「サガ フロンティア2 リマスター」が配信開始！グラフィックの高解像度化、UIの再構築、成長能力継承機能の追加などでより遊びやすく

以下、発表情報をもとに掲載しています

ストーリー

万物に宿ると言われる【アニマ】。そして【アニマ】を操る【術】が普及している世界、サンダイル。

中でも【術】の扱いに優れ、【アニマ】の力を重要視するフィニー王家の生まれでありながら【術】を全く使うことができないギュスターヴが誕生したことから新時代の幕が上がる。

そして、その歴史の裏では所有者の意志を操る“エッグ”と呼ばれる謎の物体が長い眠りから目覚め、人類への干渉を始める…。

アニマ

万物に宿るとされている無形のエネルギーの一種。時に生命や魂といった観念的な表現としても使われる。

術

アニマを操り、それによって事象に影響を与える技術・能力のこと。

シナリオシステム

ヒストリーチョイス

サンダイルの歴史上で起こったさまざまな事件や出来事が個々のシナリオとして用意されており、それらをプレイヤーが選び体験していく。

プレイヤーは年表から歴史上の事件や出来事を自由に選び、物語を追っていく。

選択された物語ごとに操作キャラクターやパーティメンバーは固定で、バトルも物語の一部といえる構成になっている。

交差する2つの物語

シナリオは歴史の表舞台を描くギュスターヴ編と、その裏で起こるエッグとの因縁の戦いを描くウィル・ナイツ編の2つの物語が同時に、時に交差しながら進行していく。

ギュスターヴ編

ギュスターヴ13世の生涯と彼が引き起こした戦いを描くギュスターヴ編。大国どうしの覇権をめぐる戦いや政争を追うシナリオ。

ウィル・ナイツ編

ナイツ家と“エッグ”の因縁を辿るウィル・ナイツ編。“エッグ”の秘密と脅威に立ち向かう、ナイツ家三代にわたる物語。

リマスターによる新要素

グラフィックの高解像度化

水彩画調の温かみのある背景とドット絵で表現されたキャラクターたちがより鮮明に描かれる。

UIの再構築

デザインは原作を踏襲しながらも、わかりやすく快適なゲームプレイを目指しUIを再構築。

新シナリオの追加

原作では語られることのなかった物語を、本編を補完するように新たに追加。追加シナリオはシリーズ総合ディレクターの河津秋敏監修の元、ベニー松山氏によって綴られる。

1251年 ギュスターヴ編「ケルヴィンとマリーの婚礼」

オート侯の元から保護されたマリー。ケルヴィンと結ばれる過程が描かれる。

1260年 ナイツ編「ラベールの願い」

ウィルの元を訪れたタイラー。旅の途中でラベールと再会したという。

他にも歴史のいたるところにシナリオが追加されており、初めて描かれる真実に触れることもできる。

キャラクター表現の拡張

追加シナリオに付随し、新たな操作キャラクターの追加や固有のグラフィックを追加。

原作ではバトルに参加することのなかったキャラクターたちがプレイアブルに。

固有グラフィックが無かったキャラクターやボスなども新たに表現される。

クリア後の要素

クリア後には完全新規のシナリオがいくつか解放されたり、バトルのやりこみ要素として「強化ボス」と戦えるようになる。

いくつかの要素を引き継ぎながら新たにゲームを始めることができる「NEW GAME＋」を実装。

画面の再構築

各エピソードの年代、地域、内容をより分かりやすくするためにヒストリーチョイスと年表のシステムを再構成。

成長能力継承

戦闘を経て成長したキャラクターのステータスを別のシナリオの他キャラクターに引き継ぐことができる。

戦闘を経てキャラクターが成長。別のシナリオにて成長した分の値を他キャラクターに継承できる。

継承するステータスは装備のようにつけ外しをすることができる。

DIG!DIG!ディガー

ミニゲーム「GO！GO！ディガー」をアレンジしてゲーム内に実装。ゲーム内で仲間にしたディガーに発掘を依頼することで、アイテムを獲得できる。

原作では1体だけだった発掘キャラクターを3体まで同時に管理することができ、追加のキャラクターグラフィックも存在する。

よりわかりやすく、より遊びやすくなったゲームシステム

「連携演出」や「入場演出」をテンポアップすることでバトルを快適化。またバトルだけでなく、MAP移動やイベントシーンも倍速で遊べるようになった。

今作には倉庫機能が追加。倉庫ではアイテムの出し入れができ、アイテムストックを整理することが可能になった。

「Library」機能の追加。イラストの閲覧やBGMの視聴ができる。

環境設定やヒントテキストも充実。

キャラクター「ギュスターヴ編」

ギュスターヴ13世

フィニー王国の待望の世継ぎとして生まれるも、7歳の時王位継承のための通過儀礼「ファイアブランドの儀式」に失敗し、術不能者の烙印を押され、王宮を追放されヤーデに亡命する。

