2021年4月6日、アニメ「Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-」のサイレント応援上映&キャスト舞台挨拶が、新宿バルト9にて開催された。本稿では、このイベントの舞台挨拶のレポートをお届けする。
記事後半には舞台挨拶終了後に行った、キャスト陣へのQ&Aも掲載するので、ぜひチェックしてほしい。
なお、Gamerではアニメ本編のレビュー記事も掲載しているので、本編をまだ観ていない方にはこちらも併せて読んでいただくのがおすすめだ。
今回の舞台挨拶の登壇者は、中村桜さん(晴海サワラ役)、高井舞香さん(晴海カジカ役)、桑原由気さん(晴海シンジュ役)の3人。ムードメーカーかつトラブルメーカーな長女・サワラ、元気で礼儀正しいがちょっとうっかり屋の次女・カジカ、小学生離れした大人びた考え方が印象的な三女・シンジュの“晴海三姉妹”。原作ゲームのストーリーでは、ガーリー・ポップユニット“サンボンリボン”を結成する3人でもある。
舞台挨拶は、この「ナナシス」作中でも際立った個性を持った“晴海三姉妹”を演じるキャスト陣による、愉快なこぼれ話満載のトークとなった。
中村さん、高井さん、桑原さんも三姉妹と同様、一緒にドラマ鑑賞をする仲
登壇した3人の自己紹介が終わると、最初の話題はアニメ「Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-」での三姉妹の活躍について。まずは3人とも、ゲームで長く演じてきた姉妹がアニメーションで描かれたこと、ストーリーの本筋とは直接関係ない描写も含め、この三姉妹らしいわちゃわちゃした楽しい描写が多かったことなどへの嬉しさを口々に語る。
また、このご時世もありアフレコは少人数ごとに行われたものの、中村さん、高井さん、桑原さんは一緒に収録することができたとのこと。ゲームの収録はいつもひとりずつだったため、新鮮かつ楽しい収録だったようだ。
お気に入りのシーンを聞かれると、高井さんは「3人が事務所で観ていたドラマが何だったのか気になった方は多いんじゃないか」と言及。確かに、詳細不明の恋愛ドラマを食い入るように鑑賞する3人の後ろ姿は、非常に印象に残っている。
この作中描写と似たようなシチュエーションとして、中村さん、高井さん、桑原さんの3人で、中村さんの自宅でドラマ鑑賞をしたことが最近あったのだとか。まだこのドラマを観ていなかった高井さんに対し、中村さんと桑原さんが「高井ちゃんにもハマってもらおう」と結託したことで行われた鑑賞会だったということで、晴海三姉妹に負けないくらい、そのキャスト陣もとても仲良しであることが伺える、微笑ましいエピソードだった。
桑原さんは「ゲームでは最近、9年後のシィちゃん(シンジュの愛称)などを演じることもあったから、アニメの三姉妹が楽しそうにわちゃわちゃしているシーンでも泣きそうになることもあった」という。
ゲームの時系列でいうと比較的序盤のエピソードである今回のアニメ。これに伴い、キャスト陣もまた「ナナシス」に出会ったばかりのころの自分を思い返すことも多かったようだ。3人が晴海三姉妹のキャストに選ばれた頃の思い出話も飛び出した。同じ事務所に所属し、元々顔見知りだった3人は、三姉妹の役に決まったときは抱き合って喜んだという。中村さんは「こんなに長く皆さんとご一緒できるとは当時はまだ思っていなかった」と感慨深げに語った。
Blu-ray特典の紹介では、滑川ノリユキの意外な人気が明らかに!?
ここでトークは2021年5月26日(水)に発売が決まった本作のBlu-rayに関する話題に。司会者が一般的なBlu-rayのパッケージよりもひと回りほど大きい豪華版(初回生産限定)のパッケージを掲げると、観客席からも大きな拍手が上がる。
豪華版の特典となる設定資料集からは、三姉妹のページを会場限定で初公開。アニメオリジナルとなる私服姿の3人の可愛らしさに、中村さん、高井さん、桑原さんも歓声を上げる。美術設定が描かれたページでは、本作の舞台のひとつである次世代アイドル劇場型スタジオ“ナナスタ”の内部の様子も細かに描写されており、ファンにはたまらないアイテムになりそうだ。
桑原さんは、作中でシスターズたちと敵対する男・滑川ノリユキのページもあることをアピール。すると客席からは滑川のイメージカラーとなっているらしい黄色のペンライトが少なくない数掲げられる。同じく豪華版の特典となる原画集の紹介でも、ボロボロになった滑川がスクリーンに映し出されると、会場からは笑い声と共に拍手が。作中では憎き悪役といえる滑川だが、物語のテーマに不可欠な人物として一定の人気を獲得し、愛されていることが伺えるひと幕だった。
続いて紹介されたこちらも豪華版の特典のブックレットは、各登場アイドルを演じたキャスト陣へのインタビューが、ひとりにつき1ページという大ボリュームで収録。また、先日ナナシスプロジェクトからの卒業が発表された総監督・茂木伸太郎氏と、アニメの監督・北川隆之氏の対談インタビューをはじめ、スタッフ陣の対談インタビューも充実している。先に読んだ中村さんいわく「これを読んだ上でもう一度アニメを観たら、見方が変わったりすると思う」とのことだ。
桑原さん、高井さん、中村さんからファンへのメッセージ
舞台挨拶の最後には、3人からファンへのメッセージが。
