レ・ダウとアルシュベルドが都庁前で大バトル！ARイベント「『モンスターハンターワイルズ』AR 都庁襲来」のメディア体験会をレポート

3月3日から16日まで開催される本イベントは、東京都事業「西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム」の一環として、カプコンの企画協力・監修のもと実施。スマートフォン向けアプリ「XR CHANNEL」を使用して、都庁に現れるモンスターの戦いをARで体験できるというものだ。

体験会の前には、小田急電鉄 新宿プロジェクト推進部調査役の中江徹氏と、SoVeC 企画・戦略 ジェネラルマネージャーの梶尾桂三氏によるイベントの説明が行われた。

小田急電鉄は以前より西新宿を中心としたXR体験拠点の整備やイベントなどを実施しており、今回は2月28日に発売を控えた「モンスターハンターワイルズ」のコラボイベントになるとのこと。

ARイベントでは、SoVeCが開発したアプリ「XR CHANNEL」を使用。VPS（Visual Positioning System）を活用したARアプリで、スマートフォンのカメラ映像から位置情報を認識することが可能。これにより、実際の風景とARコンテンツが融合したような体験ができるという。

開催場所は新宿の東京都庁第一本庁舎前に位置する都民広場。目の前にある都庁を正面から見上げることができる場所となっている。ここでアプリを起動して、目の前の都庁をカメラに映すことでAR体験が始まる仕組みだ。

ARイベントは、カメラに映る都庁の解説からはじまる。観光案内のような雰囲気のまま展望デッキにカメラを向けると突如として「煌雷竜 レ・ダウ」が登場。都庁の真上から急降下して広場の中央に近づき、そのまま反対側の議会棟屋根に移動する。

もちろんARなので、レ・ダウの動きを捉えるにはカメラをモンスターの方向に移動させる必要がある。目の前のモンスターを自分の目で追うという体験が、圧倒的な臨場感を生み出していた。

その後は都庁上空から「鎖刃竜 アルシュベルド」が襲来。広場を舞台にレ・ダウとアルシュベルドの縄張り争いが繰り広げられる。実物大のモンスターが繰り広げるバトルは、画面越しながらもゲームの世界に入り込んだような迫力を感じさせるものだった。その後、アルシュベルドが戦いに勝利し、飛び去ることで約2分半のARイベントは終了する。

都庁を正面に捉えた都民広場の中央が体験推奨エリアとなっており、ここで体験することでモンスターたちの迫力を思う存分堪能することができるとのこと。しかし、広場内であればどこからでもイベントを体験することができるため、自分の好きな画角を探して楽しむということも可能だ。

ちなみに都庁を正面に捉えた左側の芝生付近では、モンスターの攻撃を間近で見ることができるので、イベントに来た際はぜひこの画角からの鑑賞も試してみてほしい。また、ARイベントは何度でも体験可能なので、異なる場所から楽しんでみて自分だけのお気に入りスポットを見つけてみるのもいいだろう。

他にも、登場モンスターを撮影できるコンテンツも用意。レ・ダウやアルシュベルドを間近で観察したり、好きな画角から撮影したり、一緒に写って記念撮影を行うことも可能となっている。

2月28日に発売を迎える「モンスターハンターワイルズ」。本作の世界観を、都庁前でのAR体験を通じて体感してみてはいかがだろうか。

(C)小田急電鉄