Private DivisionとPanache Digital Gamesは、PC版「Ancestors:The Humankind Odyssey」を配信をEpic Game Storeにて開始した。
「Ancestors:The Humankind Odyssey」は、「アサシン クリード」のクリエイティブディレクターのパトリス・デジレ氏が2014年に設立した独立型ゲーム開発スタジオ「Panache Digital Games」のデビュー作。
本作はは3人称視点のサバイバル探検ゲームで、プレイヤーは1000万年から200万年前のアフリカの過酷な未開地で一族を築き上げることになる。ゲームメカニックは、探検、勢力拡大、そして進化という3つの主要テーマを中心に据える。常に危険と隣り合わせなので、プレイヤーは新第三紀のアフリカの環境を注意深く探検し、自身の一族の縄張りを徐々に拡大しなければならない。その中で一族を、いかにある世代から次の世代に進化させていくかを選択していくことになる。
プレイヤーはまず1000万年前に戻り、知られている最初期の人類の祖先である初期のヒト科動物として、青々としたジャングルに茂る木々の間を枝から枝へと探索します。そこには、捕食者である、巨大ニシキヘビ、サーベルタイガー、危険なワニ、そのほかの獣が多く潜み、キャラクターに加えて周囲の環境にも精通しなければなりません。環境を注意深く分析して把握することで、プレイヤーは自身の種の能力を拡大し、一族の存続を助けます。プレイヤーは脳神経のネットワークの進化のさせ方を選択でき、さまざまな能力を向上させる多くのロールプレイングゲーム要素に挑戦できます。うまく選択すれば、一族は運動能力を向上させたり、感覚を鋭くしたり、知能を上昇させたり、一族内でのより良いコミュニケーションを可能にしたりできます。
プレイの中での決断や行動をうまく行ったプレイヤーは、ついに一族をより進んだ種に進化させることができます。一族が血筋を残せるか、それとも他の多くの種の生き物と同じように絶滅して歴史に埋もれていくか、それを最終的に決めるのはプレイヤーなのです。
Panache Digital Gamesの共同設立者でクリエイティブディレクターのパトリス・デジレ(Patrice Désilets)は、以下のようにコメントしています。「私は、チームと共同でAncestorsで成し遂げたことを、非常に誇りに思っています。人類はみな、根本的な本能を共有しています。それを思い出させてくれるような、進化に関するゲームを作りたいと考えました。このコンセプトを思いついてから、この広大で危険な世界での生存をかけてもがくというアイデアを忘れられなくなりました。今日は本当にいい日です。なぜなら、世界の皆さんにこのゲームをお届けできるからです。ゲームでは難しい旅が待ち受けているかもしれませんが、私たち自身の祖先が生き延びたように、あなたも生き延びられるよう願っています」
Private Divisionのシニアプロデューサーのカリ・トヤマ(Kari Toyama)は、以下のようにコメントしています。「Panache Digital Gamesと提携して「Ancestors:The Humankind Odyssey」を製作できて光栄に思います。パトリス・デジレはゲームデザインに関して綿密なアプローチを取り、彼は自身の少数精鋭の極めて有能な開発者チームとともに、完全に新しいエクスペリエンスを作り上げました」