シーズが「OH MY GOD」を初披露！「アイドルマスター シャイニーカラーズ」3rdライブツアー福岡公演DAY1レポート

4月3日・4日の名古屋公演を皮切りに、4月24日・25日の東京公演、5月29日・30日の福岡公演と、3ヶ所を回るかたちで実施される3rdLIVE TOUR。その最後を飾る福岡公演では、新型コロナウイルス感染防止措置のため、観客数を抑えた現地会場での実施に加えて、アソビストア内「ASOBISTAGE-アソビステージ-」でのオンライン配信が行われた。

初日となる5月29日のDAY1公演では、いよいよシーズの2人がサプライズではないかたちで出演。これまでの公演に負けず劣らずのパフォーマンスの数々が届けられた。

ARを用いた幻想的なオープニング演出の余韻に浸る間もなく、冒頭に登場したのは、にちか役の紫月さんを加えたTeam.Solのメンバー。「SOLAR WAY」で笑顔に満ちた弾けるスタージを見せた後は、入れ替わりに登場したTeam.Lunaによる「リフレクトサイン」が披露される。特徴的な振り付けも印象に残るパフォーマンスを経て、Team.Stellaによる「プラニスフィア ～planisphere～」は、その表情からも楽しさを感じさせるステージになっていた。そして、シーズも加えた歌唱は初めてとなる「Spread the Wings!!」はまた一味違った感動を与えてくれた。

各ユニットからの挨拶を経て、最後にステージ上に残ったのはシーズの2人。緊張を感じさせつつ和気あいあいとしたやり取りを経て、早速各ユニットによる楽曲パートへと移っていった。

イルミネーションスターズによる「Twinkle way」は、東京公演に続き2人での披露となったが、それでも力強いパフォーマンスで魅せる。まばゆい限りの笑顔に、ところどころでお互いを意識するような仕草も印象的だった。

アルストロメリアは、3人の息があった可愛らしい振り付けが目に映える「ダブル・イフェクト」を歌い上げる。3人それぞれのサビ終わりのソロは、今回もそれぞれの魅力に溢れていた。

放課後クライマックスガールズの「五ツ座流星群」は、メンバーそれぞれの掛け合いがとにかく楽しい1曲。曲調も目まぐるしく変わっていく中で、振り付けも含めてパワフルに仕上がっていた。

曲始まりのシルエットからすでにユニットの世界観が表現されていく、アンティ―カの「Black Reverie」。これまでと比べても一層ギアの入ったパフォーマンスで、楽曲への入り込みをより感じさせる内容だった。

ストレイライトの「Hide & Attack」は、楽曲、演出、そして歌唱とパフォーマンスの全てが混ざり合い、カッコよさが詰め込まれた楽曲に。表情もそれぞれのアイドルを感じさせるもので、まさに目の離せない仕上がりだった。

ノクチルの4人が披露したのは「いつだって僕らは」。声が重なり合うことで表現される透明感が素晴らしい楽曲ではあるが、ユニット内のアイドル同士の掛け合いや目合わせなどの化学反応が多彩なところも魅力だ。

アンティ―カがMCを挟んで披露した「純白トロイメライ」は、よりストーリー性を感じさせる楽曲。中央に置かれた椅子やステージ、AR表現がギミックとして機能しており、完成度の高いダンスや歌唱とともに、見応えを感じさせる。

「シャニマス」の中でも珍しいスローバラードの楽曲であるアルストロメリアの「Anniversary」。しっとりと歌い上げつつ、終盤により一層感情が乗っていく、楽曲としてのスケール感を味わえる仕上がりになっていた。

続いて登場したノクチルは、トロッコ上で「あの花のように」を披露。最後はARで表現された花火が照らす中、ステージに再び揃った4人がパフォーマンスを魅せる。その後のMCでは、3rdライブツアーを通しての取り組みなどが語られた。

ここからのソロパートでは、まず北原さんはが歌唱・ダンスともに圧巻の「Going my way」を披露。全身に神経が行き届いたパフォーマンスで惹き込んだ後は、和久井さんがどこかノスタルジーを感じさせる楽曲「statice」を、透明感あふれる声で歌い上げる。礒部さんは、ユニットのときとは異なる恋鐘としての雰囲気を感じさせつつ、曲の後半ではトロッコに乗る場面もあった「アポイント・シグナル」を届ける。そして、ソロパート最後の披露となったのは芝崎さんによる「Darling you!」。シンプルな味付けだからこそ、楽曲の幸せな雰囲気を存分に感じられるものになっていた。

ここからは最後のパートへと移り、まずはストレイライトによる「Destined Rival」が披露される。今回も終盤のダンスパートが新たなものに切り替わっているなど見どころたっぷりだったが、その後のMCでは、北原さんのソロ楽曲に関するトークで3人の絆を感じさせる場面もあった。

放課後クライマックスガールズは、ARで表現された掛け合いとともにライブで映える楽曲「学祭革命夜明け前」を披露。合間のMCでは、楽曲中の振り付けの変化を実演を交えながら紹介していった。

イルミネーションスターズによる「Happy Funny Lucky」は、先に披露した「Twinkle way」と同様、弾けるようなパフォーマンスが印象的。その上で、正統派な楽曲だからこそ、元気で、かつエモーショナルな気持ちにさせるユニットの魅力が存分に表れていた。

そしてユニットによるパフォーマンスの締めくくりとして登場したのはシーズの2人。「OH MY GOD」の初披露となったが、ゲーム内に登場したそれぞれのP-SSR衣装姿で、クラブサウンドのダンサブルな楽曲を文字通り圧巻のパフォーマンスで魅せる。フルで聴く機会も今回が初となったが、とにかく楽曲・歌唱・ダンス全てに魅力たっぷりだ。

パフォーマンスの余韻を感じさせつつ、全員揃ったところで「Multicolored Sky」を披露して、多幸感あふれるままにステージは一旦幕を閉じる。

その後、会場および配信のプロデューサーたちのアンコールを受けて、まずは「シャニマス」関連の最新情報が届けられる。新たなフェス「フェスツアーズ」実装などのゲームの最新情報のほか、今回公開された「OH MY GOD」のフルサイズを先行公開することも明らかになった。

「アイドルマスター シャイニーカラーズ」シーズの楽曲「OH MY GOD」フルサイズ版が5月30日より先行配信！

ここで、今回のために描き下ろされたという各ユニットのアイドルたちを映し出す演出とともに再びステージに登場したキャストたちが「Color Days」を披露。ノリノリな楽曲を楽しく歌い上げた後は、各ユニットを代表したメンバーからのメッセージが寄せられる。特にシーズの紫月さんやソロ楽曲を披露したキャストからは、各々の思いの丈が語られる場面もあった。

そして最後に披露されたのは「Resonance⁺」。ステージ照明やAR、プロデューサーのペンライトが会場をカラフルに照らす中、7つのユニットが揃って披露された同楽曲が3時間に及ぶステージを締めくくった。