大坪由佳さん(シノブ役)と髙野麻美さん(アンナ役)を迎えた、「プリンセスコネクト!Re:Dive」3.5周年記念座談会の第3回をお届け。今回のテーマは“アップデートやゲームシステム”です。
Cygamesが贈るスマートフォン向けアニメRPG「プリンセスコネクト!Re:Dive」(以下、「プリコネR」)が、2021年8月15日にサービス開始3.5周年を迎えました。それを記念して、“プロ”との呼び声が高いおふたり、大坪由佳さん(シノブ役)と髙野麻美さん(アンナ役)とともに「プリコネR」を語り尽くす座談会を、全3回に渡ってお届けします。
最終回となる第3回のテーマは“アップデートやゲームシステム”。かゆいところまで手が届く本作の遊びやすさ、そして今後の要望について語っていただきました。
※座談会は8月13日に行われた「3.5周年直前生放送」より前に実施された為、放送内で発表された新情報などには言及しておりません。
アップデートでより快適に遊びやすく
千葉:座談会第3回は、各種アップデートについて話していきたいと思います。最近の大きなアップデートと言えば、第1回でも少し話題に出たクランバトルの「ボス挑戦順自由化」「持越し使用順自由化」や、「RANKボーナスの実装」があります。
髙野:最近のアップデートだと、私はRANKボーナスが大きかったかな。RANKボーナスは実装されるまではどのぐらいのボーナスが付くのか分からない部分も多かったですけど、すごいボーナスが付きましたね。
大坪:RANKボーナスがついたおかげで、RANKは上限まで上げた方が大体の場合で結果強いという、わかりやすい方式になって。それに、「RANKボーナスが付いているよ」ってマークが出ることによって、この子はまだだから装備を集めなきゃ、って気持ちにもなります(笑)。
あと、私はダンジョンスキップが特にありがたかったですね。
髙野:やっぱりスキップ関係はありがたいです。プリンセスアリーナで初めて1位をとった時はスキップ機能がなかったので、夜9時ぐらいから朝5時ぐらいまでず~っとプリンセスアリーナをやっていたことがあって(笑)。
大坪:わかる。連続でやらないと1位になれないからね。
千葉:スキップ機能もそうですし、「プリコネR」の良さのひとつに、快適さというか時間をかけずに遊べることがありますよね。どれだけ時間を使って遊んでもらえるかを考えるゲームも多い中で、かなりの割り切りだと思うんですよ。真逆に舵を切ったというか。
大坪:本当に懐が広いですよね。「プリコネフェス2021オンライン」でも木村さん(※)が「皆さんの貴重なお時間だから、ちょっとでも遊びやすいように改良していきます」といったことをおっしゃっていて。日常の中にどんどん溶け込みやすいようにしてくれているのが、すごく嬉しいです。
※「プリコネR」のプロデューサーである木村唯人氏。
髙野:うんうん。
大坪:声優のスケジュールって1日詰まっている日もあれば、そうでない日もあるんですけど、そんな私たちでも毎日毎日これだけ続けられるのは、デイリーミッションが早く終わるところも大きいと思うんですよ。
千葉:普通の会社員でも日によって差がありますからね。学生も忙しい日は忙しいでしょうし。
髙野:クランメンバーに通勤時間だけやっている方がいて、そういう遊び方が出来るのはすごくいいところだなって思います。
TOKEN:自分も(テレワークがなく)毎日通勤していた時は、朝の通勤時間が「プリコネR」のデイリー消化でしたね。30分あれば出来ますし。
千葉:今はその頃よりもさらに楽になったから、たぶん30分かからないですよね。地味なところで言えば、「探索」の仕様もめちゃめちゃ便利になったなと。
髙野:これ、すごく画期的ですよね! マナクエストをやると(選択画面に戻らずに)自然と経験値クエストの方に行くのって。
千葉:経験値からやればマナの方に行きますし。「戻る」を押す、そのひと手間だけですけど、それをおろそかにしない運営に対する信頼感が増しました。
髙野:運営の方たちも、ちゃんと自分たちでゲームをやって確かめてくれているのがすごくわかりますよね。
千葉:しかも、スキップチケットを使う枚数がデフォルトで最大になっていて。本当に些細なことですけど、枚数を増やすボタンを押さなくていいと快適さが違うんですよね。
大坪:サービス開始当初はクエストのスキップチケットも新しいな、楽だなって印象だったんですよ。それが、どんどんどんどんプレイが楽になって感動します。
千葉:ショップでの購入も一括で出来るようになったり。
髙野:今は限定(のショップ)もすごく買いやすいですもんね。
TOKEN:このタイミングで変更してくると思わなかったからビックリしました。
大坪:でも、こんなに時間短縮を目指してくれているのに、(スタミナがもらえる)12時と18時になったら開いちゃうんですよね(笑)。寝る前にも「ギルドハウスのスタミナを回収しておかなきゃ!」って。
髙野:MAXになる前に回収しなきゃと思っちゃいますよね(笑)。そうやってスキップとかで時間を取らせないようにしつつも、たまに新しいダンジョンとか時間をかけて攻略しなきゃいけないものが出てきたりして。やり込みも出来るし、快適にも出来るし、っていうのはやっぱり魅力ですね。
大坪:緩急があるよね。
髙野:ルナの塔でも、急に全然攻略出来ない階が出てきたりすると、すごく燃えます。
千葉:ちなみに、ルナの塔はほかのプレイヤーの「クリアパーティ」を見ますか?
