Gamer編集部がその週にプレイしたゲームについて、気ままに紹介していく「編集部が遊んだゲーム」。GWを挟んで久々の更新となりますが、新しい仲間が加わりました。
どうも、TOKENです。GW期間中はいろんなゲームをプレイ、と思っていましたが蓋を開けてみればひたすら「パワプロ2022」を遊んでおりました。これも全て栄冠ナインが悪いのだ……。
もともと戦略的に何かをするのは得意ではなく(脳筋+ステータスのバランス取りたい人)、「パワプロ2020」のときは甲子園で全然優勝できなかったのですが、今回は思ったよりも早い段階で優勝できました。いやあOB選手はやっぱり強いですね!(福浦選手がすごい能力になってくれました)
さて、パワプロだとあまりスクショを撮る場面がないので今回は私の担当アイドルのスクショ置いておきますね。三峰結華という子なのでどうぞよろしくお願いいたします(謎宣伝)。
来週あたりにはほかのゲームに着手したいなあと思いつつ、また「パワプロ2022」のことを書いていそうな予感がしております。
ついに、「Valorant」を始めました! きっかけはもちろん4月に開催された「VALORANT Champions Tour」でのZETA DIVISIONの活躍です。GW中に友人たちと飲みに行く機会があったのですが、そこで全員が実は本作に興味を持っていることが発覚し、飲み会もそこそこに帰宅、酔いも醒めぬままみんなで遊んでみたら予想以上に面白くハマってしまいました(笑)。
「Valorant」はタクティカル系のFPSということで勝手にハードルを感じていて、これまで積極的に触れてこなかったのですが、プレイしてみると意外と遊びやすいです。緩急があるタイプですが、基本的なゲームスピードは早くないので、ゲーム酔いで「Apex Legends」を遊べなかった友人も巻き込んでワイワイ遊んでいます。もちろん座学はかなり必要だなと感じておりますが……!
日本でもeスポーツを! という試みは色々となされていますが、個人的にはやっぱり選手たちが競技シーンで結果を残して、それがタイトルの盛り上がりに繋がるというのが見ていて一番嬉しく感じます。そのためにも今後とも話題のタイトルには全力で乗っかっていこうと決意を新たにするのでした(ただのミーハーともいう)。
対戦ミステリーシミュレータ「CRIMESIGHT」を遊びました。テーブルトークRPGの人狼のような印象を受ける作品ですが、ルールにはかなり違いがあり、どちらかというとボードゲームのように遊べる作品です。
プレイヤーはSherlock陣営とMoriarty陣営に分かれ、キャラクター(Pawn)を動かしそれぞれ目的の達成を目指します。プレイヤーは参加者ではなく駒を動かす側なのです。なのでプレイ感としてはチェスや将棋を遊んでいるような感覚に近かったです。
また、人狼は誰がいつ何をしたかを覚えておき、その言動に整合性があるかを見極め指摘する必要があるのですが、「CRIMESIGHT」では、誰が誰にとっての敵なのか、味方なのか、といった候補をシステム側で細かく絞ってくれるので、究極的にはあまり考えなくてもなんとなく遊べます。そういう意味では参加への敷居は低く気軽に遊ぶことができます。麻雀の役を知らなくても「麻雀格闘倶楽部」は遊べるみたいな感じですね。
プレイヤーが操作するPawnはターゲット・キラー・ノーマルの3種類。Sherlock陣営はターゲットを守るべくキラーを探す必要があり、Moriarty陣営はキラーがキラーであるとバレないように動かし、ターゲットを倒す必要があります。
となれば、上述した自動でキラーを絞ってくれるシステムで簡単にバレてしまいMoriarty陣営が不利なのでは?と思いますが、実際適当に動かしているとバレやすいです。ただ、本作ではキラーがバレてもゲームが即座に終了するわけではありません。キラーがバレたとしても、すぐにターゲットを倒せる状況を作り上げていればMoriarty陣営の勝利になる可能性は残っています。
もちろんすぐにキラーとバレてしまうとその状況も作りにくいので、いかにバレにくく行動し、いざというときにターゲットを狙いにいける環境を作り上げるかというのが勝利のカギになるのかなと感じました。逆にSherlock陣営はキラーを見つけた上で、ターゲットがキラーに倒されない状況を作る必要があります。ここが結構プレイヤー同士の思考の読み合いになるので、油断できず、面白いところでもあります。
そしてプレイヤーは駒を動かす側に過ぎないので、やられたらそのプレイヤーは脱落というシステムがないのも好印象。全員最後までゲームに参加できます。2人から4人までの少人数で遊べるのもありがたいです。
また、最初からどちらの陣営かわかっている2人プレイと、誰がどの陣営かわからない3人以上のプレイでは、思考の仕方が変わってくるのも面白かったです。細かいルールなどはこちらのプレイレポート記事で触れられているのでよろしければそちらもご確認ください。
お久しぶりです。4月は思いっきり体調を崩してしまい、仕事とゲームから離れて生活していました。伊坂幸太郎氏の「アヒルと鴨のコインロッカー」をはじめとする小説を読んだり、「四畳半神話大系」とのコラボでも話題の映画「サマータイムマシン・ブルース」(原作は戯曲ですが)を観たり、不甲斐ないながらも中々良い刺激を受けたひと月だったと思います。二度と繰り返したくはないですけどね!
