日本テレビほかにて2014年7月より放送が予定されている、「戦国BASARA」の新作TVアニメシリーズ「戦国BASARA Judge End」の記者会見が行われた。

「戦国BASARA」は2014年1月に最新作「戦国BASARA4」が発売された、カプコンの人気アクションゲームシリーズ。戦国時代を舞台とし、伊達政宗・真田幸村・徳川家康・石田三成といった史実でも有名な武将が夢の対決をするという豪華な設定で、幅広いユーザー層に支持されている。

2005年より始まったこの作品はゲームの枠を超え、これまで漫画・TVアニメ・劇場アニメ・舞台・TVドラマ・宝塚歌劇によるミュージカルなど、さまざまマルチメディア展開が行われている。今回の新作TVアニメシリーズでは、ゲーム「戦国BASARA3」を基に、関ヶ原を舞台とした壮大な戦国時代のアニメーションが制作される。

記者会見には、タイトルのメインキャストとしてすでに発表されている伊達政宗役の中井和哉さん、真田幸村役の保志総一朗さん、徳川家康役の大川透さん、石田三成役の関智一さんと、「戦国BASARA」シリーズの総合プロデューサーを務めるカプコンの小林裕幸氏が登壇。日本テレビ アナウンサーの上田まりえさんの司会のもと、本作にまつわる質疑応答が行われた。

(左から)関智一さん、保志総一朗さん、小林裕幸氏、中井和哉さん、大川透さん

冒頭で小林氏が語ったのは、4年ぶりのTVシリーズとなる「戦国BASARA Judge End」がどのような立ち位置になっているかという点について。

過去2回のTVアニメや劇場アニメでは伊達政宗が豊臣秀吉を倒すという、ゲームの「戦国BASARA3」とは異なる展開となっていたが、日本テレビ、テレコム・アニメーションフィルム(アニメーション制作)という新しい枠組みの中で行われる本作では、原作監修として引き続き、小林氏ならびにディレクターの山本真氏が参加、ゲーム内の設定でストーリーを描くという。

タイトルにもある“Judge End”という言葉は、「End of Judgement」の意で「戦国BASARA」らしさを表現するために作った造語であり、政宗、幸村、家康、三成を中心にオリジナルのストーリーが展開し、それぞれの“Judge End”を迎えるという。これだけを聞くと重々しく感じられるかもしれないが、あくまでも前向きなものになっているということなので、実際の放送に期待だ。

記者会見が行われた時点では、ちょうど2話のアフレコが終わったところということで、そこでのエピソードも踏まえつつ、声優陣も作品に関する印象や意気込みを語った。

アフレコを通した作品の印象として中井さんや保志さんから語られたのは、冒頭から様子見はなしで「戦国BASARA」らしい全力疾走な展開になっているという点。毎回アフレコに臨むときにはそのスピード感についていくことを意識しているという。

1人で収録することの多いゲーム収録とは異なり、アニメではキャストが集まっての収録となるが、大川さんは、キャストが集まって1つの作品が作れることが嬉しいと話し、収録に臨む中では武将1人1人のリアルな戦いがフィーチャーされていると感じたそう。

関さんからは、これまで以上にテンポの良い展開であるとともに、特徴的なセリフ回しもあえて崩した、挑戦的な演出も見受けられたという感想が。そして、来週も見たくなるような引きのあるエンディングに対する「少年漫画の連載ものを見ているような感覚」という発言には、監修も務める小林氏も納得の様子だった。

続いて作品の見どころについて質問がおよぶと、長きに渡って演じてきたからこそのこだわりや、新たに垣間見える部分に関する回答が寄せられた。

「戦国BASARA」の魅力として終始貫かれているのは“群像劇”だと語ったのは、政宗を変わらず10年やってきたという中井さん。たとえ各々の出番が少なくても、一国一城の主のような存在感を持った武将が多数登場する本作の面白さを、「何者かわからなくても只者でないことは伝わってくる」と評した。

保志さんは、「戦国BASARA」ではお約束のシーンである、幸村と親方様(武田信玄)の殴り合いについて触れつつも、今回のアニメでは「戦国BASARA3」のストーリーに寄せた、悩んで一皮向けてからの幸村に注目してほしいと話す。幸村が武田軍の大将としてどう活躍するのかに期待しよう。

大川さんは、アニメシリーズの中でこれだけの声優を揃えられる作品はなく、良い緊張感を持ってやれているとお芝居に対して言及。特に、ライバルとして描かれる三成とは陰と陽の対比を出さなければ、三成・家康ともに輝かないと話し、「王道を歩いている家康をしっかりと演じたい」と熱く語っていた。

一方、三成を演じる関さんは「僕はそうは思わない」と冗談を挟んで笑いを取りつつ、演技に関しては強い気持ちで臨んでいるようで「喉を枯らすぐらいにいっぱい叫んだ」とこれまでの収録を振り返った。

そして、小林氏からは、ゲームの「戦国BASARA3」の家康のままではなく、その絆の中身を描いた先日の「舞台『戦国BASARA3』‐咎狂わし絆-」に触れ、今回のTVアニメでも人間臭い家康をもっと出していきたいと抱負を語った。

記者会見のレポートはここで終了となるが、「戦国BASARA Judge End」にどのような武将が登場するのかは、「戦国BASARA」ファンであれば気になるところだろう。小林氏がちらっと「新情報は6月10日ぐらいに出るんじゃないかなー」と語っていたので、当日の発表に期待しよう。

「戦国BASARA Judge End」スタッフ

原作:CAPCOM(「戦国BASARA3」)
原作監修:小林裕幸(CAPCOM)、山本真(CAPCOM)
監督:佐野隆史
シリーズ構成:高橋ナツコ
キャラクターデザイン:千葉道徳
総作画監督:徳田夢之介、小林利充
美術監督:陳場 大輔
色彩設計:大塚 眞純
音響監督:岩浪美和
制作会社:テレコム・アニメーションフィルム

「戦国BASARA Judge End」キャスト

伊達政宗:中井和哉
真田幸村:保志総一朗
徳川家康:大川透
石田三成:関智一

「戦国BASARA Judge End」あらすじ

時は群雄割拠の戦国乱世。

天下布武を唱える魔王・織田信長が本能寺にて、その腹心である明智光秀によって討ち取られる。信長亡き後、圧倒的な武力をもって各地に侵攻したのは覇王・豊臣秀吉であった。

豊臣軍は抵抗を続ける関東名門・北条家の小田原城を包囲。その軍勢には、秀吉に忠誠を誓う石田三成や、同じく三河領主・徳川家康の姿もあった。

一方その頃、北条家侵攻を聞きつけた奥州筆頭・伊達政宗は、自らの高みを目指し小田原城へ進軍。無謀とも思える勝負に意気込むのだった。そして甲斐の武田軍では伊達進軍の報告を受け、真田幸村が戦場に想いを馳せていた。

乱世の先を見つめ、今時代が動き出す!

コメントを投稿する

画像一覧

全ての画像を表示(3枚)

(C)CAPCOM / BASARA JE

※画面は開発中のものです。

あわせて読みたい

  • セガ特集ページ
  • Figgy
  • プリコネR特集
  • 「黎の軌跡(くろのきせき)」特設サイト

人気記事ランキング

RANKING

定期配信

REGULAR
  • ゲーム発売日・配信日カレンダー