NetEase Gamesは、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/PC(Steam)用ソフト「Shadows of the Damned: Hella Remastered」を本日10月31日に発売した。
発売を記念し、ローンチトレーラーやクリエイターコメントが公開されている。
以下、発表情報をもとに掲載しています
クリエイターコメント
本作のエグゼクティブディレクター 須田剛一氏とクリエイティブプロデューサー 三上真司氏から本作に関するコメントをお届けいたします。さらに、ボスキャラクターのデザインを行なった林田球氏から特別にコメントを拝受いたしましたので、併せてお届けいたします。
エグゼクティブディレクター 須田剛一氏

発売を迎えることについての想い
2008年からプロジェクトがスタートして2011年に発売をした「シャドウ・オブ・ザ・ダムド」なんですけれども、このゲームは三上さんとのロード・ムービーみたいな感覚があって、EAに乗り込んだプレゼンから、それから発売するまでの間のEAと闘ってきた日々みたいなものが一つの作品として昇華したのが「ダムド」ですね。
この時代、この瞬間しか出来ないド・パンク・アクション・ホラー・ゲームは、当時はあまり多くのプロモーションが出来なかったので、たくさんの人に知ってもらうことが出来なかったんですけども、今回はリマスターという形で再び全世界のゲーマーの皆さんにこのタイトルを届けることが出来ることになり念願が叶いました。
三上さんのプロデュース、貴重なタイトルになりますし、当時の2011年のまだ若き、東日本大震災があった時代のあの時の開発の感覚というのを思い出しますね。やっぱりこのプロジェクト、もちろんチームもそうですけども、凄く深い悲しみの中で作った記憶というのもありますし、多くの海外スタッフが当時、帰国してしまったという凄く苦しい経験というのもたくさんありました。なんですけども、みんな凄く賑やかで華やかで、何か当時の時代の空気を吹っ飛ばすような、そういうエネルギーがあったゲームだと思います。皆さんにはとてもピンと来やすいゲームになっていると思いますので、是非プレイして欲しいと思っていますし。
僕はあの頃、「クローズ」と「WORST」がとても好きでハマっていたんですね。その中でも「武装戦線」の面々に本当に凄く刺激を受けて影響を受けました。ガルシアが来ている革ジャンのライダースはもちろん「武装戦線」からの影響ですし、チェーンウォレットを付けてますが当時は僕もチェーンウォレットをしていました。それも「武装戦線」からの影響です。「クローズ」と「WORST」が好きな皆さんも多分このガルシアのスタイルには何かピンと来るものがあると思います。
そして海外の皆さんは是非、日本の名作ヤンキー漫画の「クローズ」と「WORST」を読んでおいて下さい。僕も今読み返しています。ちょうど今「県南編」をもう一度読んでいまして、ちょうど陣内公平が出てきたタイミングです。今僕の中でまた当時の「ダムド」の開発の時と同じように「クローズ」と「WORST」ブームが再燃しています。
この「ダムド」のリマスターを皆さんも是非、手に取って頂き興奮を分かち合いましょう。そして皆さんと一緒に「クローズ」と「WORST」を読んでいこうじゃないですか。ありがとうございます。
本作を楽しみにしている方へひと言
今この時代の、2024年という時代に2011年のゲームがリマスターで発売するというこのタイミングを迎えて、率直な感想としては古いゲームに感じないんですよね。本当に最近作られたゲームと感じる瞬間が多々あって、作った我々ですらもやはり当時の熱量、様々な物を吹き飛ばすような、時代の重い空気を吹き飛ばすような、そういうゲームになったからこそ作品のパワーがあるんじゃないかと思います。
是非、比類なきド・パンク・アクション・ホラー・ゲームを皆さん触って下さい。遊んでください。もしくはストリーミングでもいいので観て下さい。出来れば買って下さい。結構安いです。今からストアページへ!
クリエイティブプロデューサー 三上真司

発売を迎えることについての想い
時代の変化に影響を受けない作品ですので、プレイしていない人はこの機会に是非!須田さん&グラスホッパーさんファンには、とくにおすすめです。
本作を楽しみにしている方へひと言
昔遊んだファンの皆さんも時代とともに色々なゲーム感覚が変わってきていると思います。その感覚のまま13年越しに遊んでみると、新鮮に感じられることが有るかも!?
スペシャルコメント
林田球

「シャドウ・オブ・ザ・ダムド: ヘラ リマスタード」の発売、おめでとうございます!
私にとって初めてのゲームのキャラクターデザインのお仕事でした。しかもボスキャラ4体という、とにかく楽しい仕事でした。須田さんの持つボス達のイメージや脚本などをいただいていたのですが、ダメ元で好き勝手なラフを出したのを覚えています。その絵を須田さんが快くOKしてくれたのでうれしかったです!
しかもこのお仕事がきっかけで洋ゲーを遊ぶようになったので、私の仕事にとっても非常にプラスでした。リマスターされた映像でダムドを遊ぶのが楽しみです!
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※画面は開発中のものです。
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