髙野:見つつ、自分でアレンジします。
大坪:装備(RANK)や星によっても違ったりするもんね。誰かが倒れちゃったら復活するのが次の朝(5時)なのはもったいないと思って、クリアパーティをある程度参考にしつつ1日で登り切るのが基本になっています。
髙野:達成感もありますからね。1日で登り切ったぞ! って。
大坪:そうそう。
千葉:さすがに全部は覚えていないと思いますが、そのほか印象に残っているアップデートはありますか?
大坪:戦闘の前と勝利した後で、関係の深いキャラ同士がボイスで掛け合うようになったのも嬉しかったですね。確か、収録は1年目のハロウィンイベントの時ぐらいだった気がします(笑)。
※キャラ同士の掛け合いのボイス実装は2019年6月18日。
あと、イベントの討伐証交換での交換回数を変えられるようになったのもありがたかったです。最初は10回ずつ交換していたのが100回ずつ出来るようになって。
千葉:10回ずつやるのは正直面倒でしたからね。
大坪:毎回、寝落ちしながら10回ずつやっていました(笑)。
髙野:わかります(笑)。
今後の要望から2人がシノブとアンナに着せたい衣装の話に
千葉:本当にいろんなことが便利になってありがたいです。それにしても、「プリコネR」はサービス開始からいきなり人気が出たというよりはジワジワ広まった感じで、確か1周年を迎えたあたりで一気にユーザーが増えましたよね。
大坪:みんなが面白さに気づき始めた、みたいな。
髙野:私自身最初はこんなに流行ると思っていなかったです(笑)。なので、皆さんに「プリコネR」を知ってもらえてとても嬉しいです。
大坪:(笑)。収録はたしかサービス開始の3年ぐらい前からやっていたので、サービス開始された時は「やっと!」という気持ちがありました。どんなゲームになるんだろうと思っていたら、めちゃめちゃ楽しくて。
髙野:私も、ゲーム自体がこんなに楽しいんだ! って思いました。しかも、当時のスマホゲームだとここまでなめらかに動くゲームも珍しい気がして。そこもハマった要因かなと思います。
千葉:では、そんな「プリコネR」に対する“今後の要望”もお聞きしたいと思います。シノブとアンナは、イベントでもガチャでもいいのでどんな活躍をさせたいですか?
大坪:ストーリーイベントやルナの塔だと、ギルドの垣根を越えた意外な組み合わせの話もあるので、いつかシノブとアンナが絡んで欲しいですね。
髙野:絡んで欲しい! それこそ、エンディング曲を一緒に歌って欲しいですね。たぶん今まで(シノブとアンナは)会話もしたことないんじゃないかな?
大坪:多分ないよね。お互いが何て呼び合うのかもふんわりしているし。
髙野:中二病のアンナからしたら、シノブはちょっと憧れの対象になりそう(笑)。
大坪:お父さん(ドクロ親父)のこともカッコいいと思いそうだよね(笑)。
髙野:「だって骸骨じゃん! カッコいい!!」って。そういう絡みも見てみたいです。
大坪:あとは、魔族やエルフといった種族同士での絡みや話があっても面白いかなって思います。
髙野:アンナに関しては、これまで通り深刻なところにはあまり関わらず、ずっとバカをしていて欲しいなって希望はすごくあります。“アンナナカ”(アンナとナナカ)で、的外れなことをずっと言ってて欲しいなって(笑)。
大坪:必要だよね。あとは、欲を言えばまた限定衣装とか。
千葉:現状だとシノブ(ハロウィン)とアンナ(サマー)ですが、次はどんな衣装がいいですか?
大坪:私は水着がいいです。
髙野:え~! シノブで水着かぁ。
大坪:絶対真っ白な肌だよ。
髙野:なんか逆に見たくない(笑)。
千葉:アンナはどうですか?
髙野:私は最初ハロウィンがアンナっぽいかなと思っていたんですけど、まさかのスク水が来ちゃったので、あれで結構満足した感があるんですよね(笑)。なので、今度は逆にアンナのイメージとは全く違う、めっちゃ可愛い服ですかね。それこそバレンタインとか。
大坪:いい!!
