「プロジェクトセカイカラフルステージ！ feat. 初音ミク」がついにリリース！各ユニットのストーリーの見どころを紹介

セガとCraft Eggが2020年9月30日に配信を開始したiOS/Android向けアプリ「プロジェクトセカイカラフルステージ！ feat. 初音ミク」。正式リリース版と同等の内容を一足先にプレイすることができたので、CBT時点では触れなかった要素を中心に紹介します。

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各ユニットのストーリーの見どころを紹介！
リズムゲーム、ストーリーを中心に遊びごたえたっぷり！

いよいよリリースを迎えた「プロジェクトセカイカラフルステージ！ feat. 初音ミク（以下、プロジェクトセカイ）」。その特徴をまとめたインプレッション記事については、5月に行われたクローズドβテストにてお届けしました。

バリエーション豊かなノーツでのリズムゲームに注目！「プロジェクトセカイカラフルステージ！ feat. 初音ミク」CBTインプレッション

併せて、他ユーザーとリアルタイムに同期したバーチャルライブを楽しむことができる、注目の機能「バーチャルライブ」に関する紹介記事も掲載しています。

「プロジェクトセカイカラフルステージ！ feat. 初音ミク」キャラクターライブが気軽に楽しめる注目機能「バーチャルライブ」を先行体験！

リリース版と同等の内容をプレイしてお届けする今回の記事では、上記の記事について紹介した内容については割愛し、これまで触ることのできなかった各ユニットのストーリーと、改めて一通りプレイしてみた上で感じた本作の魅力を紹介していこうと思います。

各ユニットのストーリーの見どころを紹介！

CBTでは触ることのできなかった要素として筆者が注目したいのが、各ユニットのメインストーリーです。そのあらすじとともに、それぞれのユニットならではの見どころを紹介していきます。

Leo/need：幼馴染みのすれ違いの行方は…？

Leo/needのストーリーは、すれ違いになってしまった幼馴染み同士の関係性を中心に進行していきます。

幼い頃は仲が良かったものの、さまざまな事情から疎遠になってしまった4人の幼馴染み。また仲良く話せるようになりたいと願う星乃一歌（CV.野口瑠璃子）でしたが、望月穂波（CV.上田麗奈）と日野森志歩（CV.中島由貴）はそんな一歌と距離をとっている様子です。

そんな中、体が弱く療養していた幼馴染みの一人・天馬咲希（CV.礒部花凜）が高校から復学したことで、4人の関係性は大きく動いていきます。その後、彼女たちを導くようにミクが現れ、セカイへと4人を誘ったことをきっかけとして、一歌と咲希はバンドを結成しようと動きます。残る穂波と志歩は果たして参加してくれるのか、そのやり取りが描かれていきます。

Leo/needのストーリーの魅力は、等身大の女子高生ならではの関係性が楽しめるところではないかと思います。また、ストーリー中には思わずほっこりするワンシーンも。一人ひとりがお互いを想う気持ちはあるものの、いろんな出来事が尾を引いてその気持ちを上手く表現できない。そんなもどかしさを感じながら、関係性の変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。

MORE MORE JUMP！：アイドルを目指すみのりと3人の対比に注目！

アイドルを目指して日々オーディションに臨むも不合格が続く花里みのり（CV.小倉唯）。国民的人気アイドルグループ「ASRUN」に所属し、カリスマ的な人気を誇っている桐谷遥（CV.吉岡茉祐）を憧れに、日々頑張り続けていました。

そんなある日、遥が突如としてアイドルを辞め、芸能界を引退してしまいます。そして、みのりが通う宮益坂女子学園に復学したことをきっかけとして、バラエティなどで活躍していた元アイドルの桃井愛莉（CV.降幡愛）、人気アイドルグループ「Cheerful＊Days」に所属する現役アイドルの日野森雫（CV.本泉莉奈）も巻き込み、MORE MORE JUMP！のストーリーは大きく動き出していきます。

MORE MORE JUMP！のセカイに登場するミクとリンは、自らアイドルとなってステージに立つことで、みのりたちを応援します。そんな中、アイドルになりたいみのりと、アイドルに対してさまざまな葛藤を持つ3人の関係性がどのように描かれていくのかが、ストーリーの見どころになってきます。

特に印象的なのは、とにかく夢を諦めないみのりの姿。アイドルとしては未熟な彼女ですが、その言葉の一つ一つに周囲が影響されていく、前向きな姿勢はぜひ実際にプレイして確かめてみてほしいです。

Vivid BAD SQUAD：こはねと杏、彰人と冬弥、それぞれの目線で物語が展開

内気で何をするにもびくびくしてしまう少女・小豆沢こはね（CV.秋奈）。ある日、彼女が裏通りで白石杏（CV.鷲見友美ジェナ）の歌に衝撃を受けたところから、物語は動き始めます。

