ネットマーブルは、2021年下半期に配信を予定しているiOS/Android向けアプリ「マーベル・フューチャーレボリューション」のオンラインメディア発表会を本日6月29日に実施した。
「マーベル・フューチャーレボリューション」は、マーベルIPの世界観に基づいた初のスマートフォン向けオープンワールドアクションRPG。ネットマーブルとマーベルが協業した2番目のタイトルで、全世界1億2,000万人以上が楽しんだ「マーベル・フューチャーファイト」の開発会社であるネットマーブルモンスターが開発を担当している。
本作には、スーパーヒーロー集団「オメガフライト」が多元宇宙が収束する現象「コンバージェンス」により危機に陥った世界を守っていくストーリーが盛り込まれている。マーベルコミックスの「アベンジャーズ」「マイティ・ソー」「アイアンマン」「ブラックパンサー」「キャプテン・マーベル」などを執筆したマーベル作家 マーク・スメラク(Marc Sumerak)氏が直接シナリオを構成しており、フル3Dで構成されたグラフィックとビジュアルが特徴だ。
本作では、多元宇宙の地球が一か所に集まり始める「コンバージェンス」現象を基にストーリーが展開。コンバージェンス現象の原因を把握して問題を解決するために設立された「プロジェクト:P.E.G.A.S.U.S.」がコンバージェンスの阻止に失敗し、地球は滅亡の危機に陥ってしまう。全てが終わったと思われた絶望の瞬間、スーパーヒーロー「ビジョン」の犠牲によって、コンバージェンス現象は一時的に停止した。
コンバージェンスは止まったものの、既に進んだ現象の余波で中心の地球には想像だにしなかった地域が生まれた。キャプテン・アメリカが第2次世界大戦に参加しなかったためヒドラが世界を征服した別の地球「ヒドラ帝国」、ソーの故郷である惑星アスガルドが破壊されたことで地球に定着した「ミッドガルディア」などが代表的な例だ。
このように親しみがありながらも新しい物語が、本作だけのオリジナルストーリーラインとして紡がれる。プレイヤーは本作ならではの独創的な世界観の中で広大なオープンワールドを探検し、迫真の戦闘に参加することが可能だ。
本作では、マーベルの世界観のスーパーヒーロー8人をプレイすることができる。サービス開始時のスペックに含まれているスーパーヒーローは「キャプテン・アメリカ」「キャプテン・マーベル」「スパイダーマン」「ブラック・ウィドウ」「アイアンマン」「ドクター・ストレンジ」「スター・ロード」「ストーム」で、今後さらに多くのスーパーヒーローたちがアップデートにより順次登場予定だ。
プレイヤーは、原作のスーパーヒーローの魅力をそのまま維持しながらも、本作ならではのビジュアルクオリティで表現されたスーパーヒーローを操ることが可能。各ヒーローはダッシュやジャンプ、空中技などさまざまなアクションを持っており、ヒーローたちの動きを活かした戦略的な戦闘を楽しめる。空中アクションは戦闘だけでなく、広大なオープンフィールドを探索する際にも活用可能だ。
また、サービス開始時のスペックに含まれる8人のヒーローは戦況を覆すさまざまなスキルを所持している。各ヒーローのスキル範囲や戦闘コンセプトは以下の通りだ。
ヒーロー名 | スキル範囲 | 戦闘コンセプト |
---|---|---|
キャプテン・アメリカ | 近接/一部遠距離 | 衝撃吸収 衝撃放出スキル活用時にダメージ増加 |
キャプテン・マーベル | 近接/遠距離 | 物理系攻撃でスタミナ回復 コズミックエネルギー系スキルで被害を極大化 |
スパイダーマン | 近接/遠距離 | 累積被害を与えると敵をまゆにできる 高い回避率 |
ブラック・ウィドウ | 近接/中距離 | 狭い攻撃範囲に高いダメージを与えるスキルに特化 身を隠すことによる戦略的な戦闘 |
アイアンマン | 中距離/遠距離 | 爆発的な火力 範囲基盤の遠距離スキル |
ドクター・ストレンジ | 遠距離 | 魔法の重複回数により被害量が累積 さまざまなCC技を持つ |
スター・ロード | 遠距離 | 味方全体の戦闘効率が向上 元素の変更により攻撃効率が上昇 |
ストーム | 遠距離 | 氷結とスタンスキルを活用 敵に高いダメージを与える様々な属性を活用 |
