阿部さん、諏訪部さん、鈴木さんらキャスト陣がクイズでクロスリンク！？会場ならではのネタも満載だった「ガンスリンガー ストラトス 3」稼働記念イベントレポート

「ガンスリンガー ストラトス」（以下、ガンスト）は、スクウェア・エニックスによって全国のゲームセンターで稼働中のオンライン対戦型シューティングゲーム。合体も可能2つのガンコントローラー「ダブルガンデバイス」を使用して行う、4対4で行われる、アクションと戦略性を両立させた熱い対戦が高い支持を得ている人気シリーズだ。

今回のイベントは、最新作「ガンスリンガーストラトス3」が5月12日より稼働したことを記念し、ゲーム中でもステージとして登場する新宿で開催された。

ステージ開始約30分前の様子。既に会場となるステーションスクウェアには長蛇の列ができていた
ステージ前にはしづねとレミィも登場し、会場を盛り上げた

ステージでは、新キャラクター「アルゴー」に関する話題も

ステージが始まるとMCを務める秋乃けいさんによる司会の元、阿部敦さん（風澄徹役）、諏訪部順一さん（リカルド・マルティーニ役）、鈴木達央さん（アルゴー・オードナー役）が登壇。

秋乃けいさん	阿部敦さん、諏訪部順一さん、鈴木達央さん

その中でも阿部さんは「2」最後の大会「超天空杯」にも、いちプレイヤーとして参加していたほどのコアな「ガンスト」プレイヤー。「3」の稼働前にプレイ回数を聞かれたところ、「1」から数えると少なく見積もっても15000戦以上（阿部さんのやりこみをよく知る一部のファンからは、もっといっているという声も多数）プレイしていると語り、その貫禄を見せつけていた。

一方、前日にマッサージチェアをやりすぎてしまい、まだ身体にダメージが残っているため動くのが辛いという諏訪部さん。にも関わらず、ステージの合間には自身の演じるリカルドの台詞を挟むというサービスを何度も披露しており、大いに客席を沸かせていた。

「3」からの参加となる鈴木さんは、もちろん今回が「ガンスト」イベント初登場ということで、やや緊張気味の様子。今回の会場は、新宿駅東口・スタジオアルタ前のスペースであるステーションスクウェアで行われていたわけだが、普段から目にする機会の多い新宿駅周辺を、出演者としてステージから見るのは不思議な感覚なのだとか。

ステージでは、まず「ガンスト」の簡単な概要が紹介されたあと、鈴木さん演じる新キャラクターであるアルゴーの話題に。アルゴーは半重力ボードを呼ばれるサーフボードに乗って戦うキャラクターなのだが、ボードに乗っている間は何も操作しなくても空中で絶えず前進し続けるという独特の特徴があり、非常にテクニカルな操作を要求される。

鈴木さんはアフレコの後に、まだ開発段階であったアルゴーを触っていたそうで、その癖の強さにかなり苦戦させられたのだという。既に稼働も始まり、鈴木さんがSNSなどでアルゴーの評判もチェックしたところ、やはりその操作難易度の高さから、ポジティブな反応が少ないことにやや申し訳ない気持ちになっていると語ると、会場は大爆笑。「収録は本当に頑張ったので、是非あきらめずに使いこんで欲しい」と未来のアルゴー使い達に熱いメッセージも送った。

衝撃の罰ゲームを行うことになったのは……？

その後に行われた企画は、「3」から新たに導入された新システムである「クロスリンク」にちなんだ「クイズ！クロスリンク」。まずキャスト陣には三つのキーワードが出題され、そのキーワードから連想される回答が誰かと同じであればポイントを獲得し、三人の中でもっとも獲得ポイントが少なかった人が罰ゲームを受けるというもの。問題には一応正解の回答が想定されているが、回答が一致さえすれば間違っていても構わないというのもポイントとなる。

最初の問題となったのは「赤」「翼」「牛」の3つのキ―ワード。これだけを見るとサッパリに思えるが、実は当日の会場は非常に暑く、炎天下で待っている観客のために、とある翼を授けることでお馴染みの飲み物が配られており、ピンとくるものを感じたキャスト陣。見事、全員一致で「レッドブル」と回答し、幸先の良いスタートを切る。

