DONUTSは2022年2月26日・27日、「Tokyo 7th シスターズ Live Tokyo-7th FESTIVAL in Ryogoku Kokugikan」(以下、「7thフェス」)を開催。ここでは26日公演の模様をお伝えする。

目次
  1. 出演者(敬称略)
  2. セットリスト

「Tokyo 7th シスターズ」(以下、「ナナシス」)の舞台である国際娯楽都市区画“Tokyo-7th”で行われたFESTIVAL、そのRyogoku会場となる本公演。ステージでは最後の挨拶以外は「ナナシス」のアイドルを演じる形でのパフォーマンスを見せ、没入感は抜群。しかも、フェスならではのサプライズやスペシャルなコラボ、別会場にいるメンバーの登場など、楽しさいっぱいの内容となった。

なお、本公演は感染症対策を万全にした上での現地有観客に加え、オンライン配信も実施。配信チケットの販売は2022年3月6日(日)21:00まで。アーカイブ視聴期間は2022年3月4日(金)0:00~3月6日(日)23:59。

出演者(敬称略)

高田憂希(天堂寺ムスビ役)
清水彩香(臼田スミレ役)
道井悠(神城スイ役)
今井麻夏(久遠寺シズカ役)
中村桜(晴海サワラ役)
高井舞香(晴海カジカ役)
桑原由気(晴海シンジュ役)
井上ほの花(上杉・ウエバス・キョーコ役)
飯塚麻結(荒木レナ役)
植田ひかる(西園ホノカ役)
野村麻衣子(越前ムラサキ役)
広瀬ゆうき(瀬戸ファーブ役)
宝木久美(白鳥トモエ役)
ルゥティン(前園リシュリ役)
藤井アユ美(榎並マドカ役)
桜木アミサ(雲巻モナカ役)
森千早都(シャオ・ヘイフォン役)
北奈つき(有栖シラユキ役)
高岸美里亜(ターシャ・ロマノフスキー役)
山岡ゆり(星柿マノン役)
山下まみ(九条ウメ役)
秋奈(空栗ヒトハ/フタバ役)
天希かのん(星影アイ役)
天野聡美(月代ユウ役)
星ノ谷しずく(一ノ瀬マイ役)
山田麻莉奈(朝凪シオネ役)

開演前の影ナレは、シラユキ(北さん)とマノン(山岡さん)が担当。可愛い2人が「お約束そのいち〜!」と支配人(「ナナシス」ファンの呼称)たちに注意事項を伝え、これから始まるステージに向けて「今日は魔法みたいにすっごいことが盛りだくさんらしいです」と期待を膨らませる。そして、その言葉が誇張でないことは、いきなり証明されるのだった。

スクリーンに年号の数字が表れ、それがどんどん進んでいく。これまで描かれてきた時代のさらに未来、「2053」へ。ステージにライトが灯り、後方には人影が2つ。いったい誰なのか……? 期待と興奮の空気が張り詰める中、スクリーンが開いてステージに登場したのは、なんと新エピソードに登場する「Stella MiNE」のアイ(天希さん)とユウ(天野さん)だ。いきなりのサプライズに、支配人たちは感染症対策のため声こそ出せなかったものの、会場には明らかなどよめきが起こる。

「777☆SISTERS」に憧れ、アイドルを目指し始めた2人組────「Stella MiNE」。

2人はキービジュアルでも描かれていた衣装を身にまとい、「Be Your Light」でスタイリッシュなダンスと歌声を披露。レーザーが輝く会場で圧倒的な存在感を示していく。天希さんは、このようなステージはもちろん仕事で歌うこと自体が初めてとのことだが、ほかのコンテンツでステージ経験のある天野さんとともに、アイとユウのカリスマ性を感じさせるこの楽曲を見事に表現していた。

そのパフォーマンスに支配人たちが圧倒される中、今度はスクリーンにアイとユウの掛け合いや「Stella MiNE」を紹介する番組が流れ、ステージ上で2人が生朗読。ツアー終わりの2人にインタビューする内容となっており、華やかなアイとクールなユウ、それぞれのキャラクターや性格、考え方、2人の絆がわかる興味深いものとなっていた。

