アクティブゲーミングメディアは、個人開発者せん氏が開発するホラーアドベンチャーゲーム「Mad Father」のリメイク版を、Nintendo Switchにてハロウィーン時期に発売すると発表した。Steam版の追加アップデートも予定。
「Mad Father(マッドファーザー)」リメイク版概要
本作は、個人開発者「せん」が開発し、「ゆめにっき」や「Ib」、「魔女の家」、「青鬼」などと並び称される名作ホラーアドベンチャーゲームです。もともとはフリーゲームでしたが、グラフィックを改善し、シナリオを追加した日本語・英語・簡体字版を 2016年にSteam でリリースしました。Steam でも「圧倒的に好評」の評価を得ています。
そんな「Mad Father」がリメイク版としてさらに進化します。リメイク版では、ゲーム内のグラフィックの刷新を始めとするクオリティアップはもちろんのこと、イベントの追加や、シナリオが大きく変化する二周目要素「BLOODモード」が追加されています。これまで明かされなかった金髪の少年とドレヴィス家の馴れ初めの記憶や、Bloodモードにおいては新しい主人公を操作し、呪われたドレヴィス家の軌跡が描かれ、新規プレイヤーはもちろん、「Mad Father」ファンの方にも再度楽しんでいただけます。
ストーリー
これは、愚かな家族の物語。
ドイツ郊外・山岳地帯にあるドレヴィス邸。この屋敷では、夜な夜な狂気の実験が行われ動物や人間の叫び声がやむことがなかった。
アヤは、自分の父親が毎夜何かおそろしい実験を行っていることに薄々気づいてはいたものの、その事実もまた恐ろしく、目を背けていた。
明日は母親がなくなってから 1年が経つ。昔のような幸せな日々を願い眠るアヤだったが、その晩、突如異変が起き、おぞましい化け物が屋敷を徘徊するようになる。
父親の姿はなく、アヤの孤独と恐怖の夜が始まる…
ゲームシステム
探索型ホラーアドベンチャーゲーム
主人公は11歳の少女、アヤ・ドレヴィス。ドレヴィス邸に突如起こった異変の秘密を解くために必要なアイテムは、チェーンソーや包丁、ハンマーや目玉の入った瓶などいずれも物騒なものばかり…。
あなたに休む間もなく襲い掛かる恐ろしい演出の一つひとつはもちろん、虫一匹殺すことができないような少女がチェーンソーを振りかざして探索を行うその様もまた、この作品の魅力かもしれません。隠されたアイテムやイベントも多数存在し、恐ろしくともこの狂った館を探索し尽くさなければ、真実へはたどり着けないでしょう。
リメイク版の変更点
追加要素
グラフィック変更(キャラチップ・マップチップ・一部スチル等)
ゲーム画面ワイド化
イベント追加
一部システム見直し・追加
二週目要素「BLOODモード」追加(メインシナリオが大幅に変化します)
新マップ追加
ゲームパッド対応
ノイズフィルタ機能(設定で OFF にすることが可能)
ミュージアムに「ドールメーカー」追加
メニュー画面(ミッション,HELP,OPTION)追加
コントローラーの操作割当機能追加
ボイスの追加(父の笑いボイス等のバリエーション追加)
追加エピソード
金髪の少年とドレヴィス家の馴れ初めの記憶
Bloodモードで明かされるアヤの母とドレヴィス家の秘密
Bloodモードでは新しい主人公を操作し、呪われたドレヴィス家の軌跡を辿ります。
リメイク版「Mad Father」は2020年ハロウィーン時期にリリース予定です。なお、Steam版に関しましても、追加アップデートを予定しております。
登場キャラクター紹介
アヤ・ドレヴィス
黒く長い髪に大きなリボンをしたお人形のような可愛らしい11歳の少女。本作の主人公でマッドファーザーの娘。母を1年前に亡くしている。父親のことが大好きだが、恐ろしい実験を繰り返す父親の招待を受け入れられずにいる。うさぎを飼っておりスノーボールという名前をつけている。
アヤの父
マッドファーザー。山奥の屋敷でおそろしい実験を繰り返している。昔はアヤに花畑で花の冠を作ったり、怪我をしたうさぎを治してあげるなど優しい一面もあった。
アヤの母
本名、モニカ・ドレヴィス。身体が弱く物語の1年前に他界してしまう。
マリア
ドレヴィス邸の使用人。またアヤの父の実験の助手でもある。アヤの父とは愛人関係でアヤからは快く思われていない。
金髪の少年
アヤを導こうとする謎の少年。美しい顔をしているが…
オーガ
ドレヴィス邸の異変に重なるようにいきなり現れた神出鬼没の男。自らをセールスマンと名乗るが…
作品情報
タイトル:Mad Father(マッドファーザー)
開発元:せん
ジャンル:ホラーアドベンチャーゲーム
プラットフォーム:Nintendo Switch
発売:2020年ハロウィーン時期(予定)
価格:未定
対応言語:日本語・英語・簡体字