ネクソンが2021年にサービスを予定しているiOS/Android向けアプリ「Re:Tree of Savior」。6月4日より開催予定のβテストの内容を一足先に体験できたので、プレイレポートをお届けする。
「Re:Tree of Savior」は、2016年にネクソンがサービスを提供し、現在もIMC GamesがSteamにてサービス中のPCオンラインゲーム「Tree of Savior」をモバイル向けにリニューアルした新作タイトルだ。
キム・ハッキュ氏が手がけ、「ラグナロクオンライン」の系譜を受け継ぐタイトルとして話題に。豊富なキャラクタービルドや童話のようなビジュアル、混沌に陥った世界で女神を探すストーリーなどが人気だ。
“PC向けMMORPG”から“スマホ向けRPG”としてリニューアルを遂げたという「Re:Tree of Savior」。ここでは、本作のインプレッションをお届けする。
ゲームの基本的な遊び方を紹介!
ゲームを開始すると、まずは自分の分身となるキャラクターを作成していくことになる。PC版では性別と髪型しか変更できなかったが、本作ではフェイスカラーや眉といったパーツもカスタマイズすることが可能。また、ゲームを進めていくことで多彩なアバターや髪型などが手に入り、キャラメイクの自由度は上がっていく。
ここでは、キャラクターのクラスも選択していくことになる。PC版と同じく、近接攻撃が得意な「ソードマン」、遠隔攻撃が得意な「アーチャー」、魔法で攻撃をする「ウィザード」、回復が得意な「クレリック」、素早い攻撃が特徴の「スカウト」という5つの系統から1つを選ぶ形式だ。
クラスについては後ほど詳しく説明するが、転職して別なクラスになる際、同系統のクラスのみが選択可能だ。最終的にどのクラスで遊びたいか考えながら選ぶといいだろう。
ゲームサイクルはいわゆるクエストドリブン方式で、メインとなるクエストを進めながらキャラクターを育成していき、各種コンテンツを開放していく。
ゲーム画面はクラシカルな見下ろし形の2DMMORPGタイプだが、本作は3Dで作成されたキャラクターを、あえて2D的な手法に則ったデザインやモーションに落とし込んでいる。そのためアクションの滑らかさや、派手なスキルエフェクト、敵を倒した際にバラバラになって当たりに飛び散る爽快感のある演出など、PC版で好評だった手触りの気持ち良さもしっかりと再現されている。
キャラクターの操作は、画面左下にある仮想パッド、もしくは行きたい場所を直接タップすることで移動ができる。攻撃は画面右下にあるスキルボタンをタップする形式。オートバトルやポーションの自動使用など、スマートフォン向けMMORPGでは必須の機能も備えている。もちろん、クエストはオートで進行することも可能だ。
ソロでもパーティープレイが楽しめる!頼れる旅の相棒「フェロー」
クエストをクリアしながら自キャラクターを育成していくという基本的な遊び方こそPC版と同じ流れだが、モバイル版となる本作ではその中身は大きく異なる。最も大きな変更点は様々な仲間キャラクターの存在だ。PC版ではプレイヤーキャラクターと一緒に戦ってくれるペットとして「コンパニオン」が存在していたが、今作ではさらに「クポル」と「フェロー」というNPCが同行し、一緒に戦ってくれる。
クポルは、コンパニオンと同程度の強さという印象でサポート的な意味合いが強いのだが、フェローに関しては、プレイヤーと同等、もしくはそれ以上の強さを持っており本作の重要な要素になっている。
フェローは、プレイヤーと同じように特定のクラスに就いており、パッシブスキルやアクティブスキルを所持。レベルなどの成長要素もある。そのため、戦闘においてはサポートキャラクターというよりは、もう一人の戦闘キャラクターとして、しっかりとした影響力があるのだ。キャラクター毎に様々な個性を持っているので、状況に応じて切り替える必要もでてくるだろう。
本作では、そんなフェローとプレイヤー、さらにクポルとコンパニオンという4キャラクターが1セットになっている。そのため、メインストーリーやクエストなどはソロでプレイしていてもサクサク進めることができ、絵的にもなかなかに賑やかだ。
ではMMORPGの魅力であるマルチ要素はどこで味わえるのかというと、こちらは各種インスタンスダンジョンなどのコンテンツで楽しめる。これらのコンテンツでは、強力なボスとの戦闘やタワーディフェンスタイプのものなど様々な形式が存在しており、バリエーション豊かに楽しめる。またフィールドでは、モンスターを倒し続けるとフィールドボスがポップするといったギミックも存在するようだ。
