「メモオフ」から「シンメモ」へとバトンをつないだ「メモリーズオフ20th 藤川市×澄空市 合同成人式&同窓会」レポートオルゴール販売やショートアニメ企画も発表に

発表会・イベント取材
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MAGES.は9月11日、ライブ&トークイベント「メモリーズオフ20th 藤川市×澄空市 合同成人式&同窓会」を、TACHIKAWA STAGE GARDENにて開催した。

当初は2020年6月27日に開催予定だった「メモリーズオフ」シリーズの20周年記念イベント。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてそちらは中心になったが、有観客イベント+有料配信という形式で、1年越しの開催となった。

「メモリーズオフ」シリーズではおなじみの警告劇場をイメージした稲穂信による前説を経て、イベントの最初を飾ったのは同シリーズの多数の作品でOP/ED曲を歌唱している彩音さんによるライブ。まずは記憶に新しい「メモリーズオフ -Innocent Fille- for Dearest」のOPテーマ「for Dearest」、「メモリーズオフ -Innocent Fille-」のOPテーマ「レジリエンス」を歌い上げる。

さらに「メモリーズオフ」シリーズ楽曲のメドレーとして「Film Makers」(OVA「メモリーズオフ #5 とぎれたフィルム」主題歌)、「君の描片~キミノカケラ~」(PSP版「想い出にかわる君 ~メモリーズオフ~」「メモリーズオフ ~それから~」OPテーマ)、「かけがえのない想い ずっと一緒に」(PS3/PS Vita版「メモリーズオフ6 Complete」OPテーマ)を続けて披露すると、「想い出はゆびきりの記憶へ」(「メモリーズオフ ゆびきりの記憶」トゥルーEDテーマ)をしっとりと歌い上げてオープニングのライブパートを締めくくった。

懐かしのOPムービーを挟んでの最初の朗読劇「(20年経っても)変わらない日常」には、那須めぐみさん(今坂唯笑役)・利田優子さん(双海詩音役)・間島淳司さん(稲穂信役)が出演。初代「メモリーズオフ」の面々ということもあり、それぞれの近況の報告など、YuKuRu店内での穏やかなやり取りが繰り広げられる。ところどころで出てくる「メモリーズオフ」の主人公・三上智也の話題も嬉しいところ。

朗読劇が終わると、柴田太郎氏(「メモリーズオフ」シリーズ/「シンスメモリーズ」プロデューサー)を加えた4人でのトークパートに。今回新たに販売された利田さん監修による「ShionBlend オリジナルティー」の紹介のほか、年齢を重ねつつも変わらないキャラクターたちの掛け合いが楽しめた朗読劇の感想や、詩音と唯笑に票が集まった20周年記念のキャラクター人気投票の結果など、気心の知れたトークに花を咲かせていた。

続いてライブパートに登場したのはZweiの2人。「メモリーズオフ ゆびきりの記憶」より「風の旋律」(PSP版OPテーマ)、「小指のパラドックス」(Xbox 360版OPテーマ)、「幻影のメビウス」(PS3/PS Vita版OPテーマ)をライブならではのパワフルなパフォーマンスで魅せる。

さらに、彩音さんを呼びこんで披露したのは「想い出にかわる君 ~メモリーズオフ~」のOPテーマである「リプレイマシン」。オリジナルは水樹奈々さんが歌唱した楽曲ということで、サプライズでの披露に驚いたファンも多いのではないだろうか。その後は彩音さんのみがステージに残り、「メモリーズオフ #5 とぎれたフィルム」OPテーマである「ORANGE」を届けた。

2つ目の朗読劇「どっちが本当?」では、間島さんに加えて新名彩乃さん(遠峯りりす役)・後藤邑子さん(嘉神川クロエ役)が出演。ともに「メモリーズオフ6 ~T-Wave~」「メモリーズオフ6 Next Relation」のキャラクターで、先輩後輩の間柄ということもあって近況に花を咲かせつつ、主人公である塚本志雄に関する話題になると、なぜかりりすとクロエの話が噛み合わない様子。果たして真実はどうなのか気になるところではあったが、最後はクロエの妹であるノエルのことを熱っぽく語るというオチがついて締めくくられた。

その後のトークパートにも続いて新名さん・後藤さんが出演。2020年に行われた配信番組での後藤さんが寄せた、熱のこもった長文のお手紙を改めて紹介しつつ、もう13年前だという「メモリーズオフ6 ~T-Wave~」の発売当時のエピソードなどが語られた。

ここからは、過去にリリースされたキャラクターソングのライブパートとなり、新名さんが「Candy Love」、那須さんが「雨はいつあがる?」、後藤さんが「Blue Moon」を披露。それぞれにテイストの異なる楽曲を、感情のこもった歌唱で届けていた。

