ディースリー・パブリッシャーの恋愛シミュレーションゲーム「ドリームクラブ」が2013年8月にラゾーナ川崎プラザソルにて舞台化されることを受け、5月11日、ホストガール役として出演する女優のオーディションが、都内某所で行われた。

当日は、舞台やテレビドラマなどで活躍する女優を中心に、声優、グラビアタレント、雑誌モデル、 コスプレイヤー、すでにアイドルユニットに属するタレントなど200名を超える応募の中から、約100名がオーディションに参加した。

審査は自己PRから始まり、歌、演技の3種類を順に実施。自己PRではダンスなど印象に残る特技を披露するなど積極的に審査員にアピールする姿が目立ち、歌審査では、亜麻音の「夢見るCagedBird」、ナオの「Glory days」、るいの「時間(とき)のカケラ」の3曲から1曲を選んで熱唱した。

さらに、演技は会場で渡された数ページ程度の台本を使い、審査員からの指示によって役柄を決める即興形式で行われ、割り当てられた役をイメージに合わせて演じようとする姿が印象的だった。

なお、オーディション合格者は「劇団ドリームクラブ」を結成し、8月の舞台を目指した稽古の中でそれぞれの配役が決定するとのことで、まだ配役までが決まるわけではないが、一体どんな女の子たちがホストガールとして登場するのか、オーディションの結果にも注目したいところ。

(左から)深寅芥氏、岡島信幸氏、ドリームエックス<br />クリエイト代表
(左から)深寅芥氏、岡島信幸氏、ドリームエックス
クリエイト代表

また、オーディションの合間には、「舞台ドリームクラブ」で演出を務める深寅芥(みとら あくた)氏、「ドリームクラブ」のプロデューサーを務めるディースリー・パブリッシャー 岡島信幸氏、そして「ドリームクラブ」の店長でもあるドリームエックスクリエイト代表の3人に話を聞くことができた。

舞台化の経緯や舞台でのテーマ、オーディションの感想など多岐にわたる話を聞いたのだが、代表はなぜか全て岡島氏に耳打ちして答えさせていたため、代表の発言の部分は岡島氏が代弁している点、ご了承いただきたい。

――「ドリームクラブ」を舞台化しようとした動機をお聞かせください。

深寅氏:元々「空間ゼリー」という、当時大学生を含めた女性だけの劇団の演出をやっていまして、その後ハロープロジェクトの子たちの演出と演技指導を2007年頃から5年ほどやっていました。

そんな私のキャリアを活かせる作品がないかと思っていたところ、「ドリームクラブ」という素敵な作品に出会い、ディースリー・パブリッシャーさんに「ぜひ舞台化させていただけませんか?」とお願いしました。

――最初にその話をいただいた時はいかがでしたか?

岡島氏:まさか、「ドリームクラブ」に舞台化というオファーをいただけるとは思っていなかったので、大変光栄なことだと思いました。それと同時に、「ドリームクラブ」自体が2.5Dという、いわゆる3Dという表現手法を用いて2Dの絵がリアルに動くことを目指した作品なので、今度はそれが舞台になるということで、どういうものが出来上がるんだろう、「ドリームクラブ」のフォロワーの方がどのように受け入れるんだろうというのは、興味がわいてきましたね。

代表: 2Dだろうが3Dだろうが、「ドリームクラブ」に抜けはないので万全だ。100%感動作になるに違いない!

――今、感動作になるというお話があったのですが、現時点でどのようなストーリーになるのか、ある程度決まっているのでしょうか?

深寅氏:ストーリーは今、私の複数の脚本家に依頼を出している最中です。その中から選りすぐったものを舞台化しようと思っています。

――ゲームですと自分の好きなホストガールを指名できますが、舞台では客観視になるということで、代表はどうお考えでしょうか?

代表:寝言は寝てから言いたまえ。舞台なんだから指名できるわけがないだろう! 男性の主人公がいるかはわからないが、もしいるとすればそれはピュア紳士たちの代弁者なので、きっと感情移入できるはずだ。

――(深寅氏に)ゲームの「ドリームクラブ」についてはどのような印象を持たれましたか?

深寅氏:キャラクターの設定が非常に細かく、なおかつそのキャラクターに合わせた素敵な楽曲がひとりひとりに用意されていると思いました。例えば「こういう子がこういう私服を着ていたら素敵だな」というイメージどおりの私服に共感できたりと、私服にも細かい設定があったのが印象に残りましたね。

――ゲーム内の要素で活かしていきたいと考えている部分はありますか?

