点で取り組みが行われる。オーディエンスへは、マルチアングルや5Gなど通信テクノロジーを使った新しい視聴体験を創造。プレイヤーへは、賞金や給与などで競技生活の充実を図りながら選手の魅力を伝えていくとしている。

ゲーム会社とは、世界中が熱狂するタイトルと連携しeスポーツの普及へ貢献。パートナー企業とは、さまざまなカテゴリーのステークホルダーと連携してeスポーツ周りのサービスやプロダクトを作り出していくとのことだ。

続いて2021年に開催するeスポーツリーグのタイトルが発表された。2月13日からは「PUBG MOBILE」のeスポーツリーグ「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE(PMJL)」が開催。全16チームが1年間に渡り戦いを繰り広げる。シーズン1は2つのフェースで実施され、フェーズ1は2月13日から5月1日、フェーズ2は7月から9月にかけて実施される予定だ。また、賞金総額は3億円となっている。

また、誰でも参加可能なオープン大会も実施。オープン大会を勝ち抜いたチームは翌シーズンの「PMJL」出場をかけて戦う、チャレンジリーグも実施される。チャレンジリーグではチームの入れ替わりも発生する。

「PMJL」出場チームは以下の通りだ。

また、3月13日からは「レインボーシックス シージ」のeスポーツリーグ「Rainboe Six Japan League 2021」も開催決定。全8チームが年間を通じて戦うのが1部リーグとなる「Japan League」、賞金総額は3,200万円だ。

この「Rainboe Six Japan League」は、世界へと繋がるリーグとなっており、2021年リーグ優勝チームは2021年秋に開催される世界大会「APAC North」の昇格戦出場権を獲得することができる。

「Rainboe Six Japan League 2021」の出場チームは以下の7チーム+1チーム。1チームへは最大6名の選手所属が認められており、1名につき最大350万円の給与が保証される。

「Rainboe Six Japan League」では、2部トーナメントや昇格戦、プロ・アマ問わず参加可能なオープン大会も実施される。

以上が、今回のセレモニーで発表されたeスポーツリーグブランド「X-MOMENT」の概要だ。今回発表された「PUBG MOBILE」、「レインボーシックス シージ」のリーグとしては、過去最大規模の賞金額と世界へ挑戦できるリーグの運営が行われることで、日本と世界との差を埋め、選手やチームが活躍できる環境を作りだすことが目標に掲げられている。

なお、本セレモニーはYouTubeにて公開されている他、本日より「X-MOMENT」の特設サイトも公開されている。こちらもチェックしておこう。

ドコモ・eスポーツリーグ発表イベント
https://youtu.be/eV2AXq1UU38

特設サイト
https://x-moment.docomo.ne.jp/

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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