さらに、「今回君に頼むのは、ナナスタWの解体だ」と謎の声が流れると、今度は新生ナナスタWに現れた超大型新人・“奈々星”アイ(天希さん)、マイ(星ノ谷さん)、シオネ(山田さん)のエピソード。「この3人でユニットを組んで、ナナスタWを盛り上げよう」「今年中になんとかしないとナナスタWは潰れちゃうんだけどね」といった気になる言葉も飛び出す。彼女たちがどんな星となるのか、エピソード実装を楽しみに待ちたい。

冒頭からサプライズステージとなった7thフェス。時間はさらに戻り、2053年から今度は2043年へ。登場したのはSEASON OF LOVEのシラユキ(北さん)、マノン(山岡さん)、ターシャ(高岸さん)、シンジュ(桑原さん)。2034年から大きく成長した彼女たちは、まずはデビュー曲「Fall in Love」を爽やかな歌声で響かせる。

そのまま、春をイメージした新曲「陽だまりの世界地図」を披露。テンポ感のあるメロディに乗せた優しく心地のよい歌声で、支配人たちの心を掴んでいった。サビでのハーモニーは陽だまりのように心が温かくなり、聴いていて頬が緩む。

そして、改めて「Tokyo-7th FESTIVAL」のスタートを告げ、時代は2034年。

Tokyo-7thの各地で行われているフェスの両国会場の幕を開けたのは、ムスビ(高田さん)、スミレ(清水さん)、スイ(道井さん)、シズカ(今井さん)、サワラ(中村さん)、カジカ(高井さん)、トモエ(宝木さん)、リシュリ(ルゥさん)、マドカ(藤井さん)、モナカ(桜木さん)、シャオ(森さん)による「KILL☆ER☆TUNE☆R」。今回はナナスタシスターズバージョンの掛け声となっており、ダンスも楽しいお馴染みのノリノリソングに支配人たちのテンションはますます上がる。曲後の挨拶では、シズカのダジャレも炸裂していた。

その熱気を引き継ぎ、SiSHのスミレ(清水さん)、スイ(道井さん)、シズカ(今井さん)がステップも軽快で元気いっぱいに「プレシャス・セトラ」を披露すると、サビや間奏でもクラップが鳴り響いてみんなの心が一体に。続けて、おしゃれに「AOZORA TRAIN」を歌い、SiSHの世界を広げていく。突き抜けるような高音も綺麗で、より完成度の上がったエレクトロなパフォーマンスを見せてくれた。

MCでは「フェスらしいコラボをやりたい」とムスビ(高田さん)を呼び込み、ムスビとシズカによるフェス限定のスペシャルなコラボステージへ。2人が披露したのは、NI+CORA(ムスビ、スース)を代表するガールズロック「Girls Talk!!」だ。この曲のポイントでもある電話でのやり取りも今回の2人のバージョンであり、ソロパートで歌っていない方が回る動きや、偶然お揃いだったグラデーションカラーのポニーテールがダンスに合わせて揺れるのもポイント。支配人たちも掛け声代わりの手拍子をして盛り上がっていた。

曲後には、ムスビによるフェス限定「ヤキソバー!」「パーン!!」の掛け声も飛び出しつつ、誰かが乱入してきそうだから元のセットリストに戻ろっか……と提案。すると案の定、「ナナシス」のライブで“乱入”といえばお馴染みのKARAKURIが乱入して、ステージをジャックする。

ダンサーとともに登場したヒトハ/フタバ(秋奈さん)は、「-Zero」でいきなりKARAKURIワールドを現出。スモークが吹き上がったステージは、心境を表すような曲調の変化も聴き応えたっぷりだ。「B.A.A.B.」では、さらにオシャレかつダンサブルなパフォーマンスを見せ、透過スクリーンの背後からシースルーな雰囲気で歌うのも格好いい。挨拶では「乱入に慣れてしまっていることも認めないといけないね」と、お茶目な面も見せていた。

