Level InfiniteがPS5/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに2025年リリース予定の「Exoborne」。Steamのストアページから登録することで参加可能なプレイテストが2月17日22時まで行われる。

また、プレイテストの前日に行われたメディア向けのオンラインブリーフィングでは、本作の開発を担当するSharkmobのCMCO兼共同創設者のマーティン・ハルトバーグ氏とエグゼクティブプロデューサーのブリンリー・ギブソン氏がゲームの特徴を説明。まずは、マーティン氏から本作のコンセプトが紹介された。
「Exoborne」の舞台は、自然災害によって崩壊の危機に直面したアメリカ南東部の架空地域「コルトン」。ここでは、人々を支配しようとする「リバース・コーポレーション」と、それに抗う反乱者「リボーン」の戦いが繰り広げられている。


プレイヤーは強化スーツ「Exo-Rig」を身にまとったリボーンの一人として、絶えず変化する環境の中で生き抜きながらミッションに挑んでいく。ただし、戦利品を入手して脱出できるかはプレイヤー次第となり、全てを失うリスクと隣合わせの緊張感を味わえるゲーム体験が特徴となるとのこと。

続いて、ブリンリー氏が「Exoborne」の主要なゲームプレイ要素を説明。本作は「気象条件による不確定要素」、「ハイリスク・ハイリターンなゲームプレイ」、「Exo-Rigの活用」の3つの要素が組み合わさることで、他のゲームとは異なる体験を提供するという。
本作では、竜巻や嵐などの自然災害がプレイヤーの行動に影響を与える。環境が刻々と変化するため、常に立ち回りや戦略の調整などが求められるという。しかし、竜巻を利用して空中から攻撃を仕掛けるなど、上手く活用することができれば他のプレイヤーを圧倒することも可能。また、災害同士は互いに影響し合うため、竜巻と火事が組み合わさった「ファイアーネード」など、より危険な環境変化が発生することもあるそうだ。

プレイヤーが装備するExo-Rigは、軽装・中装・重装の3タイプが存在。移動速度や防御力といった基本ステータスから、グラップリングフックやグライダーのような移動アビリティに至るまで、プレイスタイルに応じてカスタマイズが可能となっている。さらに、Exo-Rigにはティアがあり、高ティアのものほどカスタマイズ性の幅が広がるという。ただし、脱出に失敗した場合は、初期のExo-Rigからやり直しになってしまう。

マップは低・中・高リスクの3つのエリアに分類されており、リスクの高いエリアほど価値のあるアイテムを入手できる。ただし、そこには同じく戦利品を狙う他のプレイヤーも潜んでいるため、戦闘や駆け引きが重要となる。また、脱出時にはビーコンが作動し、プレイヤーの位置がバレてしまうため、略奪の危険度が増すという。この脱出時の緊張感こそが本作最大の魅力だと語った。

ブリーフィングの最後には、現在の開発状況が公開された。ブリンリー氏はプレイヤーのフィードバックを重視し、ゲームを改善し続ける方針を強調。これまでのプレイテストでは、アイテムの収集やインベントリに関する意見を反映し、システムを改良してきたという。現在はベーターフェイズにあり、さらにプレイテストを経て、2025年内のリリースを目指している。
「Exoborne」は、Exo-Rigを活用したアクションや、自然災害がゲームプレイに影響を与えるなど、独自のゲームシステムを持つエクストラクションシューターだ。気になる人は是非今回のプレイテストに参加してみてほしい。
(C)2023 Proxima Beta Pte. Ltd. All rights reserved.
※画面は開発中のものです。
コメントを投稿する
この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー