スクウェア・エニックスは本日9月19日、東京ゲームショウ2015にて「ファイナルファンタジーXV アクティブ・タイム・レポート TGS 2015出張版」を実施。ここではイベント中に行われた30問30答についてレポートしていく。
先に掲載した「ファイナルファンタジーXV アクティブ・タイム・レポート TGS 2015出張版」のレポートから続き、ここではイベント後半に行われたQ&Aの模様を紹介していく。
本コーナーはQ&Aと題し、30問30答という大ボリュームの形式で、国内外のユーザーから届けられた質問状が発表された。30問といえど、中には複数の疑問を一通にまとめている人も多いので、幅広い疑問が解消されること間違い無し。
また、今回発表された新要素などについても言及されているので、レポートに目を通した人は続けてチェックしておくといいだろう。
30問30答(画像が質問/直下の文章が回答)
1問~10問
田端氏:オープンカーですが、場所によって自動的に閉じるようになっています。
田端氏:モブハントはあります。ただ、ギルガメッシュは登場しません。今回は新しいキャラクターを色々と出すことを考えていたので、選考には残りましたが、最終的にゲーム本編には登場しないことで決定しました。まあ、皆さんからの要望が強ければ、ダウンロードコンテンツか何かで登場させようかとも思います。
田端氏:チョコボはいつでもどこでも笛を吹いて呼び出せます。ただ、本作のチョコボはレンタル制となっていて、10日間、20日間とレンタル日数に応じたギルが必要です。チョコボは降りるとしばらくの間はついてきますが、しばらくすると立ち去り、また笛を吹くことで呼び出せます。
田端氏:二段ジャンプはありません。シングルジャンプです。リアルタイムの武器変更については、体験版「エピソード・ダスカ」で非常に要望が多かったので、4つのプリセットをメニューを介さずに切り替えられるように改良します。空中コンボについてですが、通常時でもできます。
田端氏:あります。製品版の時点で最低一種類は切り替えられるようにと進めています。また、追加衣装の配信も考えているので、好みの服装で冒険に出掛けてほしいです。
田端氏:開発の一存では決められませんが、出したいです。
田端氏:詳しい数は言えませんが、いくつか用意しています。また、アクティビティと呼ばれる楽しみ要素として、フィールド上に存在するNPCとチョコボで競争するなど、クエスト的な要素を充実させています。ほかにも、スニーキングミッションなどさまざまな遊びも導入する予定です。
田端氏:育てたり、配合することはできません。ただ、チョコボをレンタルし、キャンプで過ごせばチョコボにもバフがつくので、共に冒険することができます。また、レンタル時には“どのチョコボをいつも使っているか”を確認できるようにしようと考えています。
田端氏:甲冑はルシス王の正式な衣装です。甲冑の下はスーツになっています(先のレポートにて確認可能)。
田端氏:開発の方針なのですが、飛空艇については“飛空挺での新しい体験”が提供できない場合は全カットです。しかし、それが可能であれば入れます。新しい体験が実現した際は、ダウンロードコンテンツとしてでも無料で配信する意向です。ちなみに現状で飛空艇は本編に関わるものではなく、本編では行けない場所に行くためのサイドクエスト的な要素として考えています。
11問~20問
田端氏:一個登場します。具体的な内容については紹介できる機会に教えていきます。
田端氏:もちろん搭載します。色々な旅の思い出を残してほしいので、ぜひ活用してください。ちなみにプロンプトは写真好きで、キャンプ中に撮影した写真を見せてきます。最初のうちは下手なのですが、徐々にうまくなっていくのも見どころです。
田端氏:先日発表したのですが、ノクトは銃も武器の一つとして扱えます。銃ではコンボはできませんが連射ができる仕組みなので、純粋なシューター要素として導入されます。
田端氏:ルアーはいっぱい用意し、収集要素として散りばめます。釣り竿について考え中ですが、釣り対決で勝ったら名人の釣り竿がもらえるなどしたら、面白そうですね。
田端氏:CEROは日本国内でいう対象ユーザーの年齢区分です。世界各国でさまざまな機構があるので一概にはいえませんが、グローバルで13歳以上、CEROでいうところのB~Cで収める見込みです。年齢区分が上がると、子供に目のつく媒体などで一切宣伝ができなくなってしまうので、幅広い人にプレイしてもらえるよう考えています。
もう一個の料理の数についてですが、パッと分からないくらい数が多いです。これはイグニスの成長要素にもなっているので、楽しんで集めてください。
田端氏:あります。
田端氏:これはディスクの容量の問題となるので難しいです。言語が2つになると、ムービーデータなども2つ入れることになり、単純に二倍の容量をとってしまうので、現状では欲しい言語をオンライン上でダウンロード出来る仕組みにしようと考えています。
田端氏:じゃあ、します。大藤さんに素材渡すので、公式サイトか何かでやってくれると思います(笑)。
田端氏:具体的にはあまり言いたくない部分なのですが、戦うシーンは出てきます。詳しくは別の機会で。
田端氏:FFXVは絵がリアルなので、出血が伴う欠損表現などは先程言ったレーティングで引っかかってしまい、一気にCERO Z(18歳以上)なんてことにもなってしまうので、レーティングに許される範囲内で模索中です。
21問~30問
田端氏:まずプレイヤーキャラクター(ノクト)と仲間キャラクター(グラディオ、プロンプト、イグニス)は仕様が違っていて、ノクトはさまざまな武器をメイン武器として扱えますが、仲間キャラクターはメイン武器+サブ武器という構成になります。例えばノクトなら盾をメイン武器として使えますが、グラディオなどは剣と盾(サブ武器)となるので、この仲間キャラクターのサブ武器を考慮し、戦略性を考えて欲しいといったところです。
田端氏:育成については先程言ったとおり無いです。色違いについても黒チョコボ以外は予定していませんが、“黒チョコボらしいアクション”を用意しているので、面白い感じになってると思います。レースについても先ほど言ったとおり、アクティビティでのクエストなどが楽しめます。
田端氏:入れるようにはしていますが、全ての建物には入れません。もちろん、入れる建物に関してはインテリアもデザインしています。
田端氏:やりたいので、やろうと思います。しかし、これらはゲームの中だけではなく、色々な形で触れられるように、さまざまな媒体で展開できるといいですね。
田端氏:要望が多かったので、年齢はそのうち公開させていただきます。
田端氏:シドニーは日本語読みで、シンディーは海外読みというだけで、呼称の違いでしかないので安心してください。テックデモについてはしっかりとリリースしますので、追々の発表を期待してください。
田端氏:音楽については環境音だけでなく、さまざまなシーンで入れようと考えています。また、本作では状況によって音色が変化するなど、“変化に富んだ音楽”の形を考案しています。
田端氏:残念ながら今のところ出ないんです。それというのも技術面の問題ではなく、モーグリたちは“喋る”ので、世界観を崩さずに投入するのがとても難しいんです。その代わりと言ってはなんですが、喋らないサボテンダーなどは登場します。まあ、モーグリについても要望が多ければ……考えないことはないです。
田端氏:リミットブレイクはFF7の呼称ですが、近いものは導入します。これについてもエピソードダスカで非常に要望が多かったので、ファントムソードを独自のゲージで使用できるようにしたり、ファントムソード時のリミットブレイク的な要素を現在制作しています。
田端氏:繋がっているところは全てシームレスですが、物語や舞台的に飛ぶところはロードを挟んでいきます。また、シームレスについては最後の最後まで考えるポイントなので、全体の調整と努力を続けていきます。