Cygamesは、2020年12月12日・13日に「グランブルーファンタジー」のオンラインイベント「グラブルフェス2020」を開催した。ここでは12日に行われた有料配信パート「グラブルナイトパーティー」についてお届けしよう。

「グラブルフェス2020」では出演キャストや開発スタッフによる「これまでのグランブルーファンタジー」「ぐらぶるTVちゃんねるっ!フェス出張版」「グラブルQ&A」といった恒例のステージをはじめ、バンド&キャラクターライブなどをYouTube・Periscope・公式アプリ「グランブルーファンタジー スカイコンパス(グラパス)」で放送。現地を訪れる形式だったオフラインイベントとは異なり、プレイヤー全員で一緒に楽しめるものとして行われた。

イベントが始まると、さっそく小野友樹さん(グラン役)、金元寿子さん(ジータ役)、東山奈央さん(ルリア役)が「OVER THE SKY」と共にステージへ登場。疾走感に溢れた楽曲でトップバッターを飾り、その勢いのまま、米澤円さん(フェリ役)が高らかな歌声でロックナンバー「ソラのミチシルベ」を歌い、視聴するファンに向かってコール&レスポンスを誘う。

和風の衣装に身を包んだ植田佳奈さん(ユエル役)、白石涼子さん(ソシエ役)は、たおやかな舞も交えて「蒼紅華之舞」を披露。後のトークパートでは花が舞う演出に感動したことや、今回はマイクではなくヘッドセットになったため全身で行う振り付けに緊張したことなどが明かされた。

白石稔さん(ローアイン役)、石井マークさん(エルセム役)、榎木淳弥さん(トモイ役)が歌う「カフェdeパーリナイ ダンチョのお悩み俺らがまるっと秒で解決編SP」のターンは、イベント「とりまトッポブで。」などでお馴染みの座席のセットで登場。彼らがダベるシーンを思わせつつ、トレピリ(サインライト)やゆぐゆぐのぬいぐるみなどを掲げて楽しそうにパフォーマンスする。ここで榎木さんにちょっとしたトラブルが発生したものの、そうしたハプニングも含めてローアイン組らしい一幕となっていた。

そんなテンアゲな空気を、高森奈津美さん(アリーザ役)と瀬戸麻沙美さん(ジェシカ役)の「ヨゾラのシズク」が切なく、柔らかに包み込む。続いて東山さんが「美しくも難解な旋律」と表現したのは「暁の空編」エンディング曲「Sky Journey」で、いつかファンの前で歌いたいと願っていたそうだ。

トークパート後は、M・A・Oさん(ナルメア役)が「泡沫夢幻・胡蝶刃」、平野綾さん(ベアトリクス役)が「PRIDE」を力強く歌い上げる。どちらも普段の可愛らしいキャラクターとは一味違う、戦闘で見せる鋭さもはらんだ曲となっていた。M・A・Oさんは生バンドかつ初の歌唱となったため緊張したが幸せだと話し、平野さんはファンに「ベアトリクスにはすごいことが待っている」とコメント。ベアトリクスたちが活躍する「Right Behind You」や「Second Advent」のサイドストーリー入りが発表となった直後ということもあり、続きが待ち遠しい「Spaghetti Syndrome」のその後への期待も大きく膨らんだ。

「ヘイヴンしてますかー!」と挨拶した谷山紀章さん(アオイドス役)は、まず「Judgment Night」でファンを大いに煽る。アオイドスといえば約4年前に登場した際にマイページ上でこの「Judgment Night」が流れたこともあり、とくに待ち望まれていたキャラクターソングの発売やメインイベントの実装が2020年にまとめて叶ったキャラクターだ。この時にに流れていたショートバージョンはセリフと同じようにスタジオで収録したそうで、後日フルサイズで歌った時に改めてアオイドスらしさを強く感じたと話してくれた。さらに、2020年5月に開催されたイベント「The End of THE DOSS」で生まれた鮮烈なバラード「Unfinished Melody」もファンに届ける。

迫力の3曲のあとは稲田徹さん(ファスティバ役)、広橋涼さん(セン役)に加え、クラリス(CV:佐倉綾音)に代わり高森さんがステージへ。曲はもちろん、季節的にもぴったりなクリスマスソング「メリーラァヴ」だ。稲田さんは去年から歌いたかったがうまくメンバーが揃わずにいたところ、高森さんの協力を得て歌えたと感慨深く振り返る。

次にステージへ登場したのは、東山さん、長谷川明子さん(マリー役)、今井麻美さん(ヴィーラ役)、立花理香さん(ユイシス役)、田中美海さん(リナリア役)で、今宵限りの5人の巫女が歌ったのは「Happy New Genesis」と「Never Ending Fantasy」の2曲だ。とても可愛らしい曲のため、もともとクールなキャラクターを演じるキャストは「どう可愛らしさを表現したらいいのか」と試行錯誤したそうで、コールのパート分けについても話し合ったのが楽しかったとコメントを寄せていた。

ライブも終盤に差し掛かったところで、いよいよ水木一郎さんが「ロボミ」を掲げながらステージへ。視聴するファンにも「会いたかったかったゼーーーッ!」と声をかけ、ハイパーメガトンキックや出撃の決め台詞もしっかりと生で披露してくれた。そして新イベント「ロボミ 史上最大の戦い ゴッドギガンテス対空の調停者ゾーイ」の発表直後でテンションの高まっているファンに向け、レコーディングした直後という新曲「愛・鋼戦士」を熱唱。初めて披露する曲のため緊張したと話す水木さんだったが、セリフも録音ではなくその場で叫んだほうがいいとこだわったそうだ。

ここで「ロボミ」と「愛・鋼戦士」を収録したキャラクターソングCDが2021年2月3日に発売決定したと発表。2021年は水木一郎さんがアニメソング活動50周年という節目の年でもあるそうで、声が続く限り生涯現役でいたいと抱負も話してくれた。

ライブ終盤を締めくくったのは、東山さんと加藤英美里さん(シェロカルテ役)の「マホウのノート」、今井さんの「アナザースカイ」、立花さんの「彩花の契り」の3曲。前回はサプライズだっため緊張した立花さんは、改めて歌う今回も緊張したと話す。シェロカルテの特徴的な声のままに歌う加藤さんのスキルや、キャラクターライブのヴィーラを感じるような今井さんの美しい所作にも釘付けとなったひと時だった。

最後は、金元さん・東山さん・今井さん・長谷川さんによるキャラクターソングの始まり「キミとボクのミライ」。出演キャスト全員が加わり、最大の盛り上がりを見せたところで「グラブルナイトパーティー」は幕を閉じた。

グランブルーファンタジー

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  • 配信日:2014年5月1日
  • 価格:基本無料

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    • 配信日:2014年5月1日
    • 価格:基本無料

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