アジアンテイストを盛り込んだ独特の終末世界が見どころのNetEaseの新作「Ashfall」が発表【TGS2022】

発表会・イベント取材
0コメント 仁志睦

NetEase Gamesは、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2022において、終末世界を舞台にした新作ゲーム「Ashfall」の発表会を開催した。

「Ashfall」はLegendary Star Studioが開発を手掛ける、MMORPG要素を含んだ三人称視点のシューティングゲームだ。舞台となるのは核戦争により廃墟と化した終末世界で、プレイヤーは荒廃したフィールドを自由に探索し、さまざまな冒険を繰り広げていく。

本作の世界観を表したイメージボードもいくつか公開された。ウェイストランドの終末世界で、プレイヤーは伝説の「創世のコア」なるものを見つけるべく世界を旅していくのだという。この「創世のコア」はどういったものなのか。謎に満ちたスリリングなストーリーを楽しめそうだ。

トレーラーも公開されたのだが、アジアンテイストの音楽が流れていたり、コスチュームがアジア的であったりと、東方の文化を思わせる要素が盛り込まれており、東洋と西洋の文化が融合した独特の世界になっていた。

巨大な廃墟や朽ちた貨物船、生物の巣を思わせる洞窟などの映像も公開された。恐らく、バトルステージのひとつになると思われる。ゲームはソロとマルチの両方で楽しむことが可能で、トレーラー内でも他のプレイヤーと協力しながら進んでいくシーンも確認することができた。異形のクリーチャーとの戦闘もあり、激しくかつ爽快感あふれる戦闘を楽しめるとのことなので期待しておこう。

続いて、Legendary Star Studio のゲームプランナーであるJESSE氏のビデオメッセージが公開。本作の制作チームは、終末世界やウェイストランド(荒廃した地)を題材にした名作「Wasteland」や「Fallout」シリーズなどのファンで、そうした作品を見本にしつつ、新鮮な体験を本作に組み込んでいるという。

Legendary Star Studio のJESSE氏

その代表的な存在がアジア的要素の数々だ。チームのメンバーたちはアジアの伝統的な建築物や人物、伝統文化からインスピレーションを受け、それらをウェイストランドの文化に融合。東洋風の人物、建物、モンスターの登場などにより、異なる風味が組み合わさった化学反応を引き起こしているとJESSE氏が語った。もちろん、ゲーム風景やバトル場面のクオリティも非常に高く「極上の臨場感をお届けしています」とのことだ。

音楽制作陣も非常に豪華で、「パイレーツ・オブ・カリビアン」、「グラディエーター」、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」など数々の映画音楽を手掛けてきたことで知られる作曲家のHans Zimmer氏、「アメイジング・スパイダーマン2」や「アイスボックス」などの音楽制作に参加した実績を持つSteve Mazzaro氏、「Fallout」シリーズや「プリンス・オブ・ペルシャ」などのゲーム音楽を手掛けてきたInon Zur氏を起用している。JESSE氏は「いずれも群を抜いた技量と独特な見解を持っている」とHans Zimmer氏らを称賛、「この共演によって新感覚の視聴体験を提供したい」と期待を述べた。

また、ストーリーや戦闘はもちろんだが、コレクション、育成、謎解きの要素にも注目してほしいとJESSE氏は語る。正式リリースは2023年の予定で、開発状況に応じてクローズドテストを行う可能性もあるので、Steamウィッシュリストも公開し、ぜひ公式コミュニティ(以下リンク)をチェックしておいてほしいとのことだ。

公式サイト:https://www.ashfall-game.com/
Twitter:https://twitter.com/PlayAshfall
Facebook:https://www.facebook.com/Playashfall/

見下ろし型フィールドなど探索感溢れる要素を盛り込んだ3Dシューティング

発表会の終了後、試遊版でのプレイを体験できた。まずは画面の指示に従って、次々に襲ってくる昆虫型のモンスターを退治。キーボードとマウスでの操作だったのだが、いい意味でオーソドックスなTPSで、ゲームファンならすぐにプレイになじめるだろう。ゲーム風景やバトル場面のクオリティも非常に高く、爽快な銃撃戦を楽しめそうだ。

チュートリアル的な戦闘を終了すると、いよいよ拠点の外へ。フィールドは見下ろし型で目的地までの道が確認しやすく、迷う心配はなさそうだ。途中にはさまざまな探索ポイントがあり、探索するかどうか選択できるようになっている。途中で選択肢が発生する場合もあり、筆者は「戦う」か「逃げる」かの選択で、あえて逃げてみたのだが、追いつかれて戦闘になってしまった。

探索ポイントでは敵との戦闘が発生するが、武器、防具、回復アイテムなどを入手することも可能になっていた。もちろん無視して先に進むことも可能で、かなり自由な探索が楽しめるようになっている印象だ。探索ポイントを出る際に、その地点での達成率が表示されるのもうれしい。100%になっていたら、もうすべきことはないので安心して立ち去れるというわけだ。

目的地に向かう途中、探索ポイントではない場所でモンスターに襲われ、いきなり戦闘になったことも。必ず敵が出現する地点になっていたのか、ランダムエンカウントなのかは不明だが、いつどこで戦闘になるかわからない緊張感を味わえることは間違いない。また、目的の地点である洞窟に到着した際、中に入るのにロープが必要で周辺を探し回ったり、洞窟内でも仕掛けを動かしてはね橋を下ろしたりと、謎解きの要素もかなりありそうだ。

ちなみに、今回のプレイで確認できた武器はハンドガン、サブマシンガン、スナイパーライフルなど。アサルトライフルの弾丸も入手しており、多種多様な武器を自由に使い分けながら戦うことができる。戦闘時には敵の攻撃で出血する場合があり、放置していると体力が減っていくため、回復アイテムでの止血が必要。ローリングなどで敵の攻撃を回避することも可能だが、ダッシュのアクションはまだ実装されていなかった。敵との距離を取りたいケースで少し難儀したので、この部分は改善を求めたい。

ゲームの方は洞窟の奥にいるボス敵を倒し、目的を達成したところで時間のためプレイ終了となった。まだ序盤のためか戦闘はいたって簡単だったが、ゲームを進めていけば高難度の敵やダンジョンも出現してくると思われる。三人称視点でのシューティングと見下ろし型フィールドでの探索というシステムも独特で、どのような作品に仕上がるのか、今後の展開に注目したい。

※美術デザインと開発中の画面

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