続く、「ケアル」「鈴木さんが15主人公」「チョコボ」のキーワードからも「ファイナルファンタジー」で回答が一致し、波に乗ったところで問題となったのは第3問目。「タイトー」「スクウェア」「ミュージック」という、一見何のつながりもないように思える3つのキーワードの並びに、首を傾げるキャスト陣。

「タイトー」「スクウェア」という2つのキーワードから、何らかのゲームタイトルのことではという流れとなり、「タイトーさんのスクエニの音ゲー」（阿部さん）「ZUNTATA」（諏訪部さん）「ガンスリンガーストラトス」（鈴木さん）と、見事なまでに全員がバラバラの回答をするまさかの展開に（この想定された正解はキ―ワードに「ステーション」をそれぞれつけると別の名称になるもので、「スクウェア」はゲーム会社ではなく場所を現しているという、実にとんちのきいたものだった）。

この流れを受けた最終問題では、「飛行機」「キノコ」「イワシ」らのキーワードから、阿部さんと鈴木さんは「雲」を連想し回答が一致。しかし、ある程度回答が分かっていたと思われた諏訪部さんが、ここまで全て真面目に答えていただけに、最後の最後でボケを我慢できず「息子」と、やや下に走ったネタ回答を披露。最下位のペナルティがあったことをすっかり忘れていたようで、結果一人ポイントが低くなってしまったため、罰ゲームを受けさせられることに。

そしてその諏訪部さんに課せられる気になる罰ゲームの内容は、今回は会場に来ることができなかった「ガンスト」シリーズのサポーターを務めるゆるキャラ、「ふなっしー」のモノマネをしながら「ガンスト3」の宣伝する、という実に過酷なもの。しかしそこはさすが役者、あの甲高い声とテンション、さらには機敏な動きまでを完璧に再現しながら、見事、「ガンスト3」をPRすることに成功。

その姿を眺めていた阿部さんと鈴木さんも腹を抱えて大笑いしており、鈴木さんも「ご一緒させてもらう機会も多いですが、諏訪部さんがこんな扱いを受けているのは見たことがない」と驚きの様子。当然客席も大爆笑で、見事に無茶振りをこなした諏訪部さんに、割れんばかりの拍手喝采が贈られていた。

最後には、キャスト陣からそれぞれに、「ガンスト3」の稼働に向けたメッセージが語られた後、「これからも『ガンスト3』を遊んでくれるかな？」の質問に、スタジオアルタといえば誰もが連想する、“あの伝説の番組”の掛け声を返す形で会場が1つとなり、ステージの幕は下りた。

阿部敦さん（風澄徹役）

「1」からずっと出演させていただいている「ガンスト」シリーズも、とうとうナンバリングが「3」になりました。個人的に、各都市そのままの状況で戦えるというのも面白い要素だと思っていて、今回からは新宿ステージも追加されたことで、まさに今皆さんがいるこの場所で戦えるようになっています。プレイの際には是非風澄も使っていただき（笑）、楽しんでもらえればと思います。

諏訪部順一さん（リカルド・マルティーニ役）

本日はわざわざ新宿まで足を運んでいただきありがとうございました。私が演じさせて頂いているリカルドは、相変わらず装甲紙ペラな感じのキャラクターなのですが（笑）、サポートにもアクティブにも動かせるキャラクターですし、やられる時も良い声を意識して録っていますので（笑）。是非お近くのゲームセンターで遊んでみてください。

鈴木達央さん（アルゴー・オードナー役）

「ガンスリンガーストラトス3」に出演させていただくことになってから、アルゴーをどのように愛していただけるか稼働前から気になっていたのですが、反応はまだこれからといった所なのかなと（笑）。近くにはタイトーステーションやみずほ銀行もありますから（笑）、そちらで小銭をゲットしてから、まずは2丁の銃を手にとっていただければなと。これから、少しずつアルゴーの操作にも慣れていってもらえたら嬉しいです。