「プロジェクトEGG」にてシステムソフトの「ファイナルブレイカー（PC-9801版）」＆サンソフトの「夢幻戦士ヴァリス（PC-8801版・Windows8.1対応版・E.M.D対応版）」が配信

ファイナルブレイカー

本作は1993年にリリースされたシミュレーションゲーム。プレイヤーは記憶を失った男性となって戦いに身を投じることとなる。ゲームはターン制が採用されており、キャンプモード、ゲームモード、マップ選択モードを繰り返すことで進行していく。

各モードでは装備を整えたり、部隊を編成したり、経験値をためてユニットをクラスチェンジさせたり、敵と戦ったりしながらストーリーを進行させていく。ちなみに、本作ではマルチエンディングが採用されているため、プレイヤーの行動によってストーリーが変化するので繰り返し遊ぶ楽しみもある。

本作は同社の「マスターオブモンスターズファイナル」に連なる作品であり、シミュレーションゲームにユニットが成長するRPG的な要素、さらに壮大なストーリーが上手にリミックスされた作りとなっている点にも注目だ。

さらにSFとしてのパロディ要素などもあり、人によってはニヤリとさせられることもあるぞ。当時は「マスターオブモンスターズファイナル」の陰に隠れてしまっていた印象があるものの、いまプレイしてもしっかりとしたシミュレーションRPGが楽しめるので、SFシミュレーションファンにはおすすめの一本といえそうだ。

夢幻戦士ヴァリス

本作は1986年にリリースされたアクションゲーム。プレイヤーは主人公の麻生優子となって「夢幻王ログレス」や、その配下のモンスターを倒す冒険に出発する。

ゲームはサイドビューで表現され、ひたすら画面の右へ右へと向かうことで進行されるが、ゲームのテンポはかなり速く、難度は少々高めに設定されている。

プレイ中に出現するアイテムは、攻撃アイテムが6種、防御アイテムが4種、スペシャルアイテムが3種となっている。ゲームを攻略する上でも非常に有用となってくるので、見つけたら手堅く獲得していきたいところだ。