シンジュ役の桑原さんは「こんな状況だからこそ、ナナシスの“背中を押す”ってテーマや“青空になる”っていう言葉がすごく響くんじゃないかなと思います。Blu-rayも発売されますし、ナナシスが大好きな方はもちろん、ナナシス知らないよって方も楽しめるおはなしになっていると思うので、支配人になりそうな気配がする人を見分けて(笑)、おすすめしていただいて……。これからも私たち三姉妹とナナシスを末永く愛していただけたらなと思います。ありがとう、支配人」とのこと。
カジカ役の高井さんは「“僕らは青空になる”というタイトルの楽曲は、ファーストライブを受けてのアンサーソングになっていまして、今回のアニメを観たら当時の初心を想い出して、いろんなことがあったなぁって明るい気持ちにさせてもらいました。支配人さんのお手元にBlu-rayが届くころには、もう夏がすぐそこっていう季節になっていると思うので、ぜひ夏に観てほしいです。カジカちゃんが最後だけ夏服になっているところにも注目ですよ!」とのこと。
サワラ役の中村さんは「ナナシスという作品は自分にとっても一緒に歩んできた大切な作品なんですけど、支配人さんたちにもこのアニメを通して“ナナシスらしさ”が届いていたら嬉しいです。桑原さんも言っていたように、ぜひ今回のアニメをお友達にも布教していただけたらって思います(笑)。心に残るものはある作品だと思うので、まだ大変な時期ではありますがこの日々を一緒に過ごして、また支配人さんたちに会えたら嬉しいです」との言葉で、舞台挨拶を締めくくった。
中村さん、高井さん、桑原さんへのQ&A
ここからは、舞台挨拶終了後に行った、中村さん、高井さん、桑原さんへのQ&Aをお届けする。
――アニメ「Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-」では初期のキャラクターたちを久々に演じることになったと思うのですが、演じる上で気をつけたことなどはありましたか?
中村桜さん(以下、中村さん):気をつけたというのとは違うのですが、やっぱり3人で一緒に収録したのが初めてだったので、サンボンリボンのわちゃわちゃ感をより楽しく見えるように、アドリブも足したり、にぎやかになるように演じました。
高井舞香さん(以下、高井さん):支配人の皆さんも、動くサンボンリボンを初めて目にすると思ったので、演じている我々も、観ている支配人さんも「こう動いてくれたら嬉しいな」って思えるような希望を詰め込みました。
桑原由気さん(以下、桑原さん):長いこと演じてきたキャラクターだったので、逆にあえてアニメシリーズだからといって変えないということを意識しました。意識しすぎちゃうと固くなっちゃって、キャラクターも皆さんのイメージと変わっちゃうかもと思ったので。いつも通りにぎやかにできたらいいなと思って、シンジュらしさを大切にしました。
――7年間サワラ、カジカ、シンジュを演じる中で、ご自身のキャラクターへの印象は変わりましたか? 変わった場合、それはどんなところでしょうか?
中村さん:7年間演じたことを通して、見えるものが増えたなという感じですね。最初は表面上の晴海サワラだったんですけど、内側で考えていることとか、思っていることがストーリーを通してどんどん分かってきて。なのでちょっと突拍子もないシーンでも、その内側の気持ちとかを考えながら演じられるようになりました。
高井さん:カジカちゃんはストーリーを追う中で、まわりの影響で成長していく過程だっていうのがすごく見えるキャラクターだったので、私にカジカちゃんが寄ってきてくれることもあれば、全然違うところに行ってしまうこともあって、それはまだ続いていて。
カジカちゃんはこれから自分が納得する答えを見付けていくんだろうなっていうのを、私もいまは楽しみにしています。自分が彼女を作るんじゃなくて、彼女がどこに行くのかに寄り添いたいなって思うようになりました。
桑原さん:お芝居はすごく変わってると思います。もう7年前から収録しているので、聴き比べないでほしいなっていうくらい(笑)。それくらい自分も成長できてるのかなって感じる面でもあるし、逆に言うと最初の頃のシィちゃんは二度とできない部分もあると思うので、すべてを受け入れていただけたらなって思うんですけど。
ストーリーの中でどんどんアイドルとして成長していくシィちゃんと、人前で笑顔になるのが苦手だった子がどんどん成長していって、内面も変わっていってるところがお芝居の中に乗せられていたらなって思います。私もライブとかを経験するうちに、楽しむ気持ちだったり、皆さんに会える喜びを知れたので、それがお芝居に生きていたらなって思います。
Information
2021年5月26日(水)発売
★Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-
豪華版(初回生産限定)Blu-ray 11,800円+税(税込12,980円)
Blu-ray(通常版) 5,800円+税(税込6,380円)
https://www.toei-video.co.jp/special/project-t7s-a/
「Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-」U-NEXTで独占配信中
【配信期間】2021年5月25日(火)まで
【価格】1200円(税込)/視聴期限:3日間
【視聴ページ】https://video.unext.jp/title/SID0057296?rid=OF00223&adid=XXX&utm_source=content&utm_medium=official&utm_campaign=official
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