2026年7月18日・19日にぴあアリーナMMにて開催された、MyGO!!!!! 9th LIVE「つなぎ目の向こうに」。ここでは、DAY1の模様を中心にレポートする。
MyGO!!!!!の単独ライブとして過去最大動員の公演となった本公演。DAY1とDAY2それぞれに異なるセットリストで構成され、違った雰囲気で楽しめる内容となっていた。
出演
MyGO!!!!!
羊宮妃那(Vo. 燈役)
立石凛(Gt. 愛音役)
青木陽菜(Gt. 楽奈役)
小日向美香(Ba. そよ役)
林鼓子(Dr. 立希役)

オープニングアクト
DAY1:millsage
薬師寺李有(Key.&Vo. 汐見蛍役)

DAY2:一家Dumb Rock!
橘めい(Gt.&Vo. 須賀蕾叶役)
涼泉桜花(Gt.&Vo. 馬橋心玖役)

本公演では、オープニングアクトとして、DAY1はmillsageの薬師寺李有さん(Key.&Vo. 汐見蛍役)、DAY2は一家Dumb Rock!の橘めいさん(Gt.&Vo. 須賀蕾叶役)、涼泉桜花さん(Gt.&Vo. 馬橋心玖役)が出演。
DAY1に登場したmillsageは、静かな入りから一気にシンフォニックな響きのあるメロディーと透明感のある歌声で独自の世界観を生み出していく「カーネーションの咲く日に」を初お披露目。そして、会場のバンドリーマー(「バンドリ!」のファンの呼称)に向けて挨拶すると、会場にmillsageの音を残すというメッセージとともに、サポートバンドによる疾走感あふれる演奏をバックに「起死開戦」を熱唱した。


そしてDAY2の一家Dumb Rock!も、会場を一気に盛り上げる煽りとともに、会場で初お披露目となった「Keep on Riddim」を届ける。ツインボーカルならではの掛け合いの魅力が詰まった爽やかな楽曲を届けると、好対照な二人のMCを挟んで、ミクスチャーロックならではの音の厚みが心地よい「ホーミー・タイッ!!」でも全身からほとばしる熱量たっぷりのパフォーマンスを見せた。


ここからはDAY1の模様を順を追って紹介しつつ、DAY2でのトピックについても一部言及する。
オープニングアクト後、ステージを転換する中でライブロゴが映し出されるとともに波の音が響き渡る。その音が徐々に大きくなる中、訥々と紡ぎ出される詩とともにメンバーが登場。柔らかなギターの音色から、間髪入れずに「迷路日々」のパフォーマンスを届ける。エモーショナルな演奏はもちろんのこと、燈(羊宮さん)の歌声にもこれまで以上の熱量が感じられる。続く「明弦音」は、愛音(立石さん)のコーラスとともに前向きなメッセージを詰め込んだ一曲になっており、メンバーの演奏にも熱がこもっていた。

ここでメンバーが順番に挨拶すると、いつも通り愛音が起点となってトークが繰り広げられていく。会場であるぴあアリーナMMの“MM”が何の略称かという話題では、いろんな言葉が飛び交う中、MyGO!!!!!にちなんで“みんな迷子”というワードも飛び出す(ちなみにそよによると正解は“みなとみらい”)。そのほか、夏ならではのグランピングにまつわるトークでは、立希が燈にデレデレする一幕も楽しめた。
再びライブのパフォーマンスに戻ると、まずはTVアニメ「カードファイト!! ヴァンガード Divinez デラックス決勝編」EDテーマとなった「残痕字」をライブ初披露。繊細な心情を描いた詞を、歌声と演奏を通して表現するバンドらしい魅力を感じさせる一曲だ。
続く「掌心正銘」は歌詞を通して描かれるストーリーを力強く歌い上げる、熱さを伴ったパフォーマンスに。さらにハードな演奏を響かせるパンク・ロック「砂寸奏」では、燈のパワフルな歌声も相まってより一層のライブ感を漂わせた。
ステージに紗幕が下り、再び波の映像とともに幕間の語りが挿し込まれた後は、幕が下りた状態で「静降想」が披露される。柔らかなギターの音色と優しい燈の歌声、そしてほかのメンバーによるコーラスワークによって表現される、耳馴染みの良いミディアムロックだ。続いて披露された「エガクミライ」は「静降想」とともに8th Singleに収録された楽曲で、シンプルなメロディーラインに乗せた、語りのような歌声がエモーショナルなナンバーとなっていた。