コラボから乱入者と、何が起こるかわからない楽しさいっぱいの7thフェス。今度は現実とサイバー空間を繋ぎ、スクリーンに登場したのは「Tokyo-7th FESTIVAL」バーチャル会場にいるWITCH NUMBER 4のハル(篠田さん)、ロナ(加隈さん)、ヒメ(中島さん)、モモカ(井澤さん)。Ryogoku会場には出演していない彼女たちのサプライズ魔法により、ポップなデジタルチューン「星屑☆シーカー」を披露する。曲中にはラップも決め、振りに合わせてハートマークや☆が画面に出てくるのもバーチャルならでは。そして、引き続きバーチャル会場を盛り上げるために去っていった。

Ryogoku会場へと戻り、今度は晴海三姉妹ことサワラ(中村さん)、カジカ(高井さん)、シンジュ(桑原さん)によるユニット・サンボンリボンのステージ。ガーリーポップ「セカイのヒミツ」を歌う3人は、軽快なメロディに乗せて足をクイッとするステップも可愛い。

MCでは「サンボンリボンの乱入の番だぜ」とおどけたかと思えば、踊りだすカジカとサワラに戸惑うシンジュといった、晴海三姉妹らしいやり取りでも楽しませる。さらに、ハーモニーが心地いい「14歳のサマーソーダ」を爽やかに歌うと、逃げるが勝ちとばかりに、ばびゅーんとステージを去っていく姉2人。

残ったシンジュはコドモ連合のシラユキ(北さん)、マノン(山岡さん)、ターシャ(高岸さん)を呼び込み、そのままコドモ連合によるパフォーマンスに突入。ギターの響きからポップでロックな「コドーモ・デ・ヒーロ」を披露する。サビで向き合う振り付けもキュートで、先ほどのSEASON OF LOVE(元・コドモ連合のメンバーによるユニット)とはまた違う純粋な魅力を見せていった。

続いて、七花少女のトモエ(宝木さん)、リシュリ(ルゥさん)、マドカ(藤井さん)、モナカ(桜木さん)、シャオ(森さん)がステージ上段に登場。透明感のある清々しいハーモニーで「秋の空とこころ コスモス」を歌い、優しい空気が緑に染まった会場を包み込んでいく。挨拶では、トモエがらしさを出して盛り上げる場面もありつつ、今度は七花少女のデビュー曲「花咲キオトメ」へ。さらに爽やかな風が支配人たちの心を吹き抜けていった。

次に登場したのは、スイ(道井さん)、スミレ(清水さん)、シズカ(今井さん)。SiSHの3人が、ここではSUI♡SUTA(しずかな)として、SU♡SUTA(きゅうとな)の「ラブリー♡オンリー」をフェス特別バージョンでカバー。3人の歌声も振り付けもステージ演出もキュートで、大きなハートマークを作って愛情をたっぷり届ける。SU♡SUTA(きゅうとな)のメンバーであるスースとスミレはレディな感じがするからと、シズカは「レディを目指してがんばれでぃ」と、ここでもダジャレを決めていた。

さらに、爽やかで甘酸っぱい青春の1ページを見せてくれたのは、キョーコ(井上さん)、レナ(飯塚さん)、ホノカ(植田さん)によるユニット・Le☆S☆Ca。彼女たちの1曲目「ミツバチ」は可愛さだけでなく力強さもあり、笑顔いっぱいの様子や手を腰の後ろに持ってくる振り付けも印象的だ。

挨拶でいつものようにキョーコをからかって盛り上がると、「ひよこのうた」ではラップパートも軽快に決め、ソロでの個性とLe☆S☆Caとしての魅力を存分に発揮していく。そして、「SUN SUN SUN」でまさに太陽のように輝く3人。ダンスのキレがスカートの翻り方からも感じられ、ステージを爽やかに駆け抜ける姿はとても眩しいものだった。

