「GUILTY GEAR -STRIVE-」ついに始まるOBTの注目ポイントを紹介！ジオヴァーナでスタートダッシュをキメたい人に向けた攻略情報も

「GUILTY GEAR」シリーズの完全新作となる「GUILTY GEAR -STRIVE-」。本作を誰でもプレイできるオープンβテストが、いよいよ2月19日より開始される。本作はこれまで、「EVO Japan2020」の出展ブースやクローズドβテストなどでしかプレイできる機会がなく、オープンβテストを待ちに待っていたというプレイヤーも多いのではないだろうか。

今回オープンβテストの実施に先駆けて、テストと同等の内容を先行してプレイする機会を得た。ここでは、そんなオープンβテストの注目ポイントや、新キャラクター「ジオヴァーナ」の攻略情報を紹介していこう。

なお、ここで紹介する内容はオープンβテスト時のものとなるため、正式リリース後の内容と異なる可能性がある点に注意してもらえると幸いだ。

オープンβテストがいよいよ開幕！注目ポイントは？

今回実施されるオープンβテストの注目ポイントは、何といってもプレイアブルのキャラクター数だろう。以前実施されたクローズドβテストでは、「ソル」「カイ」「メイ」「アクセル」「チップ」「ポチョムキン」「ファウスト」の7キャラクターが使用できた。

今回のオープンβテストではそれに加えて、「ミリア」「ザトー」「ラムレザル」「レオ」「名残雪」「ジオヴァーナ」と、「闇慈」を除く発表済みの13キャラクターが使用可能だ。特に「名残雪」と「ジオヴァーナ」は完全新規キャラクターとなるので、どのような性能になるのか気になっている人も多いはず。また、既存キャラクターも過去作品から調整が入っていたり、クローズドβテスト時は明かされていなかった新技を引っさげていたりと見どころ満載だ。まんべんなく触ってみるのもよし、1キャラクターをやり込むのもよしだ。

また、ゲームモードが増えているのも嬉しいポイント。クローズドβテスト時はオンライン対戦のみが可能だったが（サーバーメンテナンス時のみCOM戦も可能だった）、今回のオープンβテストではオンライン対戦はもちろん、「チュートリアル」でゲームの遊び方を学んだり、「VS COM/VS 2P」でCPUやフレンドと対戦したり、「トレーニングモード」でみっちり調べ物をすることも可能だ。

筆者は格闘ゲームのセンスが無いので、しっかり技を指に馴染ませてからでないと満足に対人戦を行えないのだが、今回はトレーニングモードも体験できるので、コンボやセットプレイなどをしっかりと練習したうえでオンライン対戦に臨めるのが何より嬉しい。もちろん、COM戦だけを楽しんでもいいし、一生トレーニングモードに籠っていてもいい。開催期間中は自分の好きなモードを好きなだけ遊ぶことができるのだ。

使用可能なプレイアブルキャラクター、プレイ可能なモードが増えて俄然幅広い層が楽しめるようになった今回のオープンβテスト。普段格闘ゲームをプレイしないという人も、本作が持つ圧倒的なグラフィック体験を味わうためだけにでもダウンロードする価値は大いにある作品だ。

一点突破のラッシュで敵を仕留めるインファイター「ジオヴァーナ」

続いて、本作の完全新規キャラクター「ジオヴァーナ」を紹介していこう。ジオヴァーナは、「一点突破のラッシュ力を持つ、異能の大統領特別警護官」というコンセプトのキャラクターだ。霊体狼「レイ」と共に戦うが、レイを別途操作する必要などは無く、あくまで必殺技などで演出上登場する形だ。必殺技の種類も少なく使用用途も明確なので、直観的に動かしやすい初心者にもオススメのキャラクターだ。

ここでは、ジオヴァーナの各種必殺技や立ち回り、コンボサンプルなどを紹介していこう。なお、公式のスターターガイド動画でも各種必殺技の挙動などについて説明されているので、あわせてチェックしてほしい。

ジオヴァーナ （CV：新谷真弓）

身長：170cm
体重：62kg
血液型：O型
生年月日：11月6日
出身地：ブラジル
趣味：月を眺めること
大切なもの：レイ（REI）※お供の霊体狼、独自のプロ意識
嫌いなもの：タバコやアルコールの臭い

プロフィール
アメリカ合衆国大統領を護衛する特別警護官。誰に対しても敬語を使うが、慇懃無礼で不遜な態度しか取らない。しかしながら根は善人であり、子供や動物に対しては愛想良く振る舞う。戦闘時には自らに霊体狼「レイ」を憑依させ、人間離れした力やスピードを発揮する。

必殺技

セパルトゥラ

短く移動する打撃技。リーチが長く、発生が非常に早いため連続技に組み込みやすい。空中にいる相手に当てると上方向に大きく吹き飛ばすのでコンボパーツとしても優秀だ。また、先端を当てるとガードされても反撃を受けにくいので、けん制としても使っていける。

