第四境界は、2025年4月15日より開催予定の「残置物展」を含む日常侵蝕型イベント「東京侵蝕2025 supported by SANKYO」について、オンライン化決定に伴うオンラインチケットの販売を開始した。
「東京侵蝕2025」は、「人の財布」などを手掛けてきた第四境界によるリアルイベントだ。コインロッカーの忘れ物を展示する「残置物展」、非人道的な実験を行っている少年院の闇に迫る「かがみの特殊少年更生施設 ぼくらの表現祭」、霊器素養の開孔と受容のプロセスが含まれる試験を受ける「事故物件鑑定士試験」、プレイヤー数無制限のリアルタイムアドベンチャーゲーム「交錯≠少女」などが実施される。

イベントは4月15日から20日まで東京・天王洲アイルで実施されるが、チケット販売から数日で販売枚数は7割を突破し、現在も想定を上回るペースで購入が続いているという。
これを受けて、PCやスマートフォンからでも参加できるように、当初の想定よりもより深く、各企画のオンライン化を実施することを決定したとのことだ。
以下ではオンラインで楽しめる内容なども紹介されているので、本イベントが気になっていた人は、ぜひ詳細もチェックしてほしい。
以下、発表情報をもとに掲載しています
オンライン版概要
オンライン版の体験可能期間
4月16日10:00~5月6日23:59(※「交錯≠少女」のみ4月20日22:59まで)
オンラインチケット
価格:3,800円
販売ページ
https://shop.daiyonkyokai.net/products/onlinetickets
残置物展

「残置物展」は、いくつかのコインロッカーに長期間放置されていた忘れ物を展示するイベントです。会場には実物のコインロッカーが設置されており、ご自身で扉を開けて中身を確認していただくことになります。どういった品が入っているかは、扉を開けるまで分かりません。
展示品一つ一つから得られる情報は断片的ですが、いくつもの情報を繋ぎ合わせていくことで、とあるコインロッカーに隠された「いわく」に迫ることができます。

オンライン版では、現地に展示されている内容をオンラインからご覧いただけ、Webサイト上のコインロッカーを選択することで、その扉を開くことができます。
ただし、オンラインから閲覧できる一部の展示品は、日替わりとなっております。毎日じっくりアイテムの考察を楽しむもよし。お急ぎの方は、現地組がSNSで発信する情報を探してみるのもいいでしょう。
なお、イベント会期後にあたる4月21日~5月6日の期間は、日替わりの制限なく全展示品をいつでも閲覧することが可能です。
かがみの特殊少年更生施設 ぼくらの表現祭

「愛宝学園かがみの特殊少年更生施設」では、青少年の更生プログラムとして芸術表現に力を入れており、その発表の場として、定期的に展示展「表現祭」が実施されています。
しかしこの施設には、「院生に対して人格矯正を行っている」という噂があり、非人道的な闇が隠されています。今回開催される「令和七年度 ぼくらの表現祭」では、まだ誰も知らない新たな闇に迫ることができます。なお、これまでの展開を知らない人でも楽しんでいただける内容になっております。

オンライン版では、会場で展示される作品と音声ガイドをご体験いただけます。公開はイベント終了後を予定しており、1週間の先行体験にご参加いただけます。先行体験終了後は無料で公開されます。
事故物件鑑定士試験

「事故物件鑑定士試験」は今回のオンライン化の対象外となります。5月に単体作品として、オンライン版をリリース予定です。
交錯≠少女

交錯≠少女(CLOSSOVER GIRL)」はフィクションがインターネットと現実世界を侵蝕し、あなたの日常で物語が繰り広げられる、プレイヤー数無制限のリアルタイムアドベンチャーゲームです。
プレイヤーはPCやスマートフォンからこの物語に参加し、物語の登場人物の一人として、他のプレイヤーと協力をしながら“ある事変”の解決を目指します。
物語の多くは無料で展開されますが、チケットをご購入いただくことで、物語を最後までお楽しみいただけます。
第四境界ヒストリー

2024年3月31日に本格始動した第四境界の1年間の軌跡を振り返ります。会場では年表の他に、第四境界が制作した作品、10名を超えるイラストレーターとコラボレーションしたイラストの展示を行います。

オンライン版では、現地に展示されている内容をオンラインからご覧いただけます。音声ガイドも再現しておりますので、ぜひそちらもお楽しみください。
東京侵蝕2025 supported by SANKYO

「東京侵蝕2025 supported by SANKYO」は、参加者が非日常に没入する「イマーシブタイプ」のイベントではなく、フィクションがあなたの日常を侵蝕する「イロージョンタイプ」の新しい体験型イベントです。
参加者は自分自身が物語の一員となり、現実なのか、仮想なのか、その境界が曖昧な、日常の延長線上にある物語体験を味わうことになります。
開催概要
開催日:2025年4月15日~20日(※15日は完全招待制です)
開催時間:10:00~20:30(最終入場は19:00です)
開催場所:寺田倉庫 B&C HALL(東京都品川区東品川2-1-3)/ T-LOTUS M(東京都品川区東品川2-1)
スポンサー:
プラチナスポンサー
株式会社SANKYO
スポンサー
株式会社Binary Haze Interactive
VIRTUAL GIRL @ WORLD'S END
都市伝説解体センター
フィクショナルスポンサー
株式会社ギビングリリーフ
愛宝学園かがみの特殊少年更生施設
事故物件鑑定士協会
※フィクショナルスポンサーは実在しません
and more
公式サイト
https://event.daiyonkyokai.net/tokyoshinshoku2025/
参加クリエイター
・藤澤仁(東京侵蝕2025 総監督)
・今泉麻奈美(東京侵蝕2025 助監督)
・望月けい(新作交錯型ARG キャラクターデザイン)
・川サキケンジ(新作交錯型ARG 映像監督)
・月城日花(新作交錯型ARG「AMGY」キャラクターボイス)
・AGRS/杉田智和 (新作交錯型ARG キャスティング / プランニング)
・coalowl(展示イラスト)
・INFEKTIONARY (展示イラスト)
・NOCO(展示イラスト)
・si(展示イラスト)
・tetto(展示イラスト)
・あんころもちこ先生(展示イラスト)
・しおん(展示イラスト)
・ただのたろすけ(展示イラスト)
・パナソニー(展示イラスト)
・はまふぐ(展示イラスト)
・ほし(展示イラスト)
・逢編いあむ(展示イラスト)
・儀式(展示イラスト)
・川口イッサ(展示イラスト)
・明星(展示イラスト)
・橙々(展示イラスト)
・揚茄子央(展示イラスト)
・drikara(「事故物件鑑定士試験」監督補)
・ギギギガガガ(「事故物件鑑定士試験」問題イラスト)
・in-facto(「事故物件鑑定士試験」作中映像)
・たいらかける(「残置物点」キービジュアル)
・雷雷公社(東京侵蝕2025 アートディレクション)
(C)第四境界 / D4KK
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