10月22日から10月28日までの一週間で多く読まれた記事や主なニュース、Gamer編集部での出来事などをお届けします。今週も私が担当した取材について、紹介していきたいと思います。

今週は「いっしょにプルプル」の会員数10万人突破のニュースが1位になりました。10月31日現在はすでに20万人を突破しているのですが、一言でいえばふなっしーの人気恐るべし。Twitterでの拡散を中心に記事をご覧頂いたようです。今後も何かの折にはメッセージが公開されるのかに注目です。

続く2位には、「カプコンバー」のグランドメニューリニューアルに関する記事がランクイン。そのラインナップはもちろんのこと、平日の指定時間入れ替え制の廃止などにも注目が集まったようで、この機会に来店しようという方も少なくないようです。11月2日からですので、興味のある方はぜひ!

そのほかですと、闘会議2016の発表内容に関する記事、シリーズ最新作「ロード オブ ヴァーミリオン Re:3」の稼動日、「モンスターハンター エクスプロア」の大型アップデート、「ディシディア ファイナルファンタジー」のゲーム情報など、多彩な記事が顔を揃えました。

順位 記事タイトル
1位 iOS/Android「いっしょにプルプル」会員数10万人突破!ふなっしーからの応援ありがとうメッセージが公開
2位 「カプコンバー」のグランドメニューが11月2日より大幅リニューアル!50種類以上の新メニューが新たに登場
3位 「闘会議2016」ゲーム大会「闘会議GP」の各賞金額や追加タイトルが発表!ブース詳細、出演者、会場イメージ図も公開
4位 AC「ロード オブ ヴァーミリオン Re:3」稼動日が2015年11月19日に決定!戦国BASARA、FFXIVとのコラボレーションも実施
5位 PS4/PS Vita「ゴッドイーター リザレクション」序盤がまるごと楽しめる無料体験版が配信!製品版への引き継ぎも可能
6位 iOS/Android「モンスターハンター エクスプロア」にて「進撃の巨人」コラボイベントが近日開催―新モンスター「ベリオロス 凍氷種」実装など今後のスケジュールも公開に
7位 カプセル専用商品「ニャアアアン!猫のぽんたマスコット」が10月下旬より展開―鴻池剛氏の描き下し漫画も付属
8位 iOS/Android「モンスターハンター エクスプロア」大型アップデート2.0が10月28日に実施!新武器種・チャージアックスが登場
9位 稼動日が11月26日に決定したAC「ディシディア ファイナルファンタジー」よりゲームシステムやFFI~VIIの参戦キャラクターなどを紹介!
10位 iOS/Android「スーパーロボット大戦X-Ω」ガオガイガーやダンバインなど新規SSRが10体追加!ガシャ「集いし勇者達」が開催

※毎週木曜日から水曜日までの一週間のアクセスランキングを集計しています。

今週はいろいろな準備でずっと忙しかったこともあり話題探しが難しかったのですが、取材した内容が面白かったので簡単に紹介したいと思います。

まずは10月27日に開催された「黒川塾29」。こちらはメディアコンテンツ研究家として活動する黒川文雄氏が主催しているトークイベントで、毎回テーマに基づいたゲストを迎えてセッションを行っているのですが、今回のテーマは「3DCGアニメーション制作のミライ」です。

テーマを見て「ゲームには関係ないのでは?」と思われる方もいるかと思いますし、実際に話の主軸はあくまでアニメーションの話ではあるのですが、「アスラズ ラース」を手がけた土屋和弘氏が登壇し、ゲーム開発の現状についても話されていました。

ゲームにせよ、アニメにせよ、ハイクオリティのタイトルを生み出すために、今は開発費、製作費が高騰。ただし、それに対するユーザーの方のニーズは多様化していることもあり、ペイできるかどうかは難しいのが現状です。そのあたりを制作側はどのように考えているのか、そしてそのためにどのような対策を講じるのか、という点において非常に興味深い話でした。

29日には、ディー・エヌ・エー(DeNA)とgloopsによる合同セミナー「ブラウザゲームの革新 ~先進技術とマルチデバイス展開~」を取材してきました。こちらはあくまで開発者向けの内容となるのですが、そこでもいくつか興味深い話がありました。

一時は隆盛を迎えたモバイル向けブラウザゲームですが、現在はネイティブアプリが大きなシェアを獲得しており、ブラウザゲームはやや厳しい立ち位置にいます。ただ、Web技術は常に進化しており、そこに注力するかたちでDeNAは、HTML5に特化したMobageのプラットフォーム技術“NBPF(Next Browser Platform)”を立ち上げて、さまざまな取り組みを行っています。その新たな施策はPCへの対応で、すでにGoogle Chromeでプレイ可能な「グランブルーファンタジー」や「アイドルマスター シンデレラガールズ」のように、PCブラウザ上で遊べることも目指すというものです。

また、gloopsさんはその技術を利用して、リッチなコンテンツを提供できるスマートフォン向けの新作ブラウザゲーム「LAPLACE LINK(ラプラスリンク)」を製作していることを明かしました。デバイス上でキャラクターたちがなめらかに動く姿は、一見するとネイティブ環境で開発されているようにも思えるほどで、確かに期待を感じさせるものとなっていました。

もちろん、消費者であることも必要ですよね(?)

普段、情報というかたちでゲームを追い続けている私たちではありますが、その源泉は、こうしたクリエイターの方々が作り出している過程から生まれるものです。テクニカルな知識はない私ですが、こうして現場の言葉に触れることができる場はすごく勉強になり、さまざまなアイデアに繋がるものだと信じています。コンテンツ単位だけでなく、こうした内容の記事も反響があればぜひ取り組みたいもののひとつです。

Gamerならびに編集部通信へのご意見・ご要望についてはお問い合わせにて引き続き承っていますので、こちらもよろしければどうぞ。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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