Behaviour Interactiveが展開する非対称対戦型ホラーサバイバルゲーム「Dead by Daylight」。3月9日に実装される和製ホラー「リング」とのコラボレーションチャプター「貞子ライジング」についてメールインタビューを実施した。
「Dead by Daylight」の新チャプターとして、3月9日に実装が決定した「リング」とのコラボレーションチャプター「貞子ライジング」。鈴木光司氏の小説「リング」及び映画「リング」(98年)から着想を得た本チャプターでは、「リング」の世界観を踏襲し、長い間忘れ去られていた古井戸から貞子が“The Onryo(怨霊)”となって這い出でる戦慄の体験が味わえる。
また、新サバイバーとしては、原作で貞子の恐ろしい復讐から唯一生き延びた少年・浅川陽一が大人になった姿で登場。鈴木光司氏の小説とオリジナルの映画に基づき、浅川陽一のその後の人生を描いているのも特徴だ。
今回、本チャプターのディレクションを務めたクリエイティブディレクターのデイブ・リチャード氏へメールインタビューを行う機会を得た。気になる「リング」とのコラボの経緯や、“The Onryo(怨霊)”の能力について聞いているので、ぜひチェックしてほしい。
――日本の傑作ホラー「リング」とコラボレーションを行うことになった経緯を教えてください。
私たちは「Dead by Daylight」通じて世界中のホラー文化を再認識してもらいたいと思っています。例えば、新規実装DLCである「Portrait of a Murder」は中南米の文化に影響を受けています。その中で、日本の代表的なホラー作品である「リング」を「Dead by Daylight」の世界に持ち込むことは以前から実現したいと思っていました。
そのような中で、KADOKAWA様から弊社のゲームディレクターのマシュー宛に直接ご連絡頂く機会がありました。この願ってもないチャンスに、マシューは「是非やろう!」と二つ返事で承諾をし、今回のコラボレーションが実現しました。
――「Dead by Daylight」ではスピリットや鬼といった日本モチーフのキラーが登場していますが、今回、貞子(怨霊)を追加するときに差別化を意識した点はありましたか?
日本モチーフのキラーは既に登場していますが、貞子の力は他のキラーとは一線を画す、とても独特なキラーになっています。ビジュアルデザインも大きく異なるため、プレイヤーも区別がつかなくなるという事はありません。
――貞子(怨霊)は、原作ではビデオテープを見た相手をを1週間後に呪い殺すという能力を持っています。「Dead by Daylight」ではこの力をどのようにゲームシステムに落とし込みましたか? また、こだわったポイントなどもあれば教えてください。
作品に敬意を払いながら、「Dead by Daylight」の新たなコンテンツとして本チャプターを作成することにこだわりました。その中で、1週間後に呪い殺すという能力は必ずゲーム内に落とし込みたいと思っていました。ですが、この能力をゲームプレイという短い時間でどう表現するかが課題でした。
結果として、「Dead by Daylight」ではサバイバーの様々な行動によって増加する7段階のメーターを追加し、それが満タンになると貞子に憑依され、殺されるという仕組みになりました。シンプルですが、貞子の標的であるという絶望感を表現するのに最適でした。死を避けるために、サバイバー達は呪いのビデオテープをコピーして貞子のメッセージを広めなければなりません。
――サバイバーとしては大人になった浅川陽一が登場しますが、彼がサバイバーとして選ばれた理由を教えてください。また彼はどのような理由から「Dead by Daylight」の世界に迷い込むことになるのでしょうか?
浅川陽一にはとても興味をそそられました。彼は「リング」の中で唯一貞子の呪いから生き延びた人物でもあります。作品内では小さな男の子として登場した彼ですが、その後については語られていません。大人になった彼を「Dead by Daylight」に登場させられる事は今まで語られなかった空白を埋める最適な機会になると思ったからです。
KADOKAWA様に彼のその後の物語について創造する機会をいただいたことを誇りに思っています。彼がどのように「Dead by Daylight」の世界に迷い込むのかは、本チャプターのリリース日に明らかになります!
――今回のコラボレーションでは新しいマップは追加されますか?
今回のコラボレーションでは新たなマップの追加はありません。新たなチャプターに追加するマップ候補を決める際、必ずコラボする作品内での代表的な場所を決めます。リングの場合、場所の候補はいくつかあったのですが、「Dead by Daylight」のゲームスタイルにぴったりとフィットする場所がなかったため作成しませんでした。
全てを話す事は出来ませんが、マップ以外に「リング」の世界を感じることができる要素が本チャプターでは追加されています。
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※画面は開発中のものです。
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