ネットマーブルが2021年8月25日より配信を予定しているiOS/Android向けアプリ「マーベル・フューチャーレボリューション」。本稿では、開発総括のジョ・ドゥヒョン氏、プロデューサーのジュ・ハンジン氏へのメールインタビューをお届けする。
マーベルIPの世界観に基づいた初のスマートフォン向けオープンワールドアクションRPG「マーベル・フューチャーレボリューション」。まもなく配信が開始される本作の構想や見どころについて、開発総括のジョ・ドゥヒョン氏、プロデューサーのジュ・ハンジン氏にお話を伺った。
――「マーベル・フューチャーレボリューション」の構想はいつからあったのでしょうか? 開発の経緯を教えてください。
本作の開発は2018年末にスタートしました。「マーベル・フューチャーファイト」の開発後、Marvel Gamesとの協力関係は非常に良好で、次の開発ゲームに関する話は自然に始まりました。
――「マーベル・フューチャーファイト」はアクションRPGでしたが、今回ジャンルをオープンワールドRPGにしたのは何故ですか?
マーベルのIPを使用し、全く新しいジャンルに挑戦したいと考えていたので「マーベル・フューチャーファイト」の続編は最初から予定していませんでした。
モバイルMMORPGでマーベルのIPを使った事例がなかったので、今までにないマーベルのMMORPGが作れると思いました。想像するだけでも楽しく、すぐにチャレンジすることにしました。
――開発をする上で苦労した点を教えてください。
既存市場のMMORPGとの差別化にとても苦労しました。まず注力したのは、圧倒的なグラフィッククオリティーを実現することです。マーベルのIPを使っているので、地上と空中を両方カバーした立体的な戦闘を表現するようにしました。
また既存のMMORPGからの成長としては、ダンジョンやフィールドで放置されるグラインディング行為がこのゲームでは除外されています。
――マーベルにはたくさんのヒーローがいますが、初期ヒーローをこの8人にした理由はどこにあったのでしょうか?
初期のスーパーヒーローは、さまざまな世界観のヒーロー(「アベンジャーズ」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「X-MEN」など)が登場することを前提に選定しました。まだまだアベンジャーズらしさは残っていますが、徐々にマーベルの全世界を代表するヒーローたちが登場することになるでしょう。
――新ヒーローの追加は予定されていますか?
具体的な追加時期は決定していませんが、追加予定ではあります。
――サービス開始時にはPvEコンテンツとして9種の「ブリッツ」、5種の「レイド」が登場しますが、それぞれどのようなものになるのでしょうか?
「ブリッツ」は、キャラクターを育てるために気軽に楽しめるPvEコンテンツで、「バトルバッジ」(インゲーム装備)の主な入手先となっています。「バトルバッジ」は、10レベルごとにキャラクターの成長に役立つものを獲得できます。
「レイド」は、レベル70以降に発動する「特性」の素材を獲得できるコンテンツです。「ブリッツ」よりも難易度が高く、スーパーヴィランのパターンもより難しく設定されています。最高難易度モードのアルティメットでは、ミッションをクリアするために4人パーティーで協力する必要があります。
――「オメガ・ウォー」や「ダークゾーン」など、PvPコンテンツの見どころや勝つためのコツを教えてください。
「オメガ・ウォー」は、スポーツ型のPvPモードだと思っています。キャラクターのレベルが低く、戦闘力が不足していても、ユーザーが大量のポイントを獲得して勝利できる要素があります。複数のプレイモードが混在しており、限られた時間内に最も良いスコアを出したチームが勝利します。カナダでのソフトローンチを見ていると、最後まで何度も逆転を繰り返すチームがあってとても面白かったです。
「ダークゾーン」は、パーティーや連合などの多人数が目的を持って競い合うコンテンツです。パーティーの目標によってはPvPコンテンツとなることもあるでしょう。「ダークゾーン」は限られたチャンネルでのみ運営され、何度も死んでしまうとチャンネルから追い出され再び入ることができくなるため、高い緊張感の中で最大限パーティーの協力が必要なコンテンツと言えます。
――配信を心待ちにしているファンへメッセージをお願いします。
プライマリーアースの危機を救うためには、皆さんの力が必要です。プレイヤーの皆さん一人一人が地球を守るヒーローであることを忘れないでください。ヒーローになって「マーベル・フューチャーレボリューション」の世界をお楽しみください!