コーエーテクモゲームスは、2018年3月15日に発売を予定しているPS4/PS Vita/Nintendo Switch/PC(Steam)用ソフト「進撃の巨人2」のクローズド体験会を、3月3日に東京都内で実施した。

目次
  1. オリジナル主人公を通じてストーリーを体験
  2. 立体機動アクションは操作性の変化もありつつ新要素でより歯ごたえある戦闘に
  3. 発売後のアップデート予定や高難度の「インフェルノモード」の情報、Switch版のプレイも

間もなく発売を迎えるタクティカルハンティングアクションゲーム「進撃の巨人2」。本体験会では、製品版相当のPS4版ROMを用いてゲーム冒頭の展開やキャラクターのアクションを体験することができたほか、プロデューサーの鯉沼久史氏、ディレクターの鈴木英生氏への質問コーナーも用意されていた。

(左から)鯉沼久史氏、鈴木英生氏
会場には限定版「TREASURE BOX」の展示も。

オリジナル主人公を通じてストーリーを体験

前作からの大きな変化として挙げられるのが、プレイヤーの分身となるオリジナル主人公が登場する点。会場にいたユーザーからもその意図が質問されていたが、テレビアニメのSeason 2までのストーリーを違った視点で味わえるようにしたかったこと、そしていろいろなキャラクターと親交を深められる点をその狙いとして挙げていた。

ストーリーモードはSeason 1終盤で描かれる女型の巨人との戦闘からスタート。オリジナル主人公は、エレンたちとともにその場で戦う調査兵団の一員として「進撃の巨人」の世界へと介入していく。キャラクターエディットはプリセットで男女それぞれ6パターン用意されているが、さらにパーツごとに細かな設定もでき、まさに自分だけの兵士にできる。

キャラクターとの交流を強化するため、本作では原作のキャラクターたちと自由な交流を行える日常パートを用意。街のあちこちにいるキャラクターに話しかけることで絆を深めていき、特定のキャラクターとの友好度が上がると主人公がスキルを習得するなどの恩恵も用意されている。スキルも今作では主人公を含む総勢38名(前作は10名)が登場するとあって、その幅を大きく広げており、差別化を図っているという。

キャラクターたちの衣装を変更することも可能で、衣装のバリエーションは発売日以降に有料ダウンロードコンテンツとしても配信予定。また、日常パートではキャラクターに同行してもらうこともできる。

そのほか、日常パートの中では次回の戦闘時にさまざまな効果をもたらす「施策」などを行える兵団運営、主人公のパラメータを成長させる訓練なども用意。加えて、捕獲銃で捕獲した巨人を収容する「巨人研究所」も用意されているが、こちらはより多くの巨人を集めることで、後々何かに役立つことがあるそう。こちらは続報に注目だ。

立体機動アクションは操作性の変化もありつつ新要素でより歯ごたえある戦闘に

前作でもその爽快感を味わうことができた立体機動アクションは、今作で操作性の見直しが行われている。具体的なポイントとしては、R1ボタン(※PS4版)で戦闘パートに移行後、巨人へのアンカーの打ち出しが□ボタンから△ボタンへと変わっているのだ。

当初はその変化に戸惑いながらのプレイとなったが、少し触ってみて分かったのが、戦闘マップの移動と対巨人戦を、ボタンで明確に切り分けているということ。慣れてくれば、巨人に接近してからの戦闘がより分かりやすくなってきそうだ。

同時に、巨人の挙動に関しても前作に比べてバリエーションが多彩に。頭がより良くなり、同時に強さもアップ。単眼鏡で照準を合わせての「奇襲攻撃」も今作では加わっているが、逆に狙いを定めている間に巨人に見つかると「デンジャーゾーン」に切り替わり突如としてピンチに。このあたりの緊張感のある戦闘が本作における大きな特徴になっており、それは、巨人の背後への旋回行動後に攻撃を加える新アクション「フックドライヴ」にも表れている。

日常パートで同行しているキャラクターは、バディとして戦闘に参加。キャラクターはそれぞれの特性に応じたバディアクションを持っており、プレイヤーをサポートしてくれる。強力な攻撃ではあるものの、発動するとクールタイムが発生するため、使いどころが肝心だ。もちろん、戦闘中に登場するキャラクターたちをバディにすることも可能だ。

このようにストーリーモードではオリジナル主人公の目線からストーリーを追いつつ、仲間たちと協力しながらゲームを進めていくのだが、ゲーム進行に応じて解放されるアナザーモードでは、主人公を含む全てのキャラクターが使用できるようになる。主人公だけでなく、お気に入りのキャラクターを育てていく楽しさもありそうだ。

発売後のアップデート予定や高難度の「インフェルノモード」の情報、Switch版のプレイも

体験会後の質問コーナーでは、来場者から本作への期待を感じさせる質問が多数寄せられた。先に紹介したものもあるが、ここでは改めていくつか抜粋して紹介しよう。

まずは発売後の展開について。現時点で公開されている有料ダウンロードコンテンツの展開はもちろんのこと、オンラインプレイにおける追加モードも予定しているという。

また機種間のプレイの違いについては、プレイフィールを優先しているため、画質などについては各スペックごとに異なるという。今回Switch版も一部プレイさせてもらったが、それこそコントローラぐらいしかその違いを感じないくらい遜色のないプレイだった。

なお、前作のクリア後に用意されていた「真・進撃モード」のようなモードとして、今作では「インフェルノモード」が用意されている。今作ではカジュアル、ノーマル、ハードと3つの難易度が用意されているのだが、ハード以上に巨人たちの行動がよりアグレッシブかつ警戒度の強い状態になるという。鈴木氏が締めくくりに前作を超えるゲームボリューム、ゲーム性を追求したタイトルと話した通り、前作の魅力をさらに拡張した仕上がりになっていることは間違いなさそうだ。

進撃の巨人2

コーエーテクモゲームス

PS4パッケージ

  • 発売日:2018年3月15日
  • 17歳以上対象
進撃の巨人2

進撃の巨人2

コーエーテクモゲームス

PS4ダウンロード

  • 発売日:2018年3月15日
  • 17歳以上対象

進撃の巨人2 Deluxe Edition

コーエーテクモゲームス

PS4ダウンロード

  • 発売日:2018年3月15日
  • 17歳以上対象

進撃の巨人2

コーエーテクモゲームス

Switchダウンロード

  • 発売日:2018年3月15日
  • 17歳以上対象

進撃の巨人2 Deluxe Edition

コーエーテクモゲームス

Switchダウンロード

  • 発売日:2018年3月15日
  • 17歳以上対象

進撃の巨人2

コーエーテクモゲームス

PSVitaダウンロード

  • 発売日:2018年3月15日
  • 17歳以上対象

進撃の巨人2 Deluxe Edition

コーエーテクモゲームス

PSVitaダウンロード

  • 発売日:2018年3月15日
  • 17歳以上対象

進撃の巨人2

コーエーテクモゲームス

PCダウンロード

  • 発売日:2018年3月15日
  • 17歳以上対象
  • Steam

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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