そんな元気で爽やかなステージから一転、The QUEEN of PURPLEのムラサキ(野村さん)とファーブ(広瀬さん)が、挨拶代わりのロックナンバー「THUNDERBOLT」で激アツな一発をお見舞いする。激しく魂を震わせるステージングは、続く「I AM」でさらにヒートアップ。会場を貫くようなレーザーの光も飛び交い、会場の支配人たちは腕を突き上げて彼女たちのサウンドに酔いしれていた。

MCでは、The QUEEN of PURPLEのほかのメンバーがなにをしているかの話で、ちょっとした笑いを取る2人。そして、次も私たち2人で……と始めようとした瞬間、あの“天才美少女”が姿を現した。

その名は、4Uのボーカル・九条ウメ(山下さん)。またしても7thフェスのスペシャルなコラボにみんな大興奮。3人が同じステージに立ち、ロックバトルの開始だ。歌うのはウメのROCKへの熱い想いを乗せたナンバー「ROCKな☆アタシ」。まだまだいくわよー! と煽れば、支配人たちもクラップで応酬する。そして今度は、The QUEEN of PURPLEの熱さと信念を綴ったナンバー「Fire and Rose」へ。炎が吹き上がるステージで、炎以上の情熱を燃やす怒涛のパフォーマンスは、みんなの魂が“消しゴム”ならぬ“消し炭”になってしまうほどだった。

楽しさとここだけの特別な瞬間が目白押しとなった7thフェスもいよいよラストとなり、ライブTシャツに着替えたメンバーが再登場して「Departures -あしたの歌-」を披露。みんな笑顔がいっぱいに溢れていて、本人たちも7thフェスを目一杯楽しんでいたことが伝わってくる。曲後は新キャラクターを演じる4人も呼び込み、演者として感想や今後の意気込みなどひとりずつ挨拶して、初日を締めくくった。

ステージを去った後には、「ナナシス」ライブ恒例の舞台裏でユニットごとにカメラにアピールする姿が映し出され、ステージでの姿とはまた違ったお茶目さやわちゃわちゃ感を見せてくれた。

エンディングでは特報として今後の情報を公開。こちらは別記事で紹介しているので、そちらを参照して、新たな一歩を踏み出した「ナナシス」をこれからも楽しんでもらいたい。

セットリスト

01. Be Your Light/Stella MiNE
02. Fall in Love/SEASON OF LOVE
03. 陽だまりの世界地図/SEASON OF LOVE
04. KILL☆ER☆TUNE☆R/天堂寺ムスビ、臼田スミレ、神城スイ、久遠寺シズカ、晴海サワラ、晴海カジカ、白鳥トモエ、前園リシュリ、榎並マドカ、雲巻モナカ、シャオ・ヘイフォン
05. プレシャス・セトラ/SiSH
06. AOZORA TRAIN/SiSH
07. Girls Talk!!/天堂寺ムスビ、臼田スミレ
08. -Zero/KARAKURI
09. B.A.A.B./KARAKURI
10. 星屑☆シーカー/WITCH NUMBER 4
11. セカイのヒミツ/サンボンリボン
12. 14歳のサマーソーダ/サンボンリボン
13. コドーモ・デ・ヒーロ/コドモ連合
14. 秋の空とこころ コスモス/七花少女
15. 花咲キオトメ/七花少女
16. ラブリー♡オンリー」/SUI♡SUTA(しずかな)
17. ミツバチ/Le☆S☆Ca
18. ひよこのうた/Le☆S☆Ca
19. SUN SUN SUN/Le☆S☆Ca
20. THUNDERBOLT/越前ムラサキ、瀬戸ファーブ
21. I AM/越前ムラサキ、瀬戸ファーブ
22. ROCKな☆アタシ/九条ウメ、越前ムラサキ、瀬戸ファーブ
23. Fire and Rose/九条ウメ、越前ムラサキ、瀬戸ファーブ
24. Departures -あしたの歌-/ALL CAST(新CAST以外)

Tokyo 7th シスターズ

DONUTS

iOSアプリiOS

  • 配信日:2014年2月19日
  • 価格:基本無料

    Tokyo 7th シスターズ

    DONUTS

    AndroidアプリAndroid

    • 配信日:2014年11月13日
    • 価格:基本無料

      ※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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