さて、5月に入っていくつかゲームを触ってきたのですが、今回は「Indie World 2022.5.11」でも紹介された「Card Shark」の体験版のインプレを語っていきます。陰謀の渦巻く18世紀フランスを舞台に、悪い貴族からトランプのイカサマで金を巻き上げる、という、聞いただけでもワクワクする作品です。
主人公は、酒場でこき使われている口のきけない青年。彼がとあるきっかけでサンジェルマン伯爵と名乗る男に出会い、イカサマの手伝いをしたことから、二人の物語は始まります。
メインとなるイカサマは、伯爵をはじめとしたさまざまな人から教えてもらうことができ、練習を重ねた上で本番へ臨む……という流れ。操作自体は簡単ですが、ゲームを進めるにしたがって、記憶力やすばやい対応を求められる複雑なものになっていきます。
イカサマですから当然バレてはいけないのですが、本作では相手からの疑われ具合がゲージとして可視化されています。掛け金が増えるほどバレやすくなるというのが、リアルと通ずる部分もあって面白いですね(当然やったことはないですが)。
思ったよりボリュームがあり、まだプレイの途中なのですが、主人公の青年とサンジェルマン伯爵の関係性も興味深いですね。伯爵の教えで、青年がイカサマだけでなく人間的に成長していく描写もあり、二人がどうなっていくのか気になります。
長くなってしまいましたが、ゲームとしても駆け引きがあって面白いですし、かなりおススメできる作品だと思います。難易度も選択可能なので、イカサマしたくなってきた人はぜひ遊んでみてはいかがでしょうか!
今週はお休みです。
期待している人も多かったであろうアドベンチャー作品「春ゆきてレトロチカ」がついに発売されました。私も期待していた1人と言うことで早速プレイを開始。期待通りのミステリー展開とマルチロールシステムという目新しさのある実写映像もさることながら、推理編をプレイすることで何となく正解まで導いてくれるバランス感がたまらない作品です。そのうえで最後の答えはプレイヤーに委ねてくれるのが本当に推理してる感覚になれて良いんですよね。
と何だか余裕ある感じで書いていた私を待ち受けていたのが3つ目の事件。これまでの2つの事件では問題編を見てる内に怪しい人物を特定できて、推理編を経れば事件の全容も把握できました。しかし、3つ目の事件では推理編ですべての仮説を見ても何だかモヤモヤが残った状態。要するに真相が分からなかった訳です。
それでも結果だけを言ってしまえば、解決編で桜庭ななみさん演じる主人公に導かれ、都度求められる解答を選択していくことで、事件自体は無事に解決できました。ただ、一部の登場人物の行動理由などは明らかとならず、謎が残ったままで、作品全体を通して描かれる謎をより深める結果となりました。
こういう書き方をしてしまうと展開にスッキリしていない感じに受け取られてしまうかも知れません。ですが決してそういう訳ではなく、むしろ解決編で正解を選択した時のやったった感とでも言うべき達成感や爽快感は、それまでの2つの事件よりも強く感じることができました。
また、推理編で仮説を立てる段階でも、モヤモヤが残っていたからこそ、こんな仮説はありえないよな、でもこれならありえるか?といった推理している感覚をより強く味わえました。もしかしたら、名探偵もこんな風に明らかに違う仮説を切り捨てたりしながら、真相に辿り着くのかも知れません。そうしていく内に作品全体を通したドラマの続きが気になり、手が止まらなくなる訳です。
そういった意味では、普段あまりミステリーに触れない私のようなタイプの方が推理している時の高揚感を強く感じられて向いているかも知れません。ただ、複数の事件を経ることで、散らばっていた謎が少しずつ収束していく感覚は、ミステリー好きも満足できるものになっていると思います。映像を見て手に入れた情報をパズルの様に組み合わせ、謎を解いていく感覚はゲームならではの体験だと思うので、ぜひ多くの人にプレイしてもらいたいですね。
本作は全編を通して配信を禁止しており、ネタバレに注意を払っている作品なので、私も画像無しでお伝えしてきましたが、何の画像も無いのもアレなので、「FGO」の2,500万DL記念で交換した「セイバーオルタ」を最後に貼っておきます。「ヘファイスティオン」と迷ったのですが、スト限は貴重ですしね。
Gamer読者の皆様、はじめまして! 今回より「編集部が遊んだゲーム」に参加させて頂く島中一郎と申します。ホラーとミステリー、ボードゲーム関連の紹介が多めになると思うのですが、これからどうぞ宜しくお願い致します。
今週は、スクウェア・エニックスより5月12日にリリースされたミステリーアドベンチャー「春ゆきてレトロチカ」……の予習を兼ね、同社より2018年にリリースされたシネマティックアクション「THE QUIET MAN」をプレイしておりました。
本作は「春ゆきてレトロチカ」と同様、実写映像を取り入れた内容となっているのですが、本編にBGMと音声、文字情報が無いことを特徴としています。キャラクター同士の会話が終始無音のまま進むため、表情や仕草、シチュエーションから物語を読み解く必要があるわけです。
ゲームクリア後は、音声有りのモードがアンロック。ここから初めて物語の真相が明らかになっていくのですが、主人公と意外な関係を持つ人物や、音声なしの時とはガラリと印象が変わるシチュエーションなど、多くのことに驚かされました。
音が無い1周目のプレイでは見落としていたポイントも多く、「もっとしっかりプレイしておけばよかった!」と悔しく思う瞬間も。今後のゲーム作品に対する向き合い方にポジティブな影響を与えてくれるような、唯一無二の作品に仕上がっていると思います。