髙野:水着も意外性でしたけど、また別の方向性の意外性の衣装が欲しいなと思います。
大坪:ニューイヤーとかも良さそうだよね。振袖だけどゴスロリっぽいみたいな、和ロリの衣装。
髙野:それも似合いそう!
細かな要望はありますが、これからも毎日プレイします!
千葉:では、キャラではなくUIやちょっとした機能などで、こういうものがあれば、といった要望はありますか?
大坪:(少し考えて)そうだ。EXPポーションを使う時に、連続してタップするか長押しするのを、一括で使えるようになったら嬉しいです。
髙野:装備強化でアイテムを使うのもまとめて出来たらいいよね。
大坪:ルピの使い方も、もう少しあれば嬉しいなって思いますね。結構すぐに溜まっちゃうので。あと、ガチャが更新された時にスキップチケットに変換されるのも、スキップチケットはいっぱいあるんだよなぁ、マナだったらなぁって。
TOKEN:ガチな要望ですね(笑)。
千葉:スキップチケット、自分は確認したら60,000枚以上ありました。毎日ミッションを一通りやると増えていくんですよね。
髙野:そうなんですよ。アイテムだと、前にイベントでもらった「大天使の泪」(※)。これってどうすればいいんですかね? 売却していいのかどうか。
※ストーリーイベント「ハッピー・チェンジ・エンジェルズ」でラフィという登場人物からもらえるアイテム
大坪:売却額が売却用っぽいけど、思い出の物だから売却出来ないよね。
千葉:自分はそういうのを売却したり使ったり出来ないタイプなので、そのままです。専用スフィアとかグロウスフィアも一切使ってないですし。ほかに入手手段が出来たら使うかもですが。
髙野:専用スフィア使ってないんですか!? もったいない。
TOKEN:僕はすぐ使いますね。
千葉:それで最近キャラの成長が遅れているんですかね(笑)。いろんなキャラを育てていたら、山ほどあったはずのポーションがマナよりも先に枯れちゃいましたし。
髙野:そんな時のグロウスフィアですよ(笑)。
大坪:ポーションだと、一番細いの(ミニEXPポーション)だと60しか経験値もらえないから、これも一括でポンと使えるようになったらなと。「おまかせ強化」だと(スキルレベルを上げるために)マナまで持っていかれちゃうので、個別化出来たらすごく嬉しいです。
髙野:めちゃめちゃ細かい要望(笑)。
大坪:そう考えると、逆にまだまだ成長の余地ありで、きっとちょっとずつ変えていってくれているのかなと思いますよね。でも、今言ったのは、こうであったらいいなぁ~、ぐらいの要望ですから。そうならなくても毎日やります!(笑)
髙野:今まで通りでも全然大丈夫です。
千葉:スマホゲームはいっぱいあるので、そういう遊びやすさって重要なんですよね。「プリコネR」は遊びやすいから本当に気軽に始めてもらえれば、ゲームとしても面白いしストーリーも秀逸ですし。出遅れたと思わずにぜひ。
髙野:新しい人も全然やりやすいゲームですからね。
千葉:以前プレイして、ちょっとやりにくい部分があると感じていた人も、今やってみるとすごくやりやすくなっていると思います。
大坪:サイドストーリーで過去の配布キャラも仲間にできますからね。
髙野:メインストーリーも開放されていますので、ぜひプレイしてもらいたいです!
大坪:じゃあ最後に、それぞれ好きな勝利ポーズを言って終わりましょうか(笑)。私は水着イオ(※イオ(サマー)のこと)ちゃんの、下から貝のソファが出てくる勝利ポーズが大好きです!
髙野:私はさっき言った水着アンナ(※アンナ(サマー)のこと)の、びしょ濡れになるのが好きですね。
千葉:う~ん、被ってしまいますけど、自分も水着キャラの勝利ポーズは気合が入っていていいなと思いますね。最初に水着キャル(※キャル(サマー)のこと)の勝利ポーズを見た時、すごく可愛いなと思ったんですよ。
大坪:浮き輪に隠れちゃうやつですよね。あと、ヨリとアカリが2人で一緒になるのも好きです。
TOKEN:どうしようかなぁ……やっぱり自分が好きなリノちゃんの勝利ポーズですかね。
大坪:妹派ですか。私は最初にずっと好きだったのがシズルお姉ちゃんで。姉派なんですよね(笑)。
髙野:私は最初、ハツネでした。
千葉:好きなキャラで言えば、ついにコッコロが5人(衣装違いで5キャラ)揃ったので、コッコロ編成を組めるようになったんですよ!(笑)
大坪:それはもう、“ゴッコロ”じゃないですか(笑)。
髙野:あはははは!
千葉:そんな感じで、細かいところまでぜひ楽しんでもらいたいですね。なんだか本当にオフ会のような座談会となりましたが、興味深い話の数々ありがとうございました!