深寅氏:キャラクターの設定をしっかりと出していきたいと思っています。それと「ドリームクラブ」という場所、ということも大事にしていきたいと思っています。

――オーディションを受けられた方々の全体的な印象をお聞かせください。

岡島氏:もちろん、ゲームプロデューサーとしては声優さんをキャスティングする際のオーディションの経験はありますが、舞台で演技される方のオーディションというのは初体験なんですよね。

みなさんフリ付きで歌ったり、演技を勉強されている方たちばかりなので、生で伝えなきゃいけないという感じの声の張り方はこうなんだと感心しながら、この子はこのホストガールに合いそうだなという目で見ていました。

――まだどのぐらいの配役の数になるかは決まっていないのでしょうか?

深寅氏:確定要素としてはまだ決めていないですね。

――ホストガール以外の役柄で出るということもありえるのでしょうか?

岡島氏:僕らは原作のゲームを作っていますので、舞台化する時に全部のキャラクターがフォローされていけばいいなとは思うのですが、舞台は舞台で数を出せばいいということではなく、お話として何か訴えるものがあって、楽しいものがあってお客さんに帰っていただかなければいけないので、舞台を舞台として成り立つかたちで上手くアレンジしていただければと思います。

深寅氏:「ドリームクラブ」って一人指名ですが、ほかにその子の友人と一回会わなければトゥルーエンドに至らないという設定がありますよね。この子とこの子が会っていないということがストーリーの中で重要なキーポイントになっているところも大切にしたいと思っています。

――代表は何かありますか?

代表:初めて聞いた話ばかりでビックリだが、私はオーディション自体はピュアな目でしか見ていないのだ。

岡島氏:ピュアな目って多分エロい目なんですが(笑)。感想を聞きましたら、あの子はおっぱいが大きかったとか、あの子は肌ツヤがよかったとか、そういうことしか言わなかったです。

――今回、オーディションでキャストを公募することになった理由をお聞かせください。

深寅氏:一般公募をお願いしたのは僕なのですが、先ほどのゲームの要素から着想がありました。ほとんどのホストガールは、プレイヤーが一番最初に指名されたお客さんということで、たどたどしいところから始まりますよね。それが親密になるにつれて、とてもフレンドリーに話しかけられるようになったりというところがあって、親密になっていく、育てていくという感覚をゲームから感じることができました。

今回、「劇団を名乗らせてください」とお願いしたのですが、それは劇団というのがチームプレイの場所と考えているからです。ゲームの中ではチームプレイというものは強調されにくいところだとは思うのですが、舞台においてはチームプレイや仲間意識みたいなものがあり、その雰囲気がお客様に伝わり、好きなキャラクターを育てているような感覚に近いものを感じて頂ければいいなと思い一般公募にしました。

――今回オーディションで使われたテスト用の台本もそのあたりのコンセプトによるものなのでしょうか?

深寅氏:さまざまな配役を想定しやすいように、私がオーディション用に台本を書きおろしました。

――今回選ばれるキャストの方々が新作の「ドリームクラブ5号店」(仮)に出演するような、舞台とリンクするような展開は考えているのでしょうか?

代表:そんな重要なこと、ここで明かせるわけがないじゃないか。そんな構想がもしあったら、隠しておくに決まってるだろ! 今言えるのは、あるかもしれないし、ないかもしれないということだけだ。

――(深寅氏に)お気に入りのキャラクターはいますか?

深寅氏:本当に悩むのはスタイルを見るか、見た目を見るかということなんですよね(笑)。プレイしつつ、毎回次にどこに行くかという選択肢は、その2択で選んでいるようなものなんですよ。

岡島氏:スタイルと見た目、それぞれの一番は誰なんですか?

深寅氏:スタイルはるい先生ですね。あれだけ胸の大きな女性にはお会いしたことがないので・・・(笑)。見た目というかの雰囲気は、亜麻音さんでしょうか。

――最後にユーザーに向けてのメッセージをお願いします。

深寅氏:代表が2.5次元のゲームを目指していたということで、本当にその部分を僕がプレイして感じたから今回舞台化したいと率直に思いました。舞台の魅力というのは、コピーをすることができないものだと思っています。音楽や映画は拡散、分散されていくものですが、舞台はその劇場の中でしか提供できるものではないので、たくさんの原作ファンの方、もしくはお芝居が好きな方に、「ドリームクラブ」という一緒の空間にいるという空気を感じとってもらえる作品にしたいと思います。

岡島氏:僕は代表を言ったことを実行するのが仕事なので、まずは深寅さんの演出魂と代表の考えが上手く折り合いがつくように、誠心誠意調整します!

代表:舞台に関する意気込みについては、深寅君に言いたいことは全て言われたのでミートゥーだ。あと、ポロリもあるよ。

――ありがとうございました。

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