一方、父がかつて行ったイベント「RAD WEEKEND」を超える、最高のイベントを手掛けることを夢見る杏も、こはねの歌を聴いたことで、こはねにユニットを組むことを提案します。

そこに現れたのが、同じく「RAD WEEKEND」を超えることを目指し、BAD DOGSという名前で活動する東雲彰人（CV.今井文也）と青柳冬弥（CV.伊東健人）。二人での活動を始めようとする彼女たちに、彰人はイベントへの参加を呼びかけますが……。

Vivid BAD SQUADのストーリーの見どころは、こはねと杏、彰人と冬弥それぞれの目線で交互に物語が展開していくこと。そこにセカイの住人であるミク、レン、MEIKOも関わっていきます。この4人がどのようにユニットを結成していくことになるのかに注目です。

ワンダーランズ×ショウタイム：破天荒なキャラ同士の掛け合いが楽しめる！

世界一のショースターを目指す天馬司（CV.廣瀬大介）は、人気テーマパーク「フェニックスワンダーランド」のキャストアルバイトの採用に挑みます。気合が入りすぎて空回りの自己アピールを見せるも無事に採用された司。しかし、配属されたのは客も寄り付かないようなさびれたステージでした。

そのステージで出会ったのは、底抜けに明るく、天真爛漫な少女・鳳えむ（CV.木野日菜）。採用面接での司の姿を見ていたえむは、さびれたステージを立て直すべく、一緒にステージに立ってほしいと司に呼びかけます。

その後、テーマパークのようなセカイに迷い込んだ司とえむは、そこでミクとKAITOに出会います。すったもんだありつつもえむに協力することになった司は、草薙寧々（CV. Machico）と神代類（CV.土岐隼一）を巻き込みつつ、ステージの復活を目指して活動していきます。

ほかのユニットと比べると、とにかく個性派揃いの4人。司とえむのハイテンションな掛け合いもさることながら、そこに寧々と類が加わることで、よりカオスな空気感が広がっていきます。テンポ感のあるやり取りをぜひ楽しんでみてください。

25時、ナイトコードで。：それぞれの抱える闇を感じさせるストーリー

ボイスチャットツール「ナイトコード」でやり取りをしながら、サークル仲間とともに日々楽曲を制作している宵崎奏（CV.楠木ともり）。お互いの顔も名前も知らない間柄ではあるものの、“25時、ナイトコードで。（通称：ニーゴ）”として、楽曲を発表していました。そんなある日、サークル仲間の一人で、日頃から気遣いを見せていた朝比奈まふゆ（CV.田辺留依）と連絡がとれなくなってしまったことから、このユニットの物語は動き出します。

ミクの導きによってまふゆのセカイへと足を踏み入れた奏は、そこでほかのサークル仲間である東雲絵名（CV.鈴木みのり）、暁山瑞希（CV.佐藤日向）と初対面。その後、まふゆの姿を見つけますが、まふゆの口から出てきたのは拒絶の言葉。そんなまふゆの言葉はほかの3人にも少なからず影響を及ぼしていきます。

このユニットのストーリーは、それぞれの抱える重苦しい悩みを背景に、ほかのユニットと比べてもとにかく暗い雰囲気を漂わせます。音楽に対して過剰なこだわりを持つ奏だけでなく、日々の生活への絶望感を匂わせるまふゆ、絵に対するコンプレックスから自撮りで承認欲求を満たす絵名、ほかのメンバーの知らない大きな秘密を抱える瑞希と、それぞれのエピソードにも惹き込まれます。

リズムゲーム、ストーリーを中心に遊びごたえたっぷり！

その他の要素についても改めてプレイしてみましたが、プロジェクトメッセージ vol.4で触れられている通り、ノーツ判定などリズムゲームに関する要素はCBTの時よりも全体的に緩くなり、より遊びやすくなっている印象です。もちろん楽曲もより多くプレイできるようになっていて、おなじみの楽曲だけでなく、新たに制作されたテーマソングやユニット楽曲にもぜひ注目してもらえればと思います。

メインストーリーについてもユニットをまたいだキャラクターの関係性も随所で描かれるので要注目ですし、その他にも各エリアでのキャラクターの会話や衣装ショップでのきせかえなどゲームをより楽しめる要素が随所に用意されています。初音ミクたちバーチャル・シンガーが好きな人達はもちろんですが、5ユニットのいずれも魅力的なストーリーや楽曲が楽しめるので、ぜひプレイしてみてください！



正式リリースに合わせたバージョンということで、ガチャ演出も確認できました。

（画像右）一部の楽曲では、楽曲に応じたアナザーボーカルver.も用意されているので、こちらも併せて要チェックです！