C.FIRSTが参戦！心で叫んだ「アイドルマスター SideM」6thツアー東京公演DAY1をレポート

北海道、神戸、東京の全国3カ所を巡る本ツアーは現地での有観客に加えてASOBISTAGEでの配信も行っている。アーカイブ配信はDA1／DAY2共通で1月10日（月・祝）18時～1月17日（月）23時59分（購入は1月17日（月）12時）まで行われる予定なので、リアルタイムに視聴できなかったプロデューサーたちはこちらを利用しよう。

2021年11月に行われた神戸公演のバトンを受け取り、2022年最初のライブとして始まった東京公演。Legendersの3人の掛け声からスタートし、全員で「NEXT STAGE！」を熱唱する。

ライブ初参加となるC.FIRSTも、新衣装「ディライトディレクション」をまといながらステージへ登場。緊張も大きかったようだが、同じように追加ユニットとしての参加を経験した笠間さんが「ステージの先にいるのはプロデューサーだから」と声をかけたところ、安心したようだと話してくれた。

トップバッターを飾ったのはF-LAGSの「Hope's Journey」で、座ったまま行う可愛らしい振り付けも披露。この楽曲の第一声を担当した比留間さんもC.FIRSTのメンバーと同じく、周年ライブは初参加となる。後に緊張したと話していたが、さまざまなイベントを経て楽しむ余裕ができたと振り返ってくれた。

続いて仲村さんが、歌詞をじっくり堪能できる映像の下で「THE FIRST STAR」をフルバージョンで歌う。ステージを大きく移動し、配信も含めたすべてのプロデューサーへ輝くような一番星の笑顔を振りまいていく。寺島さんの「HAPPY×HAPPYミーティング」とお互いに振り付けを交わしながらバトンタッチするという演出には、胸がいっぱいになったプロデューサーも多かったのでは。冬馬を思わせる髪のハネまで再現した寺島さんは、力いっぱいのジャンプや「楽勝！」フレーズまでトップアイドルさながらの貫禄を見せつける。プロデューサーたちが心のコールを飛ばした初披露の「喜怒哀楽万国共通-Burn it up!-」では、益山さんと深町さんが背中でその歓声に応えていた。

MCパートでは三瓶さんが本番は緊張したと話し、比留間さんも緊張したがプロデューサーの顔を見たら自然と笑みがこぼれたとコメント。益山さんはハッピーになってほしいと願いながら歌ったそうで、深町さんも配信の声も伝わっていたと笑顔を見せる。仲村さんは「THE FIRST STAR」について何度歌っても楽しいと語り、ステージ裏へ「たのし～～！！」と叫びながら戻っていったそうだ。

いよいよここで、アプリ「アイドルマスター SideM　GROWING STARS」からの追加ユニットであるC.FIRSTの3人が躍動感にあふれた「We're the one」で会場を沸かせる。固唾を飲んで見守っていたプロデューサーも、大舞台への初参加とは思えない完成度の高さや安定感に不意を突かれたことだろう。間奏でもキレのあるダンスを披露し、なかでも宮﨑さんは3Dライブの百々人そのままのウィンクまで届ける。これはトークでも話題になり、Legendersのメンバーが仕上がりを絶賛しつつ背中を押されたと話す場面もあった。

Legendersの「Legacy of Spirit」では、飛び交うレーザーが楽曲のもつ鋭さをさらに強調。後に時を止める演出にもこだわったと明かされ、汐谷さんの「いくよ！」という宣言はプロデューサーの心臓を鷲掴みどころでは済まさなかったはず。F-LAGSの「夢色VOYAGER」では浦尾さんが歌詞のアレンジで高揚感を煽り、ついに寺島さんがMCパートで「とんでもない！！」と叫んだ「ROMANTIC SHAKER」へ。低音が心地よく響く“特濃チャオ”に留まらずカメラが神原さんへ近づき、神原さんの人生初となった“顎クイ”をはじめ2人きりのデートをしているような構図に。久しぶりのソロには緊張したそうだが、十分に北斗の世界へ酔いしれるものだった。

ここからはひと際エモーショナルな楽曲のターンに突入し、夕焼けの河川敷で語り合うかのよう「オモイノウタ」、美しい青・白・赤のトリコロールカラーが会場を彩った「With..STORY」でプロデューサーを魅了。2015年に開催された「THE IDOLM@STER SideM 1st STAGE～ST@RTING!～」以来となる「Planet scape」はパートを再構築し、寺島さんの発案でお互いのソロの部分も入れ変えたという。そして寺島さんと神原さんに仲村さんが加わって始まった「流星PARADE」は、3人のみとは思えないほどの熱量を放っていた。

新たなユニット衣装で再登場したラストスパートは、DRAMATIC STARS＆神速一魂＆F-LAGSの5周年アニバーサーリー「Fine Day！Find Way！」から開始。プロデューサーのすぐ近くをトロッコで移動し、後方ステージでは神速一魂の2人が裾をはためかせながら「バーニン・クールで輝いて」を歌い上げる。

Jupiterの「BRAND NEW FIELD」ではアニメを思わせる演出やセリフアレンジに加え、2人が翔太のポーズを決めてプロデューサーたちに激震が走る。「Not Alone」ではC.FIRSTが歌詞に合わせた振り付けを決め、Legendersの「Make New Legend」では青い炎も巻き上がり、額縁に映し出すような映像演出やソロのダンスパートを盛り込んで新たな世界を切り拓いていく。最後の曲という宣言にはアイドルたちがプロデューサーの「え～～～！！」という残念な声を代弁し、始まりの「DRIVE A LIVE」で締めくくられた。

配信を視聴しているプロデューサーの協力でアンコール数が315万に到達すると大きな花火が上がり、初披露の「Growing Smiles!」やTHE IDOLM@STERシリーズ15周年記念曲「なんどでも笑おう」「Beyond The Dream」でDAY1は終了。16ユニットが勢揃いするDAY2ではどんな景色が待っているのか、非常に楽しみになる1日だった。