最後の朗読劇「稲穂家の人々」は2本立てで展開。まずは「メモリーズオフ -Innocent Fille-」から出演の徳井青空さん(志摩寿奈桜役)・矢作紗友里さん(日紫喜瑞羽役)が登場し、信と京子の結婚当時のエピソードが展開。信がすでに子供の名前を“凛”と決めていたことなども触れられつつ、10年後に思いを馳せていったところで、寿奈桜が「10年後には子供が3人ぐらいいそうだし」と分かりやすいフリを重ねがけしたところで、一旦徳井さん・矢作さんのトークパートへと移っていった。

「メモリーズオフ -Innocent Fille- for Dearest」の発売からは2年半ぶりで、かつ一緒に演じる初めての機会だったという朗読劇に喜ぶ2人。「メモリーズオフ」シリーズ最終作としてリリースされた発売当時の感想が語られつつ、矢作さんからは「メモリーズオフ -Innocent Fille- for Dearest」の演技でキスシーンを濃厚にしてほしいとオーダされたというエピソードも明かされていた。

再び朗読劇に戻ると、田中理恵さん(稲穂鈴役)・木野日菜さん(稲穂凛役)の2人と、全ての朗読劇に出演した信役の間島さんによる、文字通り稲穂家の面々が揃ってのやり取りが繰り広げられることに。前半のフリの通り3人目の出産を控えた場面ではあったものの、随所に叔母である鈴が凛を溺愛する様子をコミカルに描きつつ、鈴が執筆のスランプに陥っていることを見抜く凛の観察眼も垣間見えるなど、9月16日に発売される「シンスメモリーズ 星天の下で」での姿もイメージできるようなエピソードだった。

朗読劇の終了後は、20年の間に姉の登場だけにとどまらず、ついには娘も登場するというシリーズ皆勤賞の信ならではの内容に触れつつ、木野さんからは演じる上で可愛らしさを詰め込んだと収録当時に意識したことも語られる。また、田中さんも久々のお芝居に感慨深いと振り返っていた。

ここで、「シンスメモリーズ 星天の下で」のキャストから近藤玲奈さん(北條ちはや役)・岡本美歌さん(大山優梨子役)がステージに登壇。近藤さんからは作品の特徴、岡本さんからは本人が歌う挿入歌についての紹介が行われる。また、それぞれのお芝居についても、近藤さんは物語をリアルに感じられるようにナチュラルに演じたこと、岡本さんは作中でのいろんな葛藤から、恋愛というよりは青春という感覚だったことが語られていた。

続くライブパートは全て「シンスメモリーズ 星天の下で」の楽曲に。亜咲花さんの歌うOPテーマ「光と影のラプラス」から始まり、岡本さんによる挿入歌「Long for you」、そして彩音さんによるEDテーマ「星空オルゴール」と3曲が披露された。発売前ということでまだゲームとのリンクを直接感じることはできないが、それぞれに異なる魅力を感じさせる楽曲となっていた。

最後に、初代「メモリーズオフ」に出演した那須さんと利田さん、そして初代「メモリーズオフ」と同い年だという近藤さんと亜咲花さんがステージ上に姿を見せ、シリーズ20年の歴史を今後の「シンスメモリーズ」につなげていく、バトンの受け渡しが行われた。その後の挨拶では、近藤さんがこれまで作ってきた歴史を引き継いで頑張りたいと抱負を語ると、利田さんからはシリーズが終わることへの寂しさを述べつつ、「シンスメモリーズ」へのエールも贈っていた。

その後は彩音さん、Zweiさん、亜咲花さんが揃ってのライブパートとなり、「永遠のメモリーズ」(PSP版「メモリーズオフ」「メモリーズオフ 2nd」OPテーマ)、そして「ロマンシングストーリー」(「メモリーズオフ #5 とぎれたフィルム」EDテーマ)を披露。そして、出演者が順番に感謝の挨拶を届けて、イベントは締めくくられた。

出演者の降壇後、スクリーンでは「シンスメモリーズ 星天の下で」のOPムービーが流れ、さらにその流れで20周年記念商品のオルゴールを完全受注生産で販売することと、SDキャラによるショートアニメ企画が進行中であることが明かされた。それぞれの続報にも期待しよう。

なお、イベントの配信は2021年9月18日(土)23:59までアーカイブで観覧可能。チケット情報などは「メモリーズオフ20th 藤川市&澄空市 合同成人式&同窓会」特設サイト(http://memoriesoff.jp/20th/ceremony/)をチェックしよう。

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