さらに、「マスタリー」システムを通じて各スーパーヒーローのスキルを好みに合わせて変更することも可能。「マスタリー」とは、特定スキルを選んで育成することで、既存のものとは全く別の結果を得られるシステムだ。基本的なスキル効果やエフェクトだけでなく、スキルアクションなども完全に変わるため、戦闘スタイルを随時変更するなど、ゲームを攻略する上で有効に活用できる。
加えて、外見やコンセプトを変えられるコスチュームカスタマイズシステムも搭載。原作コミックや映画といったマーベルの世界観に基づくコスチュームだけでなく、本作だけのオリジナルコスチュームも用意されている。また、コスチュームは各パーツを自由にミックス&マッチすることで、自分のスーパーヒーローの外見を直接カスタマイズすることが可能。ヒーロー1人につき約4億通り以上の組み合わせから選ぶことができる。
本作のPvEモードでは、マーベルのスーパーヴィランたちが登場するコンテンツ「ブリッツ」と「レイド」などを通じてチームメンバーと協力する面白さを体感できる。
「ブリッツ」は4人パーティーのダンジョンで、サービス開始時では9種で構成。サノスやウルトロンなど、おなじみのスーパーヴィランが登場する。プレイヤーたちはさまざまなモブ(Mob)とギミックを乗り越えてボスステージに進入。ボスの強力なスキルを避けながら、適切なタイミングに「ガードブレイク」を発動させ行動不能状態にするなど、さまざまな戦略要素を楽しめる。
「ブリッツ」の上位概念となる「レイド」は、より一層強力なスーパーヴィランたちを攻略するボスダンジョンで、ボスの攻撃パターンを把握することが重要になるコンテンツ。マーベル世界の多くのオリジナルスーパーヴィランたちと戦う楽しさがある「レイド」は、サービス開始時に5種類で構成されている。
そのほかにも、世界を救うスーパーヒーローとしてのさまざまなエピソードを体験できる「特殊作戦」や、各層を攻略しながら戦闘力の限界を試す「バトルチャレンジ」などが登場。
「特殊作戦」には「サンダース防衛戦」「サカール大闘技場」「ヒドラ大脱走」の3つのモードがあり、制限時間内に敵の攻撃から生き残るか、ヴィランに捕まった市民を救出して点数を重ね報酬を獲得する方式で進行する。装備などスペックの影響なしに、チームメンバーと共にゲームの本質的な面白さを感じることができ、より素早く繊細なコントロールが求められるモードだ。
PvPコンテンツとしては、10対10で対戦する「オメガ・ウォー」が登場。相手を倒したり、マップの所々に置かれている水晶を集めたりして、高いポイントを獲得したチームが勝利するシンプルなルールとなっている。
大量のポイントを獲得している敵のMVPをチームメンバーで挟み撃ちにして制圧したり、マップ中央に生成される大型水晶の獲得を狙うなど、戦略次第でより簡単にポイントを獲得することも可能。チームメンバーとの効率的なコミュニケーションと団結力が勝敗のカギとなる。
また、パーティーや連合単位で戦う50人規模のコンテンツ「ダークゾーン」も実装。コンバージェンスによって次元が非常に不安定になっているダークゾーンは、本作に登場するいくつかの地域が融合した危険地域だ。ここではパーティーメンバー以外は全て敵。マップの所々に存在する強力なスーパーヴィランたちをはじめ、いつどこから現れるか分からない他のプレイヤーたちとの熾烈な戦いを通じて、最強のプレイヤーを決めよう。
「マーベル・フューチャーレボリューション」のローンチは、2021年下半期を予定。中国・ベトナムを除く12言語240か国にて同時配信予定で、本日6月29日より公式サイトおよびApp Store/Google Playで事前登録受付が開始されている。
ゲーム概要
タイトル名:マーベル・フューチャーレボリューション (MARVEL Future Revolution)
ジャンル:オープンワールドアクションRPG
開発会社:パブリッシャー ネットマーブルモンスター/ネットマーブル
キャラクター:スーパーヒーロー8種(サービス開始時)
PvE:エピックミッション、サイド/ゲリラミッション、バトルチャレンジ、ブリッツ、レイド、特殊作戦など
PvP:次元対戦(1対1)、オメガ・ウォー(10対10)、ダークゾーン(PK紛争地域)など
公式サイト
https://marvelfuturerevolution.com
App Store
https://apps.apple.com/jp/app/id1453366542
Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.netmarble.marvelfr