千葉・幕張メッセにて9月25日から28日に開催の「東京ゲームショウ2025」。Level Infiniteブースに出展されていた「Exoborne」の試遊レポートをお届けする。

「Exoborne」は、自然災害によって荒廃した世界を舞台にしたオープンワールド脱出シューター。プレイヤーは多種多様なExo-Rigを装着し、竜巻や雷雨がしきりに変化していく環境の中、最大3人のプレイヤーでの生存を目指していく。
2025年2月に第1回目のプレイテストを実施し、9月16日からは2回目のプレイテストが10月4日まで行われている。なお、前回のプレイテストからの変更点としては複数あるとしつつも、主にアビリティやUI/UX面で大きな変更が加えられているという。ちなみに音声を含めたゲーム内言語も日本語仕様になっていた。

本試遊では、開発陣の方々とチームを組んで2回のゲームマッチを体験。用意されていたExo-Rigは、ヴァイパー、コディアック、ケストレルの3種類。ヴァイパーは初心者向けのアビリティを持つ万能型のExo-Rigで、ケストレルは偵察を得意とする上級者向けのExo-Rigだと開発陣が語る。
筆者は3種の中で最も重装甲なコディアックを選択。一時的にアーマーを強化する「フォートレス」や、移動速の遅さをカバーする「キネティックリープ」などが使えるExo-Rigとなっている。

ゲームを開始すると、チームメンバーと共に輸送機から飛び立つカットシーンが挿入される。自分の装備も反映されており気分が高まる演出となっている。ちなみに前回のプレイテスト時はアイテムを装備していない初期状態からのスタートだったが、TGSの試遊版では装備を整えた状態から始まるため、ゲームプレイに集中することができた。

マップに降り立つと、開発者の指示どおりにクエストマーカーのところへ向かった。もちろん、クエスト以外にも高価値の戦利品が眠るエリアや、その他サブ目標なども存在するため、基本は自由にマップ内を移動することが可能だ。
移動に関しては徒歩はもちろん、グラップリングフックを使用した立体的な移動や空中をグライダーで移動するといったことが可能。ほかにも、マップ内に配置されている車両を使って移動することもできる。基本は車両を使った移動がもっとも早いが、天候が雷雨や嵐になった場合は、グライダーで飛んで長距離を移動することもできるため、状況に応じて選択していくのが攻略の鍵となりそうだ。


マップを探索していると遠方に竜巻が現れた。開発者に聞くと、今回出現したのは普通の竜巻ではなく、炎を巻き込んだファイヤーネードだそう。通常の竜巻でも十分危険だが、ファイヤーネードは巻き込まれると大ダメージを食らってしまうため注意が必要だという。

ほかにも危険な災害は数多く存在する。今回のプレイでは雷にも遭遇し、脱出地点付近ではかなり苦戦を強いられた。雷は一定時間止まっていると落雷を受けてダメージを食らってしまうため、常に行動を強いられる緊張感を演出していた。
ちなみに天候はマップ内に存在するストラスタワーによって変化する。轟音と共にストラスタワーが起動することで天候が大きく変化し、ゲーム開始時点とは全く異なる状況が作り出されることも。雷雨はもちろん視界を覆う霧など、常に状況への適応を求められる点は、脱出シューターとの相性がとても良い要素だと感じた。

ストラスタワーは実際に訪れることも可能で、エリア周辺にある2つの塔の電源を復旧させることで内部に侵入できるようになる。内部は高価値の戦利品を多数獲得することができる一方、ストラスタワー内外は大量のロボットが徘徊しているため、装備を十分に整えてから挑戦することを推奨する。

天候も十分な脅威だが、それ以上に危険なのは他プレイヤーの存在だ。高価値なアイテムが存在するエリア、見晴らしのいい地形など、マップは広くても敵プレイヤーと遭遇する可能性は意外にも高い。脱出地点付近では迎えの輸送機を待つまでの間が無防備になるので特に注意したい。

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なお本試遊版限定で、ゲーム終了後にプレイヤーの活躍度に応じたスコアが表示される。ブース担当者によればプレイヤーの平均値は200,000とのことなので、試遊をプレイする際はぜひハイスコアに挑戦してみてほしい。



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