コーエーテクモゲームスは、9月21日から10月14日まで「ときめきレストラン☆☆☆」のスペシャルライブ「3 Majesty × X.I.P. LIVE -AUTUMN CARNIVAL -」をDMM VR THEATERで開催している。ここでは初日の9月21日に行われたAUTUMN FES.公演の模様を中心にレポートする。

目次
  1. 両グループが対バン形式で出演した「AUTUMN FES.」
  2. 特別な「お見送りメッセージ」も注目!

※ライブ内容の詳細を含みます。ライブ鑑賞前の方はご注意ください。

両グループが対バン形式で出演した「AUTUMN FES.」

今回のライブは、音羽慎之介・霧島 司・辻 魁斗のグループ“3 Majesty”、不破剣人・伊達京也・神崎 透のグループ“X.I.P.”が対バン形式で届ける秋フェス「AUTUMN FES.(A公演)」、両グループメンバーの魅力満載のジョイントライブ「JOINT LIVE(J公演)」、ユニット曲満載のスペシャルショー「UNIT SHOW(U公演)」の3種類で構成。A公演とJ公演ではこれまでのライブで流されたラジオや即興ドラマを再び聞けるチャンスがあるほか、一部公演では終演後にメンバーからの特別なお見送りメッセージが披露される。どの公演も独特の楽しみが用意されているので、何度でも通いたくなる仕掛けだ。

A公演は対バン形式のため両グループが入り混じるのではなく、X.I.P.から3 Majestyの順にパフォーマンスを展開。まずはアイドルたちを紹介するムービーがお決まりの流れだが、今回はタイトルコールもそこそこに、X.I.P.の3人がステージにポップアップで飛び出してくる。これにはファンも怒号のような大歓声や悲鳴を上げ、その興奮のまま「Burning with U」へ突入。ファンにはお馴染の曲だが新たなダンスアレンジで場を盛り上げ、さらに自己紹介を兼ねた「We are X.I.P.」を熱唱する。クラップやアイドルの名前、「X.I.P.ー!」といったコールでファンのボルテージがますます高まっていく。

ここで「Message to Members」と題し、3人がそれぞれメンバーの1人へさまざまなメッセージを投げかける。伊達は神崎に対し「もっと部屋を片づけてほしい」と言いつつ頼りにしていると言葉を投げかけ、神崎は不破へ「おせっかいがプロ級」なところをアピールしてもいいといつもの調子で語る。不破は伊達へメッセージというよりレッスンの風景を見た感想として「すげー情緒不安定だった」と話し、これにはファンも爆笑必至だ。ステージに立った1人が舞台袖のメンバーとコメントに合わせて会話をするなど、普段のMCとはまた一味違った様子のうかがえるものとなっていた。

アップテンポな「GAME」「I wanna be your hero」の2曲を歌い切ったあとは、“秋フェス”をテーマにMCパートでトーク。「秋っぽいことでもする?」と神崎が振るが、ノーミーティングではさすがに無理と伊達がストップ。神崎のお手本付きの“We are X.I.P.!!”コールでコーナーはお開きとなり、最後の曲は初めての恋を綴った「My First Love」だ。

A公演では開演前に音羽と伊達がナビゲーターとして「3 Majesty × X.I.P. LIVE -SPLASH SUMMER FES 2017-」で流れた「PRINCE REP. RADIO」を紹介したが、ここでも改めて「PRINCE REP. RADIO」を生放送。まずは3 Majestyの3人が“カーニバル”というテーマにちなみ、仕事で参加したハロウィンでの思い出を振り返りつつ「もし自分たちがパレードに参加したら……」といった話題で盛り上がる。

X.I.P.のテーマは“秋フェス”で、ぱっと思いつかないという自由な面々に対し伊達が「体育祭!」と案を出す。こちらも運動会に参加した際の思い出を振り返りながら、不破が「パン食い競争を肉にしたい」と提案。フリーダムなトークにクスっとしたあとは、いよいよ3 Majestyの出番だ。

3 Majestyのスタートを飾ったのは、ファンとメンバーを繋ぐ1曲「君と僕の合言葉」。疾走感のある「We go together」から魅惑的な「Jasmine ~月光の花~」まで、バリエーション豊かな3曲を一気に歌い切る。そのまま、X.I.P.と同様にメンバー同士でメッセージを伝えあう「Message to Members」へ。霧島は辻の“大好きなあの子”である愛犬・プロキオンとの散歩について話し、霧島も一緒に愛犬の散歩へ加わったと明かされた。一方、音羽は霧島へ「秘密のお菓子ボックスがない!」と訴える。あえて「霧島君ですよね?!」と丁寧語で語り掛ける音羽から必死さが伝わってきたため、ファンも笑いながらメッセージを楽しんでいた。辻は音羽へ改めて言うことがないから、マンガのネタバレを言ってもいいかと話すが、音羽はもう読み終わったと返答。どうやら勝手に辻の部屋からマンガを拝借していたようだ。辻は特別に言うことがないのは仲のいい証拠だと嬉しそうにしていた。

「ファンにもっと笑ってほしい!」といった想いを込めた「君に似合う翼」を歌った後は、秋のイベントについて話すMCパート。ハロウィンはもちろんだが、それ以外の秋ならではのイベントで3人は口を揃えて「ぶどう狩り!」と発言する。テレビの特集を見ていたからきっと皆がそういうだろうと思っていたようで、今度3人で行ってみるのもいいかもしれないと話が弾んでいた。ファンとの「王子たれ!」コールもしっかりと決めたあとは、スピーディなロックナンバー「never let you go」のラップや力強いダンスで客席を大いに揺らす。

アンコールの声に応え、再び「PRINCE REP. RADIO」がスタートすると、6人は「オータムカーニバル」であいうえお作文を行う流れに。7文字のためスタッフも巻き込んで進めていくが、何故かオーブンで美味しい肉料理が出来上がったところ、スタッフの機転で「ライブを楽しもう!」とうまく着地することができた。さらにアンコールを求めるアイドルたちにファンの大歓声が重なったところで、X.I.P.がまだまだ夏を終わらせないといった勢いで「Hot Summer Love」を、3 Majestyが爽やかに「僕のマーメイド~promise~」を歌い、A公演を締めくくった。

特別な「お見送りメッセージ」も注目!

9月21日は、第4公演・U公演の最後に霧島&伊達のお見送りメッセージも披露された。熱いライブとはうってかわり、2人がしっとりと胸の内を聞かせてくれるものになっていたので、大好きなアイドルが担当する回はぜひ聞いておきたいところ。すでに完売している回も多いので、チケットは早めに手に入れておこう。

ちなみにU公演はその名の通り、2つのグループの垣根を越えたユニット曲が満載のライブとなっている。もちろん楽曲だけではなく、音羽&不破、霧島&伊達、辻&神崎といった最初のユニットの組み合わせでこれまでを振り返るムービーも披露された。このユニット企画を通してアイドルたちがグループとは少し違った信頼関係を築いてきたのが伺えたので、ユニットが好きなファンには絶対に見逃せない内容となっている。こちらもぜひ、自分の目と耳で体感してほしい。

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