ギュスターヴは20歳になると自分の領地を手にする。以前から、当時軽視されていた鋼製武器に着目しており、精強な鋼鉄軍団を率いて東大陸の覇権をにぎり「鋼の13世」と称された。

ギュスターヴ編の周辺人物

ギュスターヴ12世

優れた政略家・軍人として知られるフィニ―国王。王位を継ぐ資格のないギュスターヴを追放する。

ソフィー

深い慈愛に満ちたギュスターヴの母。術不能者のギュスターヴをかばいともに追放され、ギュスターヴと共に各地を転々とする。

フィリップ

ギュスターヴの実弟。最愛の母が追放されたことの原因となった兄への憎悪を募らせながら年月を過ごす。

マリー

ギュスターヴが追放された年に生まれた実妹。母ソフィーの面影を宿す美しい女性。

フリン

ギュスターヴの幼少期から子分として付き従っていた人物。ギュスターヴ同様に術不能者。

レスリー

追放されたギュスターヴを幼少期から隣で支え、ギュスターヴが心を許す、特別な存在。

ケルヴィン

ヤーデ伯トマスの息子で、父の引退に伴い、ヤーデ伯を継ぐ。ギュスターヴの右腕として、また一番の親友として公私ともに彼を助けた。

ヨハン

暗殺集団「紅いサソリ」に所属する上級暗殺者。組織の在り方に疑問を抱き、脱走したところをギュスターヴに救われる。

シルマール

ギュスターヴの家庭教師を務めた高名な術士。ギュスターヴの運命に多大な関心を寄せ、亡命後も援助を惜しまなかった。

カンタール

陰謀の噂が絶えないオート候位。ギュスターヴ12世に受けた屈辱を忘れず、フィニ―王家を憎んでいる。

キャラクター「ウィル・ナイツ編」

ウィリアム・ナイツ

無限のアニマを内包する先行文明の遺物であるクヴェルの採掘を生業とするディガーの一族、ナイツ家の出身。通称ウィル。15歳のときにディガーとしての活動をはじめ、後に稀代のディガーとして名を馳せる。

両親の死の謎を追ううちに、亡き父が持ち帰ったとされる謎の物体“エッグ”の存在を知り、生涯をかけ“エッグ”をめぐる闘いに身を投じていく。

リチャード・ナイツ

ウィルの才能を受け継いだ一人息子。通称リッチ。

父と比べられることを嫌い、家を離れ各地を放浪しながら、ディガーとしての腕を磨いていく。しかし、冒険の途中、父の宿敵である“エッグ”と遭遇し、はからずとも“エッグ”を追う道をたどることになる。

ヴァージニア・ナイツ

リッチの一人娘だが、生まれた時から父を知らず、母のディアナと祖父のウィルに育てられる。通称ジニー。

祖父に憧れ、自身もディガーを目指し、冒険に出るきっかけを待つようになる。ある時、家出同然に旅に出ることになるが、奇妙な縁から祖父や父と同じように“エッグ”との戦いの道に足を踏み入れていく。