そして紗幕上での雨が降る演出とともにパフォーマンスされた「輪符雨」は、耳に残るギターリフとともに独特なメロディーラインで聴かせる、メランコリックな楽曲に仕上がっており、バンドとしての表現力の幅を感じさせる。
そしてライブも後半戦へ。幕が上がるとその前に燈によって語られていた内容に沿うかたちで、音での繋がりを意識させた「処救生」をパフォーマンス。さらに、疾走感溢れるメロディーラインに力強い演奏、そして燈のポエトリーによって表現される「歌いましょう鳴らしましょう」を届けていった。
続いて、7月15日にリリースされた3rd Album「致並跡」にも収録されている「証命讃歌」を初パフォーマンス。力強いメッセージとともに駆け抜ける、疾走感あふれるメロコアに仕上がっており、本楽曲を提供した田邊駿一氏(BLUE ENCOUNT)の良さを存分に詰め込んだ一曲だ。

初披露となった「残痕字」「証命讃歌」や今回の衣装に触れたMCを挟んで、次に届けられたのは「聿日箋秋」。TVアニメ「BanG Dream! Ave Mujica」最終話の挿入歌としても記憶に新しい楽曲のひとつだが、シンプルな音色の中にもパンク・ロックとしての骨太さと、作中のストーリーを反映したエモーショナルな歌詞が印象的だ。
愛音のギターから披露されたのは、MyGO!!!!!にとって始まりの楽曲である「迷星叫」。今聴くことでバンドとしての積み重ねを感じられる時間となったが、その次に披露された「端程山」もこれまたバンドとしてのこれまでが反映されているように聴こえ、感傷的になる一曲だった。
そしてメンバーそれぞれの語りを経て届けられたのは、こちらも今回が初披露となる「羅永線」。優しく、そして温かく届けていく燈のボーカル、サビ部分でのメンバーによるコーラスワーク、メロディアスな演奏が重なり合い、調和を感じられる一曲に。終盤の楽曲に連なるかたちで、MyGO!!!!!のバンドとしての歩みを味わえた。

アンコールの一曲目として届けられたのは「影色舞」。MyGO!!!!!の楽曲としては珍しい一部のパートで振り付けのある楽曲で、ライブで映える定番の一曲だ。今回はアンコールでの披露ということでラフな衣装に着替えており、いつものステップもよりキュートに感じられた。
アンコールということで、ここからはキャストとしてバンド最大規模のライブである本公演の感想などを語りつつ、告知コーナーや最後の挨拶を届けていく。そして締めくくりの楽曲として披露されたのは「往欄印」。ポエトリーのメッセージにも心の叫びを感じさせる、ハードコアな一曲を熱量たっぷりに届ける。そして最後はバンドリーマーとのシンガロングも含めた会場の一体感を感じさせるステージだった。



DAY2は基本的には楽曲の演奏順が大きく変わるものとなっていたのだが、その中でも「孤壊牢」「壱雫空」「音一会」の3曲が新たに披露され、また新鮮な気持ちで楽しめた。アーカイブ配信はDAY1が7月25日(土)23:59、DAY2が7月26日(日)23:59までとなっているので、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

セットリスト
DAY1
オープニングアクト:millsage
M1 カーネーションの咲く日に
M2 起死開戦
MyGO!!!!!
M3 迷路日々
M4 明弦音
M5 残痕字
M6 掌心正銘
M7 砂寸奏
M8 静降想
M9 エガクミライ
M10 輪符雨
M11 処救生
M12 歌いましょう鳴らしましょう
M13 証命讃歌
M14 聿日箋秋
M15 迷星叫
M16 端程山
M17 羅永線
EN1 影色舞
EN2 往欄印
DAY2
オープニングアクト:一家Dumb Rock!
M1 Keep on Riddim
M2 ホーミー・タイッ!!
MyGO!!!!!
M3 孤壊牢
M4 明弦音
M5 処救生
M6 歌いましょう鳴らしましょう
M7 証命讃歌
M8 輪符雨
M9 エガクミライ
M10 静降想
M11 残痕字
M12 掌心正銘
M13 砂寸奏
M14 聿日箋秋
M15 迷星叫
M16 壱雫空
M17 羅永線
EN1 影色舞
EN2 音一会
(C)BanG Dream! Project (C)FROMTOKYO (C)Bushiroad
Photo 福岡諒祠(GEKKO)、池上夢貢
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