エクストライージー・モードや新パートナー・伊吹萃香の追加など新規要素が盛りだくさん！「紅魔城レミリア緋色の交響曲」試遊レポート

6月11日開催の「Happinet ゲームフェス！～2022夏の陣～inベルサール秋葉原」にて出展された、Nintendo Switch/PC（Steam）用ソフト「紅魔城レミリア緋色の交響曲」の試遊レポートをお届けする。

本作は、「東方Project」の人気キャラクターたちが登場する横スクロール2Dアクションゲーム。2009年に発売されたオリジナル版に、グラフィックのHD化やシナリオの追加、キャラクターボイスの実装など、多くの要素が追加された作品だ。

ストーリーは、幻想郷に起きた異変の原因を探るべく、主人公・博麗霊夢が紅魔館へと向かうといったシナリオが展開。キャラクターデザインは、「悪魔城ドラキュラ」シリーズを彷彿させるようなゴシックホラー風なデザインにリファインされている。原作とはまた違った、キャラクターのダークな魅力が味わえるというのも、本作ならではのポイントだろう。

霊夢が扱える武器は、近距離攻撃の「おおぬさ」（大麻）と遠距離攻撃の「御札」の2つ。近距離攻撃発動後は隙が生じてしまうため、ボタン連打で敵を撃破していくといった戦法は通用しづらい。御札による攻撃は連射できるが枚数に制限があるため、敵の攻撃パターンや出現パターンを見極めながら、冷静にゲームを進めていく必要がある。

また、ステージは空中を浮遊しながら移動することも可能となっており、ゲーム画面の上下左右を大きく動き回りながらの攻略が可能となっている点も、本作のユニークなポイントだ。空を飛ぶことでステージの地形を無視した移動ができるうえ、空中にいる敵への対処がしやすくなる。

一方で、移動中の方向転換ができなくなるほか、攻撃を受けると地上まで叩き落されるといったデメリットもある。足場の無いエリアに叩き落されると残機が1つ減ってしまうため、飛翔しながらステージを闇雲に突き進むといったプレイは控えておくのが賢明だろう。

霧雨魔理沙やチルノといったキャラクターは、霊夢のパートナーとして登場。パートナーを召喚するには御札を消費する必要があるが、魔理沙は前方に向かって魔法攻撃を行い、チルノは空中から氷晶による攻撃を行うなど、戦闘を有利に進めることが可能だ。パートナーはゲームを進めていくたびに増えていくため、プレイを続けるモチベーションにも繋がっている。

そのほか、新規要素として伊吹萃香がパートナーキャラクターとして追加されるほか、様々な実績を解除していくチャレンジモードが実装されるなど、やり込み要素が大幅にアップ。ノーマルモードと比べて被ダメージ量が1/10になるエクストライージー・モードも追加されており、アクションゲーム初心者から上級者まで幅広い難易度が楽しめるタイトルに仕上がっている。

紅魔城レミリア緋色の交響曲

CFK

Switchパッケージ