ウィル・ナイツ編の周辺人物

コーデリア

ディガーの護衛を行うヴィジランツとして、ウィルの探索に同行する女性。時として単なる仲間以上の感情をウィルに見せる。

ナルセス

ウィルとパーティを組む術士。現役を引退した後もウィルの息子を気にかけ、何かと世話をしていた。

タイラー

ウィルと様々な冒険を切り抜けたヴィジランツ。寡黙で強面だが、実は面倒見がよく頼りになる男。

アレクセイ

横柄な態度と汚いやり口で人々に嫌われている悪名高いディガー。“エッグ”に取りつかれたものの一人。

ミスティ

幼い少女のころに“エッグ”と出会い、意識を“エッグ”と同化しながら成長した女性。

ロベルト

単純でお調子者だが、気のいい冒険家。ジニーと知り合ったことで、“エッグ”との戦いに巻き込まれていく。

プルミエール

いつも毅然とした態度を崩さない女戦士。カンタールの末娘だが、家を出て各地を放浪していたところジニーと出会う。

ミーティア

シルマールの孫弟子にあたる術士。修行のための冒険の道すがらジニーと合流し、“エッグ”との戦いに巻き込まれる。

グスタフ

ロベルトの冒険仲間。フィニ―王家の血を引いているが、身分を隠してジニーと共に“エッグ”を追う。

バトルシステム

3種類のバトル

本作には物語やパーティメンバーに応じた異なる3種類のバトルが搭載されている。

パーティバトル

エンカウントした敵とパーティメンバー全員で戦うシステム。事前にパーティ内のキャラクターの配置や行動順を固定することができる。

ターンの初めに全キャラクターのコマンドを選択し、その後、敵も合わせ各行動を開始する。

戦闘の終了は、敵を全滅させるか、逃げるか、交渉に成功するのいずれか。逃げるための条件や交渉内容は複数あり、戦況によって変化する。

本作ではバトル中の状態異常やステータス変化をコマンド選択時に確認することができるようになった。

デュエル

エンカウントした敵とパーティメンバーの誰かが1対1で戦うシステム。「デュエル」が行える場合は、戦闘開始時に「パーティバトル」と「デュエル」のどちらかを選択することができる。なお、パーティが1人の場合は自動的に「デュエル」となる。

ターンの初めに装備アイテムや地形に応じたコマンドを4つ選び行動する。コマンドの順番や組み合わせによって行動や発動する技が変化する。

「デュエル」はキャラクターが1人しかいないため全滅しやすいリスクがあるが、「パーティバトル」では習得しづらい新たな術や技を習得しやすい、というメリットがある。

本作では戦闘中に技や術のコマンドを確認することができる。また、前のターンにつかったコマンドをリピートすることもできる。

コンバット

ギュスターヴ編では軍隊どうしの戦いである「コンバット」が度々登場する。自軍のユニットを指揮して、勝利条件を満たすことを目指す。

自軍と敵軍のユニットが重なると戦闘が発生。1ターンのみのパーティバトルが始まり、敗北したユニットは退却し、ユニット内の全員が戦闘不能になると消滅する。

勝利条件は敵軍の全滅のみではないので、条件に合わせたユニットの運用が求められる。

本作では、グリッドのON／OFFを選択できるようになった。敵ユニットとの位置関係を正しく把握できる。

技と術

バトルは主に、武器や体術による物理攻撃である「技」と装備や地形に宿るアニマを利用して攻撃や回復を行う「術」を使用して戦う。

装備の中にはアニマが宿っているものがあり、これらを装備することで、宿ったアニマの「術」を使用することができる。

「技」を使うとWP（技ポイント）、「術」を使うとJP（術ポイント）を消費する。WPとJPはキャラクターや装備によって、毎ターン一定量を回復することができる。

複数のアニマの組み合わせによる「合成術」や「技」と「術」の合成による「術技」が存在する。いずれも強力な威力や効果を持っている。

閃き

バトル中に、選択した「技」を発動する代わりに、同系統の新しい「技」を閃くことがある。閃いた「技」はその場で発動し、その後も選択できるようになる。

それぞれのキャラクターには得意な武器があり、その武器の技は閃く確率が高くなる。

バトル終了後は閃いた新たな「技」を他のキャラクターにセットすることもできる。

LP

各キャラクターの生命力を表す数値。LPが0になったキャラクターは昏睡状態になり、バトル中に戦闘不能から回復できなくなる。主人公が昏睡状態になるとゲームオーバーになる。

LPは敵の攻撃を受けると減ることがある。

ターンの開始時にLPを1つ消費して、HPを最大まで回復することができる。

WPやJPが足りない時にLPを1つ消費し、「技」や「術」を使用することもできる。

連携

複数の技・術を組み合わせた「連携」攻撃を発動することがある。通常は選ばれたコマンドを一人ずつ行うのに対し、「連携」ではキャラクターは間髪を入れずに行動する。

攻撃を単発で発動するより「連携」のほうが与えるダメージが増加する。

それぞれの「技」や「術」には、「連携」ができる「技」や「術」が決まっている。組み合わせ次第ではパーティメンバー全員が連携することもできる。

タイトル概要

商品名：サガ フロンティア2 リマスター
配信日：2025年3月28日
価格：5,610円（税込） ※iOS/Android版は5,200円（税込）
プラットフォーム：Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Steam/iOS/Android
プレイ人数：1人
ジャンル：RPG
CERO：B（12歳以上対象）
公式サイト：https://www.jp.square-enix.com/sf2r/
公式X：https://x.com/Romasaga2_PR

「サガ フロンティア2 リマスター」発売記念スペシャル～今夜はもっとクヴェル クレヨ!!～

公開日時：2025年3月28日（金）20:00

番組URL：https://www.youtube.com/watch?v=CgjU2sCvaJE
出演者:
ノブオ（ペンギンズ）：MC
河津 秋敏：「サガ」シリーズ総合ディレクター
三浦 宏之：「サガ フロンティア2 リマスター」プロデューサー
上野 真史：「サガ フロンティア2 リマスター」ディレクター