なお、フェローやクポルはゲームの進行でも手に入るが、基本的にはガチャからの入手が主となる。それ故にキャラクター毎にレアリティが設定されており、同キャラクターを重ねることで強くなるというソーシャルゲーム的な要素もここに集約されている。
より自由度が増したキャラクタービルド
続いて本作の育成要素として最も重要な、クラス転職システムを紹介していこう。PC版の「Tree of Savior」では、最終クラスを目指して何度も転職を繰り返していくシステムになっていたが、後に「Re:Build」アップデートにてこれが変更され、同系統の任意のクラスへ3回転職ができるように変更された。
「Re:Tree of Savior」の転職も、PC版のアップデート後の流れを汲んでおり、エピソードの進行やキャラクターレベルを上げることで任意のクラスへ転職することが可能となっている。
転職をすることで新しいスキルや特性を獲得することができ、戦いの幅はグッと広がる。また一部のスキルはクラスをまたいで使用することが可能なので、転職をすることでさらなる強化が見込めるのもポイントだ。
本作では、バトル中を除き、獲得したクラスはいつでも自由に変更することができる。そのため、最初に獲得したクラスが後々無駄になるようなことはなく、これまでの育成の全てがキャラクターの血肉になるのは嬉しい要素だ。
また、PC版では転職回数が3回と決められていたが、本作では明確にそのような決まりは無いようだ。現状では、初期クラス+上級クラス3職しか用意されていないので結果的には同じだが、今後クラスの追加などがあればPC版以上に自由なビルドが可能になるかもしれない。ここは期待しておきたいポイントだ。
バトルだけではない生活要素も!世界観に浸れる様々なシステムも
個人的に「Tree of Savior」の魅力は世界観にあると感じている。童話のような美しいビジュアルに可愛いキャラクターグラフィック、著名なアーティストが手掛ける耳に残るBGMなどなど……、PC版で好評だった部分はモバイル版である本作でもしっかりと再現されていた。
特にアバター要素は非常に充実しており、ゲーム内の報酬やドロップ、ガチャ、買い切り型など様々な方法で入手することができる。アバターの種類もさることながら、対応パーツも豊富で目の色やハイライトの形を変えるカラーコンタクトなど、パッと見ではわからない部分にまでこだわれるのは本作ならではだ。
また、キャラクター選択画面となる「バラック」もカスタマイズできるようになっており、好みの家具などを設置して飾っていくことができる。ここでは見た目的な部分はもちろん、調理器具を揃えて料理をしたり、畑でアイテムを収穫したりといった生活コンテンツも楽しめるようだ。ハウジングコンテンツがそのままバラックに移行したと考えていいだろう。他にも、所持しているだけでバフ効果が得られるプレミアム家具なるものが存在する。
世界観を楽しむ要素としては、カメラ機能も充実している。2D風のグラフィックだが3Dで制作されているという強みを生かして、カメラの角度を変えたりできるのも本作ならでは。スタンプやフレーム、フィルターなどでオリジナルのスクリーンショットを撮ることが可能だ。
βテストは6月4日よりスタート!テスター募集も受付け中!
「Re:Tree of Savior」は、PC版で好評だった要素はそのままに、ソロプレイ時の快適性や成長サイクル、操作感などをスマートフォン向けタイトルに最適化し、“スマホ向けRPG”へとリニューアルされたタイトルだ。過去にPC版をプレイしていたプレイヤー、特に「Re:Build」アップデート前までのバージョンをプレイしていた人は、あまりの快適さに驚いてしまうかもしれない。
キャラクターをとことん育てたり、おしゃれなアバターで着飾ったりといった要素も健在で、MMORPGが好きな人はもちろん、育成ゲームが好きな人にもぜひとも遊んで貰いたい作品だ。
「Re:Tree of Savior」は、6月4日から開始するβテスト開始に向けて現在テスターの募集を実施中だ。プレイレポートを読んで少しでも興味を持った人は、こちらもチェックしておこう。
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