ヒューネックスは、ゲームブランド・dramatic createより、女性向け恋愛アドベンチャーゲーム「越えざるは紅い花~対の月~」のNintendo Switch版とSteam版を2023年に発売する。
「越えざるは紅い花」は異国情緒あふれる架空の世界を舞台に、葛藤と信念の中で繰り広げられる濃密な恋愛模様を描いた女性向け恋愛アドベンチャーゲーム。2016年6月に発売されたPS Vita移植版が、原作全面監修のもと新規要素を追加してNintendo SwitchとSteamに登場する。
追加要素としては、原作者監修による攻略キャラクター8人分の甘々後日談が新規書き下ろしで追加されるほか、描き下ろしイベントCGも収録される。さらに、攻略キャラクター視点のエピソードが本編中に新規追加。攻略キャラクターの胸の内が明かされることになる。さらに、日本語、英語、中国語(繁体字/簡体字)の多言語に対応する。
発表にあわせて、描き下ろしの新規イラストを使用したキービジュアルが公開された。
以下、発表情報をそのまま掲載しています
あらすじ
それは不治の病“腐死”により、女性が激減した大陸での一幕。
南方の国“ルス”で生きる少女ナァラは、北方の国“ナスラ”に母を奪われ、幼くして肉親を失ってしまう。
途方に暮れた彼女を支えたのは「兄」とも慕う、幼馴染の次期国王、オーリだった。
そんな悪夢のような夜から数年後。
ナァラは国王一家に養女として迎え入れられ、オーリの許嫁として過ごす日々に安寧を感じ始めていたが……
再び襲いくる悪夢――女を奪うナスラの大軍を前に、決断の時が迫る。
掴むのは従属の未来か、それとも……
キャラクター
主人公 ※名前変更可
ナァラ CV.立石めぐみ
「大切な人を守れずに後悔するのは、もう二度と嫌なの」
ルス王オーリの義妹という立場ながら、気位の高さを感じさせない純朴な少女。
父は主人公が五つの頃に他界しており、残った母も北方の国“ナスラ”に奪われたため、幼くして肉親を失っている。
間もなくオーリと結婚するはずだったが、ナスラ軍によって攫われ……
メイン攻略キャラクター
トーヤCV.立花 慎之介
「分かってる。それでも俺は、お前達の幸せを願わずにはいられないんだ」
一年前に王座を継いだばかりのナスラ王。
故父王が定めた法に従い、一族を絶やさぬ為にルスより多くの女性(主人公達)を攫ってくる。
しかし同時に“ナスラ選択法”を定め、女性への暴行を禁じる等、前王とは違った方針を出し、なんとか女性達の心を守れないかと日々思案している。
スレンCV.宮下 栄治
「教えてやりたくなるんだよ。所詮女は、男に守られ、従うしかない生き物だと」
ナスラの軍事司令官。戦場では王の次に決定権を持つ。
異性には度々尊大で強引な態度をとるのでルスの女性達からは恐れられているが、部下達からの信頼は非常に厚い。
粗野な見かけに反して、意外と頭の回転が速く、抜け目ない。
ノールCV.鈴木 千尋
「肉欲などという即物的なものには、とうに魅力を感じなくなってしまいまして」
王の最も信頼厚き側臣で、政の場では王に次ぐ発言力を持つ。
優しく温和に見えるが、時に国体第一の冷血な一面をのぞかせる。
恋愛に関しては一切興味がないようで、仮に女性から言い寄られたとしても笑顔でかわし続けている。
ルート分岐攻略キャラクター
ナランCV.杉山 紀彰
「少しでも姐さんが幸せになれるように……俺、頑張るから」
スレンを「兄貴!」と慕い、いつもついて回っている賑やかな弟分。
純粋で真っ直ぐな性格をしているが、それ故に感情面で不器用になってしまう時がある。
あるルートでは、苦境に立たされる主人公の心の支えにもなる。
ルジCV.中澤 まさとも
「それに俺……人を見る目だけは、誰にも負けない自信があるんですよ」
周囲が花嫁争奪戦で浮き足立っている最中、普通に接してきてくれる青年。
ゆったりとした雰囲気で、めったなことでは怒らない平和主義。
薬師という職業柄もあり、男女問わず人望に厚く、仲裁役になる時もしばしば。
あるルートでは、同じ目的のもと協力し合うことになる。
セフCV.小田 敏充
「なんで……そこまで頑張れるの? 頑張るのって、大変でしょ?」
反対派大臣の一人息子。現在は一応、父である大臣の秘書……ということになっている。
放蕩者で妻を娶らず、何事にも不真面目。
「誰とも対立しない」処世術で、のらりくらりと過ごしてきた。
しかし、あるルートでは主人公の無謀さと勇敢さに感化され、少しずつ……
エスタCV.牧野 秀紀
「どうやらこの繋がりは、私にとって特別な価値のあるもののようです」
ノールの秘書。仕事は完璧にこなすが、普段は淡々としていて、あまり愛想がない。
政務補佐の右腕として、他にも仕事をしている様子が見られる。
攻略可能サブキャラクター
ジギCV.柿原 徹也
「万が一アンタを助けることがあったとしても、それは俺のためであって、アンタのためじゃない」
エスタの部下だが、彼とは違いノールの秘書としては働いておらず、主にエスタが「もう一つの仕事」をする時のみ随行する。
かつて自分を救ってくれたエスタに心酔しており、その他はどうでもいいという態度で、辛辣な言葉を吐く。
製品情報
タイトル:越えざるは紅い花~対の月~
(読み:こえざるはあかいはな~ついのつき~)
(英語:The Crimson Flower that Divides:Lunar Coupling)
原作:Operetta Due
シナリオ:松竹梅
キャラクターデザイン:つきのおまめ
ジャンル:恋愛アドベンチャー
(独自ジャンル:愛と嫉妬が渦巻く大河恋愛ADV)
販売メーカー:dramatic create(ヒューネックス株式会社)
Nintendo Switch
プラットフォーム:Nintendo Switch、Nintendo Switch Lite
発売予定:2023年発売予定
型番:HAC-P-A996A
レーティング:CERO審査予定
**Steam
プラットフォーム:PC(Steam)
発売予定:2023年発売予定
収録言語:日本語、英語、中国語(繁体字/簡体字)字幕(※音声は日本語のみ)
キャスト:立花慎之介、宮下栄治、鈴木千尋、杉山紀彰、中澤まさとも、小田敏充、牧野秀紀、柿原徹也、立石めぐみ ほか
公式サイト
https://dramaticcreate.com/benibana/
※2016年6月に発売されたPS Vita「越えざるは紅い花~恋は月に導かれる~」の内容が含まれます。