トロヴァォン

高速で飛び込む突進技。奇襲として使いやすくガードされても隙が小さいため接近手段として優秀だ。ジオヴァーナは飛び道具を持たないので、飛び道具持ちの相手と地上戦をやり合うのは少々苦手なのだが、トロヴァォンは相手の飛び道具を消す効果を持つ。この必殺技をちらつかせて地上戦を攻略しよう。

ソウ・ナセンテ

真上に跳ね上がる強力な打撃技。無敵は無いが出始めが低姿勢なため、対空技として使いやすい。カウンターヒットすると相手を大きく上空へ吹き飛ばすので、そこから連続技を叩き込むことが可能だ。

ソウ・ポエンチ（空中発動可）

真上に飛び上がり攻撃する2段技。打点の低い相手の攻撃をかわすことができ、ヒット時はダウンを奪える。近距離で出すと背後に回れるので、ガード方向を揺さぶることも可能だ。また、ソウ・ポエンチはガードさせても有利なので固めとしても強い。ただし、発生は遅いので多用し過ぎには注意が必要だ。

覚醒必殺技

ヴェンターニア

威力が高い多段突進技。発生が早く、技の出始めに無敵があるため連続技に組み込んだり、相手の連携に割り込むことにも優れる。近距離で出すと多段ヒットするため、威力が高くなる。

テンペスターヂ（空中発動のみ）

前方に向かって急降下する突進技。発生が早いので空中連続技に組み込みやすく、移動速度が速いため強襲としてもつかいやすい。

立ち回り

ジオヴァーナは、発生と判定が強い「セパルトゥラ」、相手の飛び道具を消すことができる「トロヴァォン」を軸に地上戦を組み立てていくといいだろう。また、地上ダッシュは素早いステップになっているので、こちらもあわせて使っていこう。通常技では立ちKが発生も早くリーチも長いのでけん制として使っていけそうだ。

地上を意識させたら空中から攻めてみよう。ジオヴァーナの空中ダッシュは他のキャラクターと少し異なり鋭く切り込んでいくような挙動となっている。飛び込みには下方向に判定の強いジャンプHSがおススメだ。

下段の選択肢としてはしゃがみK、しゃがみS、しゃがみDがあるが、使いやすいのはしゃがみSだ。多段技なのでヒット確認も容易で、立ちHSなどにキャンセルすることができるので連続技に繋げていくこともできる。また低姿勢になるので、一部の技をスカしながら攻撃できる点も見逃せない。

連続技は「立ちS＞立ちHS＞セパルトゥラ」などが基本となりそうだ。立ちSには相手を浮かせる効果が、立ちHSには浮いてる相手を横に吹き飛ばす効果があるので、距離によってはセパルトゥラまで繋がらないことがある。その場合は、立ちS＞立ちHSの間にディレイをかけることで解決するので覚えておこう。

また、セパルトゥラがガードされても反撃を受けにくいので、最初は入れ込みでも問題ないが、ヒット確認ができるようになってきたら固めを意識してみると、ジオヴァーナの強みをさらに引き出すことができるはずだ。相手が攻撃をガードしている場合にセパルトゥラをソウ・ポエンチに変えるだけで、有利な状況で攻めを継続できる。

立ちHSが相手を横に吹き飛ばしてしまうので、ノーゲージの画面中央ではあまり連続技を伸ばすことができないが、立ちHSをしゃがみHSに変えると相手を上に吹き飛ばして連続技をさらに伸ばすことが可能だ。ただし、しゃがみHSは立ちHSよりもリーチが短いので相手との距離に注意して使い分けていこう。

以下にサンプルコンボをまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。

ジオヴァーナは、出し切っても大丈夫な技やガードされても有利な技を多数持ち、攻めている際のポテンシャルには光るものを感じるインファイターキャラだ。一方で切り返しに使えそうな無敵技は覚醒必殺技にしか無いので、防御に回った時はプレイヤーのガードスキル頼みになってしまう点が弱点と言えるだろう。

とは言え、必殺技の数も少なく用途も明確。そして連続技もそこまで難しくないと、初心者の人にはぜひ触ってみてほしいキャラクターだ。さらにテンションゲージが溜まっていくと攻撃力が上昇するという固有能力を持っているので、ついついゲージを余らせてしまいがちな人にも恩恵がある点が嬉しい。

オープンβテストで、サクッと練習してオンライン対戦に殴り込みにいくにはうってつけのキャラクターなので、本ガイドを参考にしてもらいつつ、プレイしてもらえると幸いだ。

HEAVEN OR HELL Let's Rock！！

全格闘ゲームファン待望の「GUILTY GEAR -STRIVE-」オープンβテストが2月19日よりいよいよ開幕！　さらに、PS4/PS5のダウンロード版を予約すると1日早い2月18日よりプレイすることが可能だ。まだ間に合うので、購入予定の人はこちらもあわせてチェックしておこう。