EXの“地上人召喚事件”が描かれることが明らかに！PS3「第2次スーパーロボット大戦OG」第4弾プロモーション映像先行上映＆トークショーイベントの模様をお届け

バンダイナムコゲームスは、本日10月27日、同社社屋内ファンシアターにおいて、2012年11月29日発売予定のPS3用ソフト「第2次スーパーロボット大戦OG」第4弾プロモーション映像先行上映＆トークショーイベントを開催した。

（写真左2人目から）寺田貴信氏、緑川光さん、<br />置鮎龍太郎さん、稲田徹さん

（写真左2人目から）寺田貴信氏、緑川光さん、
置鮎龍太郎さん、稲田徹さん

当日は、最新となる第4弾プロモーションムービーを先行にて初公開したほか、緑川光さん（マサキ・アンドー役）、置鮎龍太郎さん（ライディース・F・ブランシュタイン役）、稲田徹さん（レーツェル・ファインシュメッカー役）、寺田貴信氏（バンダイナムコゲームス「スーパーロボット大戦」シリーズチーフプロデューサー）が登壇してのトークショーが行われた。

それぞれの決めゼリフとともに登場した声優陣の3人だったが、稲田さんはなんと、東京メトロ8駅で展開していた発売記念キャンペーンの景品にもなっているサングラスと金髪のかつらをつけたレーツェルの姿で登場。これには、会場も大きな笑いで応えていた。

早速、初お披露目となる第4弾プロモーション映像が公開されることになると、声優陣はみな客席から大画面のモニターで見たいということで移動し、映像の上映がスタート。その映像の最中、本作で「魔装機神」シリーズの原点にもなった「スーパーロボット大戦EX（以下、EX）」の地上人召喚事件が描かれることが明らかになった。

映像の内容は公式の配信をお待ちいただきたいが、ゲーム映像の数々を惜しげもなく盛り込んでおり、新たに登場する機体も多数登場するボリュームたっぷりの内容となっていた。

「EX」の内容を盛り込むことについて寺田氏は、前々から周りに聞かれてはいたものの、当初は発売直前まで伏せておくことにするつもりだったそう。しかし、さまざまな事情が重なり、このイベントにて発表することにしたと述べていた。

また、PVの感想については、稲田さんがお客さんの「お～っ」って声を聴くのは痛快だったことを語るなど、こうして発表できたことへの喜びを表していた。

イベントでは、「熱血！必中！生ボイススパログ！」と題して、まだ配信されていなかった魔装機神II篇の最終回、そして第2次スーパーロボット大戦OG篇をスタートさせるトークコーナーも。ここでは、本作で描かれる地上人召喚事件がシリーズでどの位置づけになっているのかを説明するとともに、寄せられていたさまざまな質問に回答した。

まず、地上人召喚事件について、「スーパーロボット大戦」シリーズ初期、そして「スーパーロボット大戦OG」シリーズそれぞれの位置づけをわかりやすく紹介した。

その中で寺田氏は、もともとこのエピソードをゲームでやるつもりはなく、ドラマCDやコミックなどでの展開を考えていたそうだが、「魔装機神」の第一章が「スーパーロボット大戦OGサーガ魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」として、DSに移植されたことをきっかけとして、収録を決断したことを明かした。

また、寄せられた質問への回答として、マサキやリューネたち以外の魔装機神のメンバーも登場することや、「Another Century’s Episode：R」の冒頭シーンで異世界へと転移されたキョウスケとリュウセイが本作にも登場することが明らかになったほか、もしサイバスターが換装武器を使えるとしたらという質問に、緑川さんが“ギャップ萌え”でブーストハンマーを持たせてみたいという珍回答（？）が飛び出すなど、さまざまな話が語られた。

その中で本作では1話が地上の話で、2話でマサキ編とリューネ編に分岐することも明らかになった。そのきっかけはヒリュウ改に挨拶しに行くかどうかとなっており、立ち寄るとリューネ編、立ち寄らないとマサキ編に分岐していくこととなり、キャラクターもそれぞれのエピソードごとに分かれて登場することとなる。

寺田氏によると、話の流れとしてわかりやすく、女性率が高いのがマサキ編で、EXと同様、リューネ編ではキョウスケやリュウセイが合流していく展開になっているという。

そして、「EX」に収録されているシュウのエピソードは、本作では収録されないことも明かした。これについては、エピソードとして短かったり、キャラクターが敵キャラばかりで「魔装機神」の話に触れる必要があることから今回は見送ったそうだが、今後ドラマCDなど、何らかのかたちで展開していきたいと述べていた。

そのほか、今後配信される「ボイススパログ！」の第2次スーパーロボット大戦OG篇では、置鮎さんがパーソナリティを務めることや、本作の1話について、事前にプレイ動画での公開を検討していることなども明らかになった。これらについては、今後の情報をお待ちいただきたい。