「トロピコ7」試遊会で“プチ・プレジデンテ”体験!地形を変え、派閥を操り、理想の国家へ。自由に暮らす市民を見守りながら国づくりに挑戦【TGS2026】

東京ゲームショウ2026
0コメント 松本鹿介

千葉・幕張メッセにて9月17日~9月21日にかけて開催の「東京ゲームショウ2026」。Kalypso Mediaより、2027年1月28日にXBOX Series X|S/PC向けに発売予定の「トロピコ7」について、メディア向けに行われた試遊会の模様をお届けする。なお、本作はPS5およびNintendo Switch 2でも発売が予定されている。

トロピコ7公式サイト
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本作は、カリブ海に浮かぶ小さな島国の大統領「エル・プレジデンテ」となり、統治を進めていく独裁国家運営シミュレーションシリーズの最新作だ。政権を少しでも長く維持するため、都市の開発や産業の発展、市民生活の拡充、政治的な取引などを通じて強い国を作り上げ、植民地時代・世界大戦・冷戦・現代からなる4つの時代を生き抜いていく作品となっている。

そんな本作の開発を手掛けるのはGaming Minds Studios。今回の試遊会では、同スタジオを傘下に置くパブリッシャー・Kalypso Mediaの日本法人・Kalypso Media Japanの担当者の方にお話を伺いつつ、最新作の冒頭部分をいち早くプレイさせていただいた。

「トロピコ7」試遊会で“プチ・プレジデンテ”体験!地形を変え、派閥を操り、理想の国家へ。自由に暮らす市民を見守りながら国づくりに挑戦【TGS2026】の画像

試遊会はまず、最新作の新要素となる地形変更機能「テラフォーミングシステム」のレクチャーからスタート。これはマップに形成された山を平らにならしたり、海を埋め立てたりできる機能で、後者に関して前作「トロピコ6」では島同士をつなぐには橋をかける必要があったところ、本システムにより地続きにするのも可能となった。

「トロピコ7」試遊会で“プチ・プレジデンテ”体験!地形を変え、派閥を操り、理想の国家へ。自由に暮らす市民を見守りながら国づくりに挑戦【TGS2026】の画像

道路はカーブさせることができ、より自由度の高い街づくりが可能に。不規則に曲がる海岸線などにも沿わせやすく、シリーズ史上最大級だという群島を余すところなく開発するうえで、本機能は多くの場面で活躍するだろう。

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そして政治に関するシステムも大幅に進化。国内には資本主義者や共産主義者、軍国主義者など、最大8つの“派閥”が存在するが、プレジデンテや市民、各派閥の政治的な立場を分かりやすく図式化した「政治マトリクス」では、市民たちがどの派閥を支持しているか、その数も視覚的に表示される。どの勢力を重視するかという判断は、続投の可否を決める選挙の得票率にも影響を及ぼすだろう。

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また、8つの派閥のうち、最大6つまでの代表者が一堂に会する「評議会」では、各派閥からの要求が確認できる。選挙で勝つためには、支持者の多い派閥の顔色をうかがいながらの国家運営も求められるのかもしれない。

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新要素の説明終了後には、キャンペーンモードの序盤となる植民地時代での統治を少しだけ体験できた。まず驚いたのが、3Dで描かれるキャラクターたちの姿。特にプレジデンテの右腕「ペヌルティーモ」の動く姿が確認でき、リアルになったことで「こんなに精悍な顔立ちだったのか」とも感じられた。

ゲーム開始後は、国を支配下に置く英国の代表者から命を受け、牧場やレザー工場の建設と、生産したレザーの輸出を進めていく。施設を建てると従業員が自動で割り振られ、市民は各々職場へと向かうが、その動きを観察してみると、即座に現場へ向かう者もいれば、礼拝堂に寄り道をしてなかなか出てこない者もいた。

仕事は労働者が施設に辿り着かなければ始まらず、交通手段が充実していない序盤では基本的に徒歩での移動となり、住宅から職場までの距離が遠ければ始業まで多くの時間を要してしまう。一方で、鉱山などの生産施設は資源の量が多いエリアに建てる必要もあるため、効率の良さとアクセスのしやすさの両面を意識した街づくりが求められる。

なお、本作ではモーションキャプチャーを活用し、市民・労働者たちのアニメーションが強化されている。たとえば、今回プレイした時代とは異なるが、自動車が普及したあとには、市民が目的地付近の路肩へ車を駐車する様子も紹介された。街の開発にひたすら勤しむのもよいが、こうした細かい市民生活を眺めるのも楽しみの一つになりそうだ。

また、市民には食料や医療、仕事など、計10種類からなる満足度が設定されている。マップ上の市民を選択すると“今何が足りないと感じているのか”を視覚的に確認できるため、改善点も見つけやすいだろう。

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話を戻して、ゲームを進めていると、英国からの独立を求める革命派のビクトリア・ゲラ・ペレスが登場。列強の支配から逃れ、独裁体制を作り上げるには、この革命派の協力を得なければならないようだ。

圧が強めな彼女の依頼を受け、新聞社を設立してプロパガンダを流し始めたところで、今回の試遊は終了した。筆者自身、こうした国家運営シミュレーションは初心者レベルだが、扱う要素が多く、難しいイメージがある同ジャンルの中で「トロピコ」は初めての人でも比較的とっつきやすい作品に思える。

少なくとも今回体験した限りでは、お金を要する「テラフォーミングシステム」を乱用する、施設を建てまくるなど、よほど無計画な運営をしなければ、すぐに国家が詰みを迎えるような印象はなかった。期待を膨らませつつ、来年1月には筆者も本格的なプレジデンテデビューを飾りたいと思う。

※画面は開発中のものです。

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