スピンオフ作品「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズウルズハント」も楽しめるスマートフォンアプリの展開が発表！

本日1月6日に行われたイベント「『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』3rd Anniversary “THE REFLECTION”」にて、サンライズおよびバンダイナムコエンターテインメントが手がける「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」のスマートフォンアプリの制作発表が行われた。

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サンライズ×バンダイナムコエンターテインメントが仕掛ける新展開！
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アプリ概要

TVアニメ「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」（以下、鉄血のオルフェンズ）が2015年10月の放送開始から今年で3周年を迎えたことを記念して行われた本イベントでは、メインキャストが出演し、「鉄血のオルフェンズ」をさまざまな側面から振り返っていった。

オープニングでは、新年を感じさせる袴姿で登場した河西健吾さん（三日月・オーガス役）、細谷佳正さん（オルガ・イツカ役）、梅原裕一郎さん（ユージン・セブンスターク役）の3人が、琴によるメインテーマの生演奏の中で“鉄華団”の書き初めを披露する演出で盛り上げる。その後、改めて挨拶した3人が書道のエピソードに花を咲かせる中、サプライズゲストとして内匠靖明さん（昭弘・アルトランド役）、村田太志さん（ノルバ・シノ役）が登場し、鉄華団の幹部5人が初めてイベントで勢揃いすることになった。

3周年を迎えたこともあり、まずは「鉄血のオルフェンズ」に関するフリートークのコーナーに。当時のキャスト同士のやり取りや、収録に臨んで影響を受けたことなどに触れていく中で、その思い入れの強さがうかがえた。また、内匠さん、村田太さんが各キャラクターの漢字表記を紹介する習字コーナー、琴による劇伴の披露など、バラエティ色豊かなコーナーが展開していった。

そして、初公開のアニメーション映像とともに発表されたのが、スピンオフ作品となる「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズウルズハント」（以下、ウルズハント）。こちらは、スマートフォンアプリで展開する「鉄血のオルフェンズ」の新展開ということで、サンライズの小川正和氏、バンダイナムコエンターテインメントの藤原康則氏から、より詳しい紹介が行われた。

「ウルズハント」は、TVシリーズ1期と2期の間の時期からスタートする、金星に住むウィスタリオ・アファムを主人公としたスピンオフ作品。監督の長井龍雪氏をはじめ、TVアニメのスタッフが再び集結して制作されている。ウィスタリオが搭乗する“ガンダム・端白星（はじろぼし）”は金星の古名が由来で、この名称は長井監督のこだわりなのだとか。

気になる「ウルズハント」の視聴方法だが、開発中のアプリケーションをDLすると全員無料で楽しめるようになっている。ただ、全編フルアニメーションということではなく、ゲームパートと交互で進行していく形式を採用。ゲームパートのシナリオ制作にもアニメスタッフが関わっているそうだ。

ここまでの情報では「鉄血のオルフェンズ」のキャラクターたちが登場するかわからない部分もあったが、藤原氏によると、ゲームパートの中では三日月やオルガといったTVアニメ版のキャラクターも登場し、彼らのエピソードもアニメーションとして制作しているとのこと。

ちなみに、細谷さんからは劇場版の制作はしていないのかという、ファンも気になるストレートな質問も飛び出した。それに対して小川氏は、今回のプロジェクト自体が「鉄血のオルフェンズ」という作品の中でいろいろな話を生み出せるということから制作しているものであり、今回はクレジットされていない岡田麿里氏も劇場版をやりたいと口にしていることにも触れていた。アプリの続報はしばらくの期間を空けることにはなりそうだが、公式サイトなどが公開されているので、併せてチェックしてみてはいかがだろうか。

その後は、出演者の生アフレコによる、映像を交えた本編の振り返りが行われた。感情を揺さぶられるシーンの多い「鉄血のオルフェンズ」だが、より臨場感をもって表現された生のお芝居を会場のファンも静かに聴き入っており、最後には大きな拍手が贈られた。その余韻の残る中、出演者からのメッセージが寄せられてイベントは幕を閉じた。